なんて贅沢な1日…ウクレレピクニック2012
ウクレレ三昧のすてきな日曜日…。カカアコで行われたウクレレピクニック・イン・ハワイ2012の様子をレポートします!
公開日:2012.02.14
更新日:2017.06.14
2月12日(日)、カカアコウォーターフロントパークで、第4回目となったウクレレピクニック・イン・ハワイ2012が開催されました。カカアコビーチを見下ろす小高い丘の上で、朝からサンセットタイムまで1日中ウクレレの音色を楽しんだ、まさに「ウクレレ三昧」の一日。日本からいらっしゃった方、そしてローカルのファミリーなどで賑わった会場の様子、今年もレポートいたします!
会場には、朝から多くの人たちが詰めかけていました。各ウクレレメーカーのブースやローカルフードのブース、Tシャツやアクセサリーを販売するテントもあってお祭りのような楽しさです。
そしてステージでは、ハワイ、そして日本から集まった多くのアーティストが次々とすてきなステージを披露していました。こちらは日本から参加したフラリーパッドのお二人。先日、編集部にも遊びに来てくれましたが、元気いっぱいのステージに観客席もノリノリでした。
続いて、日本でもハワイでも人気の岡田央先生率いるグループが登場。ウクレレやフラのパフォーマンスで盛り上がりました。そして、なんとステージ上で岡田先生による「プロポーズ」が!司会をしていたキモ・カホアノさん(メリーモナークのMCとしても有名な方ですね)が、お祝いの歌をプレゼントするという一幕もあり、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。末永くお幸せに…!
ハッピームードの中、マイラニが登場して迫力満点の歌声を聴かせてくました。さらにマイラニの歌声に合わせて日本から参加のハラウ「イリマレイアロハ(主宰/村田洋子先生)」がフラを披露してくれたり…。アロハなパフォーマンスが次々と続きます。イリマレイアロハのみなさん、真っ赤なドレスがハワイの空に映えてとってもきれいでしたよ!
ハーブ・オオタ・ジュニアさんは、ジョン・ヤマサト&デビット・カマカヒとともにステージへ。癒しのウクレレは、いつ聞いてもアロハな気分にさせてくれます。日本からも多くのファンが来場されていたようで、すごい人気でした。
ハワイのハミング・バード、ナタリー・アイ・カマウウも登場!途中、ホイットニー・ヒューストンの冥福を祈って「I Will Always Love You」を捧げると、会場中がぐっとスペシャルな空気に包まれました。やさしく、そして力強い歌声が、カカアコの空に響き渡ります。
続いては子どもたちが登場! ジョディ・カミサトが率いる地元のウクレレスクール「ウクレレハレ」の生徒たちが、この日のために練習した曲を演奏しました。ウクレレハレには、なんと200人を超える生徒さんがいるそう。一生懸命ウクレレを弾くハワイのウクレレキッズたち、これからの活躍が楽しみですね。
日本のウクレレ・アーティストも参戦!昨年もキカイダーのテーマを演奏してロコから大絶賛だった勝誠二さんは、今年もキカイダー・バージョンアップスタイルで登場です。ハナ・ホウではルパン三世のテーマまで飛び出し、聴いているみんなも大喜びです。
ウクレレピクニック・イン・ハワイに連続で出演している、ウクレレ奏者IWAOさんのパフォーマンスで、会場はさらに盛り上がります。「アロハストリート・モバイル」と完全連動の携帯サイト「アロハ! サーフZION」ダウンロードランキングで1月の1位となったのも、IWAOさんの曲でした。笑顔がすてき!
さらに、このイベントの主宰である関口和之さんが率いる関口バンドとして、口笛奏者の分山貴美子さんらが加わります。口笛とウクレレの「弾き語り」ならぬ「弾き吹き」が、軽やかにやさしく響き渡ります。ハワイのゆるやかな時間にぴったりの音色に、思わず聞き行ってしまう瞬間でした。途中、少しだけ降ったシャワーのおかげで美しい虹が顔を出した瞬間もあり、とても幻想的でした。
2011年のナ・ホク・ハノハノで最多の4冠を制したマーク・ヤマナカの美しいファルセットや、迫力満点で日本にもファンの多いパリバンドなど聴き応えたっぷりのステージが続き、ウクレレピクニックもいよいよファイナルへと近づきます。
トリを飾ったのは、ウクレレの神様オオタサン。ナンド・スアンとの息もぴったりで、ポロロンとやさしいウクレレを聴かせてくれました。この頃にはカカアコに夕陽が降り注ぎ、なんとも神秘的な雰囲気に…。MCのペレレイコさんが「このまま一晩中聴いていたいくらいですね」と言っていましたが、本当にその通り。あまりに贅沢で、幸せで、ウクレレってやっぱり素敵!と実感してしまいます。
そしてイベントのファイナルは、演奏者みんなが「ウクレレ・オールスターズ」としてステージに上がっての夢の共演です。観客のハナ・ホウに、サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」も飛び出し、みんなで大合唱。お客さんも全員が立ち上がって、踊りながらのファイナルです。さらに、最後の最後には「ハワイアロハ」で締めくくり。全員が手をつなぎ、ひとつになっての歌声が、カカアコの丘に響きました。とびきりのウクレレ・サンデーは、みんなの笑顔とアロハで暮れていきました。
こうして大盛況のうちに幕を閉じたウクレレピクニック・イン・ハワイ2012。来年もまた、この小高い丘ですてきな笑顔に会える日を楽しみにしたいと思います。みなさん、お疲れ様でした〜!
なお、当日の様子(写真)はアロハストリート公式フェイスブックにもアップしています。すてきな笑顔がいっぱいですので、ぜひチェックを〜〜〜!
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