先日、ニューオータニ・カイマナビーチホテルの都レストランで行われたチャリティ・イベントに行ってきました。都レストランのテラスからは、こんなにすてきな景色が見られるんですよ。
「ハワイから被災された皆様へ心を寄せて」と題されたこのイベントは、2011年3月11日に起こった東日本大震災の被災地の方々に、ここハワイから思いを寄せよう…という趣旨のもの。震災から1年半が経ち、徐々に復興に向かっているものの、被災地ではまだ様々なサポートが必要。ハワイに住む私たちもそのことを忘れず、アロハの心を送り続けていこう…ということで、震災時に神奈川県知事であった松沢成文(まつざわ しげふみ)氏を日本から迎えてのイベントでした。
松沢氏は、まさに震災が起きた当時の状況などを熱く語ってくれました。県知事であった彼は対策本部を作り、被災地へのサポートを推進します。まず現地で必要なものは医薬品、ということで、真っ先に船で多くの医薬品を東北へ運びました。そして、その帰りの船を空っぽで帰すのでなく、被災地で困っていた障害者の方々が神奈川県へと避難するのをサポートする交通手段にしたのだそう。そういったお話はハワイに住む私たちはなかなか直接お聞きすることができないので、会場にいた多くの参加者のみなさんも、真剣に聞き入っていました。
そのほかにも、ハワイから想いを込めて…ということで、自身もお祖母様が福島にいらっしゃるというレオ・ミタムラくんが、被災地の皆さんに届くようにとウクレレの演奏を披露。プロのウクレレ奏者、ブルース・シマブクロさんらもステージに立ち、ハワイからのエールを日本へ送りました。
会場ではサイレントオークションも開催。ローカルアーティストの作品などが出品されていました。この収益やイベント自体のチケット売上の一部は、被災地への義援金として送られるとのこと。ハワイからの想いがいっぱいつまった支援が、まっすぐ日本へ届きますように…。
当日活躍されていたみなさんの笑顔、とても印象的でした!すてきなイベントをありがとうございました。
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