ハワイにさっそうと登場した真っ赤な階建てバス「アロハ・バス」。今年の4月に運行スタートしてからというもの、街で見かけるたびに「あの２階からはどんな景色が見えるんだろう…乗ってみたい！」と思っていたのです。さて、どんな景色が見えるのか、ヨリエといっしょに確かめてきましたよ～！
ワイキキ、アラモアナ、ワード・センターズ、ダウンタウンと、ホノルルの主要スポットを運行しているアロハ・バス。チケットは1日券。2日券、3日券とあり、有効時間内であればどの停留所から、何度でも乗り降り自由です。チケットは、こちらの予約フォームで日本から手配可能。ハワイに着いたら、ワイキキのシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル内のチケットオフィスでチケットを受け取るだけでOK。また、事前予約を忘れてしまっても、アロハ・バスに乗る時にチケットを買うこともできるので、気軽に利用できますよね。
さて今回、私たちはアラモアナセンターから乗ることにしました。アラモアナセンターのアロハ・バス停留所は、センター山側のノードストローム横、トロリーなどが停まるのと同じ場所です。
さっそく階段を上がって2階へ。こーんなにかわいいキッズがいましたよ～！ 一番前の席はこんな風にシースルーになっていて景色が見渡せるので、キッズに人気なんですね。
さあ、バスが動き出しました！ アラモアナセンター山側の駐車場を走ります。2階建ての高さは、駐車場の屋根ギリギリ。まるで穴の中をすり抜けていくようでスリリング～！ 乗車早々、２階建てバスの醍醐味をばっちり堪能です。
センターを出て、ハワイの真っ青な空の下へ！ 太陽がさんさんと輝く街の中、心地よく風を感じながら進んでいきます。気分最高～！
色鮮やかに咲き乱れる街路樹のシャワーツリーも、手の届きそうなすぐ近くに！ 地上から見上げるだけではわからなかった、花びらひとつひとつまでよく見えます。ああキレイ～。
アラモアナ地区からカカアコ地区を抜け、バスはビジネスの中心地、ダウンタウンへ。官庁ビルやオフィスビル、美術館などが立ち並び、折り目ただしく整理された街並みは、上から見下ろすとその美しさがよくわかります。ちなみに写真に写っている建物は、ホノルル美術館です。信号が目の前に迫ってきて迫力満点！
「右手に見えるのが、パンチボールの丘です。内部は国立太平洋記念墓地となっており、3万人以上の兵士の魂が眠っているんですよ」と案内するのは、真っ赤なユニフォームを着た「アロハ大使（アロハ・アンバサダー）」。アロハ・バスにはこのアロハ大使が同乗し、チケットのチェックやおすすめスポットの紹介、また希望者にはアクティビティの予約代行もしてくれます。ちなみに、最初に掲載したヨリエと私の２ショットは、アロハ大使が撮ってくれたんですよ。質問があれば何でも教えてくれるので、安心ですね。
ダウンタウンの中心地を進むと、ビルとビルの間に海が見えてきました！ 景色の中に、こうして突然海が登場するのがハワイらしいですよね。バスはどんどん海へと近づいていきますよ～。
どーん！ 道の突き当たりに広がる海、そしてバスを待ち構えるように浮かぶ真っ白な客船。バスの全員から「おお～！」と歓声が上がります。ここは、アロハタワーのあるホノルル港。貨物船が行き交い、海水浴客でにぎわうビーチとは違う景色のこちらも、またハワイの海なのですよね。
ダウンタウンを抜け、埠頭の工場地帯を過ぎ、ヒロ・ハッティでバスは折り返します。巡回ルートとなっているので、行きとは違う道を通るのも楽しいところ。帰りのルートでは、チャイナタウンへ。道の名前が書かれた看板が、目線の位置に！ 漢字で通り名が書かれているのもチャイナタウンならではですね。
ダウンタウンの名所、カメハメハ大王像。いつもは見上げる大王像も、アロハ・バスから見下ろすとなんだか得した気分に。
いよいよバスはワイキキに突入です。こちらのお店がどこかわかった人はハワイ通！ 答えは…パンケーキで有名なエッグスン・シングスです。お店の２階とちょうど同じ高さなので、ラナイ席でパンケーキを食べているお客さんと「ハーイ！」なんて挨拶したりして。
こちらはロイヤル・ハワイアン・センターの人気店、チーズケーキ・ファクトリー前。真っ赤な２階建てバスは、みんなの視線を集めまくり、写真を撮られまくりながらワイキキの中心を進みます。う〜ん、快感！
さあ、ワイキキビーチが見えてきました！ ヤシの木の向こうに広がるビーチパラソル、そして真っ青な海。沖に出ているサーファーの姿までバッチリ見渡すことができます。潮風が心地いい〜。ワイキキビーチを背景にはい、チーズ！ こんなショットが撮れるのも、２階建てバスならではですね。
「アロハ・バス、最高！」とみんな満面の笑顔でシャカ。アロハ・バスでは２階席から新鮮なハワイの景色を堪能できるだけでなく、専用イヤホンで日本語をはじめ５カ国語の音声ガイドを聴くことができます。いま走っている場所のおすすめポイントや歴史、トリビアなどを知ることができるので、とってもお得。ハワイを深く知ることで、ますますハワイが好きになってしまうはずですよ。
新しい発見がいっぱいのアロハ・バス。みなさんも、ぜひトライしてみてくださいね！
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