みんなでハッピーになれるマウナロアMMJ
女性ならではのきめ細やかさとアロハな心が、たくさんの人々を幸せに導いてくれる。
公開日:2011.07.04
更新日:2020.05.11
※マウナロアMMJは閉店しました。(2020年5月現在)
アロハ~! アロハストリート・ジャパンの石井です。
4回目を迎えた特集企画。そこで、ハワイファンに大人気の東京は恵比寿にあるマウナロアMMJにおじゃまし、執行役員の有賀さんにお話を伺ってきました。
こちらのショップのスタッフはほとんど女性ですが、みなさん、とってもキュートで元気いっぱい。店内に一歩足を踏み入れば、ふんわりとやさしい香りが漂います。ハワイアンテイストたっぷりのオリジナル雑貨やステーショナリー、アパレルなどが、一瞬にしてハワイに誘ってくれるすてきなショップで、大人気の理由も納得です。
こちらのみなさんは、東京の中心で東日本大震災に遭い、不安や恐怖感に襲われていたなかでも、彼女たちは、女性ならではの“気づき”や“今できること”を実行されていました。
「当たり前にあったものが、当たり前でなくなっても、ここ東京で不自由することはそれほどなく十分に生活できる。節電など小さな積み重ねで、少しでも被災地や被災者の力になることを願っています」と、おっしゃる有賀さんの言葉に“今”でも十分に機能している東京と被災地とのギャップを再確認し、これからも少しでも“できること”を実践していくことが重要と感じました。
義援活動の意味と続けていく大切さ。
「続けていくこと、風化させないことだと思いました。3カ月たって、だいぶ都心は落ち着きを取り戻しましたが、被災地はこれからなんです。今後は被災地と連携をとり、子供服や雑貨のなかから、すぐに役立つものを送ったり、9月には、またチャリティーバッグの販売をしたりする予定です」と、今後の活動にも力を注ぐことを話してくれました。
チャリティバッグとは、今年のGWに“今できること”として、マウナロアMMJで販売されたもの。その売上を被災地への義援金として寄付されました。「チャリティーとはいえ、お客さまが本当に買ってくれるのか、そもそもみなさんが来店してくださるのか、GWには東京も落ち着くと耳にしていたとはいえ、混沌とした状況だったので」と、不安と緊張感があったそうですが、予想外に朝からたくさんの人が来店しくださって、あっという間にチャリティーバッグは完売したそうです。また、ショップの外にまでたくさんのお客さまが溢れていた光景を目にし、有賀さんをはじめスタッフは、自分たちの活動に賛同してくれる方がこんなにもいらっしゃったことに、とても胸があつくなったそうです。
そして、お客さまからも「地震のあと、家にいてばかりだったので、気分転換になった」「やっぱりこちらにくると癒される」「好きなハワイを通して支援できてうれしい」などとあたたかい言葉をたくさん頂いたことに、心から感謝されていました。
GWに販売されたチャリティーバッグ↑。エコバッグに人気の雑貨がたくさん詰めこまれていました。オンラインショップでも完売。ちなみに、9月にもまた販売される予定なのでお楽しみ!
お客さまの声に励まされて。
「仙台の被災地のお客さまから電話があって『家もフラの道具も衣装も何もかも全部流されたけど元気よ!それにフラは続けるから、こないだの衣装、キャンセルしないからね!』っておしゃってくれたんです。まだライフラインもままならない被災地からだったので、逆にこちらが元気をもらい、励まされ、前向きにいかなきゃと思いました」と、お客さまとの大震災後のエピソードも教えていただきました。
また、「大震災後には、こうしたお客さまからの応援や温かい声が各ショップに寄せらせて、本当に励まされ、涙がでてくることもありました」と、お客さまとアロハな気持ちで繋がっていることを実感するお話に、こちらまで感極まる思いでした。
ほかにも東大のフラサークルのOGが福島県のスパリゾートハワイアンズに千羽鶴ではなく千羽亀(メッセージを入れて)を送るカメリナプロジェクトに協力をしたり、今もさまざまな活動に取り組んでいます。
インタビューのなかでも、有賀さんがおっしゃっていましたが、「小さな力が集まって大きな力になっていくんです」という言葉に、今、ひとりひとりができることを実践していきたと思いました。そのパワーはきっと日本に何か奇跡を起こしてくれるかもしれませんね。その日がくることを信じて!
Mahalo!
【マウナロアMMJ】
住 所:〒150-0013 東京都渋谷区渋谷区恵比寿1-15-6
電話番号:03-5421-0043
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