ヨーロッパ映画俳優&監督がワイキキに集結
ハワイ国際映画祭の特別イベント「ユーロシネマ・ハワイ」が行われました。カラカウア通りのレッドカーペットに豪華セレブリティが集結です!
公開日:2012.11.01
更新日:2017.06.14
アメリカをはじめ、日本やアジア諸国、ヨーロッパなど世界各地から集められた映画を上映する「ハワイ国際映画祭」が今年も行われ、華やかに幕を閉じました。今年で第32回を迎えたイベントは、10月11日〜21日の10日間で世界43カ国から200以上の映画作品を上映し、過去最高の参加者数を記録したとのことです。映画上映が行われるさなか、モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパで19日に開催されたヨーロッパ映画作品のアワード「ユーロシネマ・ハワイ2012」のガラパーティにリツコ編集長とともに行ってきました。
ヨーロッパの映画作品を映画祭で取り上げるのは今年で3年目。ハワイで上映される映画といえばハリウッド映画が多いなか、アメリカともアジアとも異なる文化が見られるヨーロッパフィルムは、映画ファンにはたまりませんよね。
レッドカーペットには、ドレスやタキシード姿の俳優や関係者が颯爽と登場し、集まった大勢のフォトグラファーやファンのフラッシュに応えました。カラカウア大通りに次々と車で乗り付け、ライトアップされた白亜の宮殿へと入って行く様子はとっても豪華。
こちらは、1999年よりハワイ国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクターを務めるチャック・ボラーさん(右)と、アメリカに貢献した外国出身のアーティストや科学者の功績を表彰する非営利団体「ヴィルセック・ファンデーション(The Vilcek Foundation)」のエグゼクティブ・ディレクター、リック・キンセルさんです。
「もっとたくさんの日本のみなさんにも、映画祭のことを知ってもらいたい」とチャックさん。映画監督や俳優の話を直に聞くチャンスも多いので、今年の映画祭を逃してしまった人も、来年はぜひチェックしてくださいね。
ゲストのなかには、ハワイをロケ地にした大人気アクション・ドラマ「Hawaii Five-O」に出演するダニエル・デイ・キムさんも。セレブリティのみなさんが次々とイベント会場に登場し、大きなパネルにサインをしていきます。リゾートという土地柄のおかげか、著名ゲストたちもリラックスした雰囲気で、インタビューやファンからの写真撮影にも応じていたのが印象的でした。
会場となったホテル敷地内の芝生エリア「ダイヤモンド・ローン」では、様々なレストランからププ(軽食)が振る舞われ、みなさんカクテルを片手にハワイならではの味を楽しんでいるご様子。
チョコレート・ピラミッド・ケーキで有名なJJビストロ&フレンチペストリーのオーナーシェフJJさんもいらっしゃいました。
そして最後に表彰式です。
特別功労賞に輝いたのは、俳優のリチャード・チェンバレンさん(左)。賞を受けてフィルムディレクター/プロデューサーのブライアン・シンガー(右)と喜びを分かち合いました。このほか、プリンセス・ディアルタ・アリアタ・ディ・モンテレアーレ賞にイタリア映画「シーザー・マスト・ダイ」、また最優秀監督賞には、同じくイタリアからパオラ・タヴィアーニさんとヴィットリオ・タヴィアーニさん、最優秀男優賞にケイシー・モテ・クラインさん、最優秀女優賞にマリオン・コティヤールさん、最優秀短編映画賞に「上海マーケット」が選ばれ、トロフィーが贈られました。
話題の映画を鑑賞し、実際に作り手にも会える貴重な映画の祭典。様々な異文化が交わる土地で行われるハワイ国際映画祭は年々その注目度を高めます。次回開催となる来年の秋が待ち遠しいですね!今回私たちが参加したユーロシネマのガラパーティも一般参加OKですので、映画好きのみなさん、来年の予定にぜひ入れてはみてはいかがでしょうか?
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