記念すべき10周年〜華やかなフラの饗宴
今年で第10回目を数える「フラ・ホオラウナ・アロハ 2011」。アラモアナセンターで華やかに繰り広げられた「ホイケ」ことエキシビションの様子をどうぞ。
公開日:2011.07.26
更新日:2017.06.14
7月9日 「ホイケ」エキシビション |
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今年で第10回目を数え、記念すべきイベントとなった「フラ・ホオラウナ・アロハ 2011」。アラモアナセンターのセンターステージで華やかに繰り広げられる「ホイケ」ことエキシビションは、日本から訪れたダンサーの関係者やローカル・ファミリーがレジャーマットや折りたたみいすなどを用意して、早朝から最前列席の奪い合い合戦が繰り広げられていました。 この日から3日間に渡り開催されるフラの祭典の始まりにみんなワクワク顔です。このイベントが開催された第1回にはわずか7組の参加者だったダンサーチームも、10回目を迎えた今回は、45組のチームが参加する規模になりました。ハワイと日本のフラをつなげる一大イベントの様子をさっそくご紹介しましょう。 |
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■全10回すべてに出演した少女が美しい女性へと成長 |
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フラを愛する人ならもちろん、ハワイのフラ世界にこの方あり、というほどのカリスマ的なクムフラ、カヴァイカプオカラニ・ヒューエットさん。そんなヒューエットさんの心に響くチャントで今年もエキシビションの幕が開きました。 10年前の第1回開催時には、まだ小さな少女だったケイキダンサーが今では立派に成長し、ソロで美しいフラを舞い、その成長振りに誰もが見入っていました。 ローカルハラウのケイキチームも登場し、ウェルドン・ケカウオハのライブ演奏に合わせて踊りました。ステージ上で「みんな一歩左へ」とウェルドンから誘導されると、右へ左へと、ばらばらな一歩を踏んでしまったあどけない子どもたち。そんな彼女たちのなかからも、これから先の10年で立派なクムフラが誕生するのでしょうね。 |
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■ハノハノ・アワードも受賞したホク・ズッターマイスター登場 |
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華やかな衣装に身を包んだフラ・シスターズに混じって、ホイケタイムでは、ローカル・ミュージシャンのエンターテインメントや地元ハラウによるフラ・ショーもお楽しみのひとつです。今年はハワイでのグラミー賞と呼ばれるナ・ホク・ハノハノ・アワードで、2008年ハワイアン・アルバム・オブ・ザ・イヤーなど6タイトルを受賞した、ホク・ズッターマイスター氏が登場。彼の演奏&歌に合わせた、ヒューエットさんの美しく大胆な舞いは、すべての観客の目と心を奪っていました。 また地元ハラウによるフラ・ショーでは、子どもたちによるかわいいケイキ・フラをはじめ、本場のフラ・シスターたちによる迫力満点の踊りに拍手喝采。ダンサーたちの家族やハラウ仲間たちで会場は大いに盛りあがっていました。 |
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朝の10時にアラモアナセンターのセンターステージで始まったフラの祭典「ホイケ」は8時間に渡り繰り広げられました。この晴れ舞台のために練習を重ね、そして、フラの本場ハワイで踊りきった日本のダンサーたち。ひとりひとりの笑顔に大きな達成感と喜びがあふれ、輝いてみえました。 今回10周年を迎えたこのイベント。初回からずっと司会として支えてきたクムフラ、ノエラニ・チャンさんと、通訳・日本語司会のミホコ・テイラーさんに、ヒューエットさんからサプライズの感謝状が手渡される場面も…。10年間を振り返って大きなハグをする二人の姿に、出演者や開場の観客のみなさんから温かい拍手が贈られていました。来年もまた同じ舞台でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています! フラ・ホオラウナ・アロハ2日目 フラ・ホオラウナ・アロハ2日目 フラ・ホオラウナ・アロハ3日目 <!-- フラ・ホオラウナ・アロハ2日目 フラ・ホオラウナ・アロハ3日目 --> |
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