ハワイのトレイルを歩いてみよう!
マイナスイオンたっぷりの熱帯雨林や、エメラルドグリーンのビーチが輝く絶景トレイルをご紹介します。ハワイの自然とたわむれながらエナジーチャージ!
公開日:2012.05.29
更新日:2017.06.14
ハワイのイメージというと、やはりワイキキビーチの青い海と空を想像される方が多いと思いますが、一歩山に入るとそこには熱帯雨林という別世界を垣間見ることができます。ハワイには数多くのトレイルがありますが、観光で訪れているみなさんが行きやすいトレイルのなかからお勧めの熱帯雨林の中を歩くコースと360度パノラマの景色を楽しめるトレイルコースをご紹介しましょう。
ワイキキからほど近く、気軽に楽しめるのはマノア・フォールズ(滝)・トレイル。コオラウ山脈の麓にあるマノアは、年間を通じて雨が多いため緑がとても濃く、さらにトレイルの先には高さ約50mの滝がある魅力的なコースです。
途中ちょっとした小川を越えたり、ツタが絡まる巨木、グアバなどのフルーツや美しいジンジャーなど熱帯地方独特の植物を見ることができます。片道約1.5キロ、標高差150mぐらいの比較的ゆるやかなトレイルはきちんと整備もされているので、初心者でも気軽に楽しむことができます。
車で行く方は「Manoa Road」の突き当りにある公共の駐車場(有料$5)に車を止めることができます。バスで行く方は、ワイキキから乗り換えで行くか、アラモアナから5番「Manoa Valley」行きに乗って一本で行くことができます。持ち物としては、歩きやすいシューズ(水に濡れてもよいサンダルがベター)のほか、ミネラルウォーターなどのドリンクと虫よけスプレー(蚊が多いので必須)、持てればレインコートやタオル、着替え、カメラなどを持っていくとよいでしょう。
次にご紹介したいのは、全米で最も美しいビーチにいつもランキングされているオアフ島東海岸ラニカイ・ビーチも360度一望できるラニカイ・リッジ・トレイル(正式にはカイヴァ・リッジ・トレイル)。東側は白い砂浜の先に見えるエメラルドグリーンの海に、双子の島モクルア・アイランズが眼下に、南側はマカプウ岬まで続く美しいワイマナロビーチ、西側にはコオラウ山脈が連なり、北側にはカイルアベイを望むことができます。まさに360度パノラマビューに息を飲むことは間違いないでしょう。
ここはトレイルというよりハイキングに近いかもしれませんが、登りが結構きついです。トレイルの入り口からいきなり急な坂になっているので、ロープにつかまって登るとよいでしょう。途中からの景色もきれいですが、頑張ってたどり着いた頂上には、第2次世界大戦で使用されたバンカーと呼ばれるコンクリートでてきた小屋もあります。この上から360度の景色を楽しむことができるのです。距離は1キロもなく登りにだいたい30〜45分ほどかかりますが、登りでたっぷりかいた汗を頂上ではさわやかな風が乾かしてくれるのがとても気持ち良いですよ。それから登りがきついということは、帰りも下りにくいので怪我をしないようにゆっくり降りてきてください。
ここにバスで行くには、アラモアナから57番カイルア行きのバスに乗って、カイルアでラニカイ行きのバス70番に乗り換えていくこともできますが、やはり便利なのはレンタカーでしょう。目的地はミッドパシフィック・カントリークラブ横のKaelepulu Dr入ってすぐ左。ゴルフ場の横に路上駐車は可能ですが、駐車禁止の場所かどうかを必ず確認して白線の内側に停めましょう。
以上、ハワイらしい2つのトレイルをご紹介しましたが、ハワイにはほかにもたくさんのトレイルがあります。初めてで知らないトレイルを行く場合には、マップなどでルートの確認は必須、場合によっては非常食や薬、ライトなどが必要になりますので、慣れていない方は専門ガイドに案内してもらうのが一番安心です。
ハワイのトレイルガイドの第一人者と言えば、アロハアイナ・エコツアーズのカイルさん。ハイキングツアーの草分け的存在で、同じトレイルを歩いていてもカイルさんの説明を聞く聞かないでは終わった後の満足感が全然違います。溶岩から作られた島々に外来の植物や動物がたどり着いてきた話とか、目の前にあるいろいろな植物を丁寧に説明してくれたり、ハワイのトレイルの奥深さを学ぶことができます。カイルさんのサイトはこちら。
自分でちょっと歩きたいという方は、スポナビハワイのトレイルのページも参考にしてみてください。
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