そんな中、ワイキキのおしゃれなギャラリー「グリーンルーム・ハワイ」で、アーティストの花井祐介氏とHi-Dutch a.k.a Takahiro Hida氏によるArt Exhibition「ALOHA」が開催されています。アメリカ本土や欧米での人気も高い二人のアートが、ハワイで見られる貴重な展示です。12月23日の夕方、その初日をお祝いするイベントが行われたのでおじゃましてきました。

　花井氏は、このために「ハワイのちょっと古いポスター」をイメージするような作品を制作。素朴でやさしい作品からは、ハワイに住んでいる人はもちろん、世界中からハワイという場所を訪れるすべての人に、ハワイの雰囲気を伝えてくれるようです。サーファーでもある彼は、「こんなにぎやかな街なのにとってもきれいな海が間近にあり、しかも年間通じてウェットスーツを着ないでサーフィンできるなんて、こんなすばらしい場所はないですよね」と笑顔で語ってくれました。作品を購入した人には、サインも頼まれ忙しそうにされていましたよ。

　Hi-Dutch（Hida）氏は、今回「毛糸の色彩とサーフボード用樹脂」を用いた作品を持って参加。すべて同じ直径の円のモチーフで、そこにハワイならではのモチーフイメージを表したそうです。毛糸の温かさと樹脂のつるんとした感じがとーってもすてき。「レインボー」と題されたこの作品は、シンプルな中にアロハがぎゅっと詰まっているかのよう。

　ほかにもシャカやスマイルなどのモチーフが生かされた作品や、それらの作品を制作後、残った毛糸と樹脂で作ったというキュートなキーホルダーなども、多くの人たちの注目を集めていました。

　この二人と親交の深いヘザー・ブラウンもイベントに登場！ノース在住の大人気アーティストの登場で、さらににぎやかで楽しいイベントとなりました。

　さらに、カイルアにある「ムームー・ヘブン」のオーナー、デボラさんも。実は、花井氏＆Hi-Dutchは2012年6月にムームーヘブンでも展示会を行うことが決まっているのだそう。ハワイと日本をつなぎながら、すてきなアートを生み出している…なんともすてきなお二人でした。

　二人の共作となるTシャツも、この展示に向けて作られたもの。とってもかわいいですよね！ちなみに、今回のイベントの収益の一部は、Go Naminori主催「WE ARE ONE」の活動を通じて、日本の震災復興支援に役立てられるのだそうです。

　グリーンルームでは、ローカルアーティスト、サーフアートなどを中心に、やさしくてなんだか心に響くアート作品を展示販売しています。ワイキキの中心にあるので、ふらりとお散歩しながら立ち寄るのにも最高。私も大好きなギャラリーです～！こちらは、いつもクールなスタッフのみなさん。すてきなイベントをありがとうございます！