Rainbow for Japan Kidsチャリティライブ!
被災地の子どもたちをハワイへ招待するRainbow for Japan Kidsプロジェクト第三弾!今回は、チャリティコンサートも開催されました。
公開日:2012.03.30
更新日:2017.06.14
その第三弾となる子どもたち22名(小学6年生〜中学生)が先日ハワイへやって来ました。ハワイ島の大自然と触れ合ったり、ノースショアのキャンプ場でローカルの子どもたちと交流を深めたり。また今回は、特別プロジェクトとして、コアロハ・ウクレレの工場でウクレレ作りの体験をしたりもしました。
ハワイ文化を語る上で欠かせない楽器であるウクレレ。やすりをかけたりニスを塗ったり…。工場のみなさんも付きっきりで子どもたちの制作を手伝ってくれ、ひとりひとりが自分だけのウクレレを完成させました。最後に「今回の滞在で一番思い出に残っていることは?」と聞かれた子どもたちが、一番多く挙げていたのもこのウクレレ作りプロジェクトでした。
そんな子どもたちを、今回日本から引率してきたのは「みやぎびっきの会」の代表、さとう宗幸さん。アーティストとして、歌手として、そして俳優として活躍されているさとうさんを中心に、今回は、子どもたちの帰国日前日に、ハワイ・コンベンションセンターでチャリティコンサートも行われました。(コンサート直前の会見の様子はこちら⇛)
このコンサートは入場無料でしたが、会場では多くのアーティストから寄贈されたアイテムを販売したり、寄付を募ったり。そしてそれらの収益を被災地復興支援に役立ててもらおうというものです。ボランティアのみなさんも、大活躍!こちらは、ナデシコクラブのみなさんと、お手伝いの子どもたちです。
ハワイ在住のピアニスト、チヨ・フリンさんや人気ファミリーバンドのマノアDNAのみなさんらも登場。アロハが込められた演奏に、会場も盛り上がっていました。
多くのローカルのみなさんがコンサートへ来場し、観客席は熱気で埋め尽くされていました。もちろん日本から来た子どもたちも、客席に招待されていましたよ。
続いて「びっきの会」のメンバーであるミュージシャンの小柴大造さんやピアニストの榊原光裕さんらも演奏。さとう宗幸さんが、代表作「青葉城恋唄」、そして、逢いたくて逢いたくて…で始まる美しい曲「木蘭の涙」などを披露し会場中が感動に包まれます。涙する人たちも多く見られました。みやぎびっきの会による復興支援ソング「虹をかけよう」を合唱したり、現在の被災地の様子を伝えるトークがあったりと、とても温かく、すばらしいコンサートでした。
最後に「ハナ・ホウ(アンコール)」として、子どもたちが自分たちで作ったウクレレを手にステージへ。出場者みんなと「上を向いて歩こう」を演奏&合唱してくれたのです。観客席のみなさんも一緒に歌いながら、子どもたちの将来が明るいものであることを、彼らの夢や希望がまっすぐ実現していくことを祈りました。最後はスタンディングオベーション!キッズのみんな、よくがんばりました。
レインボー・フォー・ジャパン・キッズのハワイプロジェクトは今回が3回目。今後3年をかけ計10回は実現したいとのこと。もちろんそれ以降も、定期的に続けることを目標にしているそうです。ハワイのアロハは、これからもずっと日本へ送られ続けるに違いありません。そしていつか、このプロジェクトでハワイを訪れたキッズたちが、大人になってハワイと日本の新たな架け橋となってくれることでしょう。上の写真は、コンサート後に行われた送別パーティでの一幕。ひとりひとり、名前入りのハワイアンジュエリーをプレゼントされた際、感謝の気持ちをスピーチしてくれました。みんな本当にすてきな笑顔でしたよ!
プロジェクト第四弾は7月に実施予定とのこと。アロハストリートは今後もレインボー・フォー・ジャパン・キッズの活動を応援していきたいと思います!
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