アロハ!ユカリンです。
たくさんのイベントが開催されるカピオラニ公園ですが、その中でもダントツな人気を誇るのが「オキナワン・フェスティバル」です。今年第30回を迎え、華やかに開催されたお祭りに編集部から食べる専門の私とキッズセクション担当のリサが行って参りました!
ハワイで催されるイベントでは、食べ物を買ったり、乗り物に乗ったりする時に必要なのがこちらの「スクリプト」と呼ばれるチケット。会場に着いたらまずはこれをゲットしなければ、フード・ブースで大好物のあれも買うことができません!
「あれ」とは、私が毎年このイベントを楽しみにしている理由のひとつでもある「チャンプルー・プレート」です。オキナワン・フェスティバルでは、「オキナワ・ソバ」をはじめ、「タコ・ライス」や「オキナワ・ヤキソバ」、「サータ・アンダギー」そしてこの「チャンプルー・プレート」など、沖縄を代表するいろいろな食べ物を満喫することができるのです。今年も弾力のある沖縄そばの麺を使った「オキナワ・ヤキソバ」は、買い求める人の列が1番長く、その人気の高さをアピールしていましたよ~。
ステージでは、鮮やかな色の着物をまとい沖縄民謡に合わせて踊りを披露したり、太鼓や沖縄の獅子による舞いを見せてくれたり、大盛り上がりでした。三線の心地よい音色が公園中に響き渡り、まるで沖縄にいるような気分になれます。
会場内には大きなテントが設置してあり、「平和通り」と名づけられたその場所には、沖縄の物産がずらり。歯ごたえのある沖縄もずくをはじめとする海産物、味噌、塩、沖縄そばやそうめんなどの乾物、そして沖縄みやげの定番「ちんすこう」など、沖縄のおいしいものが勢ぞろいです!私はチャンプルー・プレートのご飯に添えられていた味噌が欲しかったのに、すでに売り切れ(涙)。あまりのおいしさに初日には完売してしまったとのこと。来年は初日の朝一番に買うぞ!と心に誓ったのは言うまでもありませんっ(笑)。
アロハ!リサです。ここからはキッズ専門(笑)の私がレポートしますね。
このイベントはキッズたちも楽しめるよう、さまざまなゲームやミニ・ゴルフ、大人気のバウンサーがあったりと、本当に子連れパパ、ママにはうれしい限りなんです。この日も私たちは何時間この炎天下にいたでしょうか。バウンサ―の空気が抜かれるまで、遊びまくりました。
キッズが大好きなバウンサーは1回遊ぶごとにスクリプトを使っていたら破算してしまいます。でも、ご安心を!リストバンドを$20で購入すると1日中遊び放題になるんです。これは利用しない手はありませんよね?
そして、お楽しみはそれだけではありません。沖縄の伝統衣装を着てプロのカメラマンに撮影をしてもらう着物セクション(有料)もあります。私ももちろん、もうすぐ4歳になる息子を連れて行ってきましたよ。男の子は打掛を羽織り、足には脚絆を巻いて、頭にはサージをグルグル...。じっとしていない息子でしたが、プロの着付けの方々に10分程で着替えさせていただきました。
エイサースタイルの出来上がりに本人もご満悦の様子。カメラマンに撮影して頂く時は、これにパーランクーという手持ちの小太鼓を持ってハイ、チーズ!撮影して頂いた写真は、後日お家に送られてくるとのこと。楽しみです。女の子は紅型のきれいな沖縄の伝統衣装を身にまとい、花笠を持って撮影していました。日本人であっても沖縄の琉装を着る機会はめったにありませんものね。貴重な経験をさせていただきました。
土曜日の夜は、オアフ島で最後に開催されるという盆ダンスもありましたよ。毎年、盆ダンスの締めくくりをするためにこの会場に来る人がたくさんいるんだそうですよ。
櫓の周りにたくさんの方が輪になって踊り、その周りにはゴザや椅子を持ってきた観客が沖縄料理を食べながらのんびり鑑賞。毎年驚かされるのはこの観客の人数。本当に大勢の人たちがこの夜の盆ダンスを楽しみにしているのがわかりますよね!
今年で30回目を迎えたオキナワン・フェスティバル。2,000人以上のボランティアの方のがんばりによって、毎年こんなに大きなフェスティバルになっているんですね。夏の終わりの恒例イベント、オキナワン・フェスティバルにまだ行ったことがない方は、ぜひ来年、ハワイで沖縄を体験してみませんか?
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