ハワイの風景が精巧でキュートなアートに!
キラキラしたハワイの風景を精巧でキュートなアートに仕上げるアーティスト栗山さんにインタビュー!
公開日:2011.09.12
更新日:2017.06.14
会員番号028
イラストレーター/アーティスト
栗山義勝
少し懐かしくて温かい、キラキラしたハワイの風景。ハワイ好きの人が見たら「あ~、これわかる、わかる!」と思わず声を出してしまいそうな、精巧でキュートなアート。そんな作品を作り続けるアーティスト栗山さんにインタビューしました。
★栗山さんの作品はアロハストリート・セレクトでチェック!
キラキラと輝くハワイの風景を、栗山さんオリジナルの作風で描き上げたポスターやポストカード、驚くほどリアルでかわいらしいオリジナルミニチュアアートなど、人気の作品が通販で購入可能。詳細はアロハストリート・セレクトでご確認ください。2012年版のカレンダーもまもなく販売開始です! お楽しみに。
チューブから絞ったばかりの絵の具、
ハワイはそんな色であふれてる!
───ようこそハワイへ! 栗山さんのすてきな作品をいつも楽しみにしています。
ありがとうございます。とにかくハワイが大好きなので、ここに来られること自体うれしくて、なんだか浮き足立ってます。ハワイって、どこへ行っても「いい香り」にあふれてると思うんだけど気のせいですかね(笑)。
───以前からハワイモチーフにこだわっていらっしゃったんですか?
北海道の稚内という北の地に育ったので、常夏のハワイにずっと憧れてました。ヤシの木が大好きで、見たこともないのによく描いてたんですよ。そして、10 年ほど前に初めてハワイへ来た瞬間「僕が作りたかったのはこれだ!」って思ったんです。着陸前の飛行機から見たハワイの色の鮮やかさに、ノックアウトされました。チューブから絞り出したばかりの絵の具みたいな、すごくきれいな色が印象的で。そこからはハワイの絵だけを描き始めました。
───栗山さんのアートは、ハワイ好きにはたまらない「仕掛け」も魅力ですよね。
そう言ってもらえるとうれしいです。ただ風景を絵にするのではなく、そこにいる人々や空気感も再現したいんです。だから、カラカウア通りにはオウムを連れたおじさんがいたり、観光客がさりげなくABCストアの袋を持ってたり、そういうポイントは外さないよにしてます。
───思わず、「あー、あるある! この場所知ってる!」って言いたくなりますもん。
まさに、そんな声が聞きたくて作品を作ってるんですよ(笑)。ハワイが大好きな人たちに「やっぱり? わかってくれた?」って言いたくなる。その絵をみた瞬間に自分がハワイにいるような気持ちになる、そんなアートが目標です。
持って帰れないなら作ってしまえ!
リアルなミニチュア作品も大人気
───栗山さんの作品は、絵だけでなく立体のミニチュアアートも人気ですよね。
ハワイから帰るとき、大好きなABCストアやビーチのライフガードタワーを持って帰りたいって思ったけれど、それは無理(笑)。ならば、ミニチュアで再現してしまえ! と思ったんです。もともと細かい作業が大好きなので、ミニチュア作りは楽しいですね。たとえばABCストアなら、店内のスパムやライオンコーヒーのパッケージまで作り込む。日本での作品展では、ミニチュアアートに何時間も見入ってくれる人がいるんです。作者冥利に尽きますね。
───繊細さに驚きました。アロハストリートのマガジンラックも再現され感激です!
アロハストリートを手に取るとハワイに来た~って感じます。だからラックの中の雑誌も、開いて中が見えるように作ったんですよ。
───今後、作品にしたい場所は?
ハワイはどこでも「絵になる」ので、散歩して気に入ったらすぐ写真を撮ったりスケッチしたりしてます。とくに気になるのは、ノースショアかな。ハレイワのノスタルジックな雰囲気やきれいなビーチ。あと、今回はマウイ島へ行くのでラハイナの街並みをぜひ描いてみたいです。
───ハワイでは、いつもどのように過ごされるんですか?
ショッピング好きな奥さんに連れられて(笑)アラモアナセンターは必ず行きますね。あとは、子どもと一緒にビーチで遊んだり、ゆっくり散歩するだけでも十分楽しいです。なにせ北海道から来ると、温度差や空気感の違いからか、どこへ行っても新鮮でうれしくなってしまうんですよ。新しい作品のインスピレーションを感じながら、ワクワク&リラックスしてます。
───今回はお子さまもハワイデビュー!
させちゃいました(笑)。それにしても、ハワイは本当に子どもにやさしいですね。強面の税関のおじさんまで、赤ちゃんにはフレンドリーですもん。ますますハワイが好きになりました!
瞳を輝かせながらハワイへの想いを語ってくれた栗山さん。「いつかハワイで個展を開きたい。そしてさらには世界中のハワイファンに僕の作品を見てもらいたい」と夢を語ってくれました。これからも素敵なアートで私たちを楽しませてくださいね。
- この記事をあとでまた
みたい場合は、
マイページにクリップ!