横浜がハワイ一色に染まる夏の恒例ハワイアンイベント「アロハヨコハマ2012」。大盛況のうちに迎えた最終日の7月29日（日）は、日本そしてハワイから有名アーティストが多数駆けつけ、豪華なステージが繰り広げられました。その大興奮の様子をレポートします！

　朝一番、会場の入口すぐの場所にあるウエルカム・ステージに立ったのは、クムフラ、ナラニ・カナカオレ。これからスタートする学生フラコンペティションの安全と成功を祈願して、チャントが唱えられました。会場に響き渡る神聖な声に、心がきりりと引き締まります。

　ナラニさんのチャントが終わると、日本初の学生フラ・コンペティション「第1回カレッジフラコンペティション2012」がスタート！　ナラニさんや夫でデザイナーのシグ・ゼーンさん、息子のクハオ・ゼーンさんらが審査員として参加しました。多くの観客に見守られながら、顔をキラキラと輝かせて踊る学生さんの姿がとても印象的でした。

　屋上ステージには人気者ヴァンスK率いるヴァンスKバンドが登場！　いつもながらノリノリのサウンドと軽快なトークで惹きつけてくれます。この日、バンドの3枚目の新アルバムがリリースされたこともあり、ステージ後には会場でCDの即売＆サイン会も開かれましたよ〜。

　大さん橋会場の中央、CIQステージには実力派ダンサー＆ミュージシャンが続々登場！　客席に収まりきれないほどの人が集まり、すばらしいステージに見入っていました。

　開演のずいぶん前から席取り合戦が繰り広げられた、午後のホールステージ。みんなが待っていたのは、今年のメリー・モナークで2012年ミス・アロハ・フラに輝いたリリノエ・スターリングさん。清楚でエレガントに舞うその姿に、会場に集まったフラファンの視線はくぎ付け…。こんなフラを日本で見られるなんて、本当に贅沢ですよね。

　屋上ステージには、人気急上昇中のアーティスト、ALEXXXが登場！　出演直前、「アロハヨコハマは大好きなイベント。集まってくれたオハナ（家族；ここではファンの意）のみんなとアロハなヴァイブスを感じていきたい」と語ってくれた彼は、炎天下の陽射しに負けないぐらいの熱いステージで会場を盛り上げていました。

　イベントもそろそろ終盤に近づいてきました。ホールステージの最後を飾るのは、サーフ・ロックの元祖、ヘンリー・カポノ！　堂々とした貫禄を漂わせながら、人気のナンバーを次々と披露。日本を想って作られた曲「イン・ジャパン」も歌ってくれましたよ〜！

　3日間にわたって繰り広げられたステージのトリ（最後）を務めたのは、いま注目度満点の若きアーティスト、平井 大さん！　「アロハヨコハマは自分にとってとても大切なイベント。音楽を通して、今日ここに集まってくれたみなさんとすばらしい時間、そしてアロハを共有したい」と、開演前に意気込みを語ってくれました。炎天下の中、屋上ステージを埋め尽くす観客を前に、さあステージへ！

　大歓声に迎えられ、ノリノリの曲を次から次へと繰り出す平井 大さん。ハワイの太陽のようにパワフルで、同時にどこか切なさも感じさせる歌声は、会場に集まったみんなの心にズンズンと響き渡ります。ステージ中盤ではALEXXXも登場！　大興奮の中で迎えた感動のフィナーレは、この日集まった人にとって、きっと忘れられない夏の思い出になることでしょう。

　今年も大盛況のうちに幕を閉じたアロハヨコハマ2012。日本はもとより、ハワイからも著名アーティストや人気ショップが多数参加し、年々盛り上がりを増している様子を感じることができました。猛暑の中、会場へ足を運んでくださったみなさん、本当にどうもありがとうございました！　また来年も、ぜひヨコハマでお会いしましょう！

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