いつの時代も女の子が憧れる人気職業、キャビンアテンダント。今アメリカでは、「アメリカ最大規模の国際航空会社」といわれていた「パンアメリカン航空（通称：パンナム）」をモデルにした「Pan Am」というテレビドラマがABCチャンネルで放送され、大人気です。太平洋航空博物館パールハーバーで、そのパンナムの新展示がスタートするとお聞きし、お披露目のイベントに行ってきました！

　パンナムは1991年に運行停止になりましたが、アメリカ初となるジェット旅客機の開発や、世界一周路線の運行、ビジネスクラスの導入など、世界に影響を与えた有名な航空会社。未だに根強い人気を誇り、パンナムが運行していた時代背景は様々な映画やドラマで登場しています。映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」でレオナルド・ディカプリオが演じたパイロットも、パンナムがモデルなんですって。

　まずは館内のシアターでオープニングセレモニーが行われました。会場にはこの日のために世界中から集まった元社員のパンナムファミリーがたくさん！なかには現役時代に着ていた制服を身につけた元キャビンアテンダントやパイロットの方もいて、みなさんステージに登場しました。まるでファッションショーのよう。4、5年に一度制服のデザインが変わったそうで、時代によって色やスタイルが変わっていったのがわかりますね。

　カフナによるブレッシングが行われ、パンナムファミリーのみなさんに聖水をかけてお清めをしました。マナ（ハワイ語で神聖なパワー）が展示に入るように祈ります。そのセレモニーが終わると、さっそく展示コーナーへ！

　展示品はすべて元パンナムの社員や当時のお客さんから寄付されたもので、アイテムはこれからも増えていくそうです。コレクションは記念品からチケット、飛行機のモデルやパイロットのバッジなど様々。

　レセプションパーティーではシャンパンとパンナムのロゴが入ったスペシャルケーキが振舞われました！

　先ほどステージで制服を披露していた元キャビンアテンダントの方と、張り切って一緒に写真を撮ってもらいました！現役の頃から体型を維持しているなんて、スゴイですよね。

 　博物館にはパンナムの新展示以外にも、航空機の展示やフライトシミュレーターなどがあり、大人も子どもも楽しめる見どころが盛りだくさんです。そして忘れてはいけないのは、みんなが大好きなギフトショップ！飛行機のおもちゃやパイロットのコスチューム、おみやげにもぴったりな小物アイテムも充実しています。ハロウィンも近いということで、こんなことまでしちゃいました(笑)。

　楽しみながら歴史も学べるアトラクションなので、みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。新しいコーナーが次々と登場し、飛行機ファンはもちろん、一度行ったことのある方でも、きっと何度でも楽しめますよ。