アロハ！　メグミ＆リサです。

　ここ最近、「ワイキキで朝ごはんを食べるなら、どこがいい？」と聞かれることが増えてきました。人気のパンケーキは外せないけれど、滞在中に毎朝行列に並ぶわけにもいかないし...。そんなときにおすすめしたいのが、今回ご紹介する「ケオニ」。ワイキキ内のホテルなら徒歩で行けるアクセス便利なクヒオ通り沿いにあり、行列に並ぶことなく美味しいパンケーキが味わえ、さらに値段がリーズナブルという、まさに「いいとこ取り」のお店なのです。

お店はクヒオ通りとカイウラニ通りの角、ホテル「オハナ・イースト」の1階にあります。お店のまわりには木々や植物が茂り、雰囲気たっぷり。テラス席は通りに面していますが、豊富なグリーンが程よく目隠しの役目を果たしてくれます。

　お店の中に入ると、広々としていて席数も豊富！　朝日が心地よく差し込み、開放的です。インテリアにどことなくアジアンな雰囲気が漂っていますが、それもそのはず、ディナーではアメリカンなメニューだけでなくタイ料理も味わえるのです。このタイ料理ディナーも人気で、ハワイに来るたびリピートするファンも多いんですよ。

　テーブルについたら、恒例のシロップ・チェック！　スタンダードなメープル・シロップと、ハワイではお馴染みの白いココナッツ・シロップが備え付けられています。...と、ここまではありふれた朝食レストランの風景ですが、ケオニのパンケーキは他にはない特別なポイントがあるのです。それはというと...？

　パンケーキが運ばれてきて、まず思う第一印象、それは「あれ、白い!?」。そう、ケオニのパンケーキは、ワイキキで一番といっても過言ではないほど、白いのです。まっ白で、ふわふわ〜っと飛んでいってしまいそうなエアリーな見た目に、食感や味への期待も高まります。さて、お味はいかに!?

　ちなみにこちらのメニューは「マカダミアナッツ・パンケーキ」（フルーツ付きで$9.95）。ふんわり軽い系のパンケーキかと思いきや、ふかふかの食感はそのままに、噛むともっちり系な味わいにも意外な驚きが。

　白いパンケーキには、やっぱりまっ白なココナッツ・シロップをかけたくなりますよね。ちなみに、このパンケーキの白さの秘密についてスタッフさんに聞いてみたところ、「材料にも作り方にもとくに秘密はない」とのことでした。きっと絶妙な水加減や焼き方のコツがあるのでしょうね〜。シンプルなだけに奥深さを感じさせるパンケーキは、お店のポリシーや作り手によって違いが現れやすいメニューでもあります。

　パンケーキのほかにも、おすすめメニューがずらり！　ハワイといえば一度は味わっておきたい「ロコモコ」も、もちろんありますよ〜。トロトロの半熟目玉焼き2つが乗ったロコモコは、ボリュームたっぷり。刻みネギが乗っているのも面白いですよね。

　ハンバーグもこのとおり、しっかり肉厚です！　コクの効いたグレービーと絡み合い、絶妙な味わいに。ごはんもふんわりと炊かれていて高ポイント！でした。

　アメリカの代表的な朝食といえば、卵料理とベーコン、パンケーキのブレックファスト・セット。卵はスクランブルや目玉焼きなどお好みにアレンジでき、ベーコンもハムやポルチュギー・ソーセージなどに変えることが可能です。セットのパンケーキは、もちろんまっ白なモチモチの食感！

　こちらはフレンチトーストのセット。卵がしっかり絡まり、素朴でなつかしい手作りの味がします。ベーコンや卵とのセットのほか、フレンチトースト単品のオーダーもできますよ。

　アクセス便利な立地とおいしい白パンケーキ、のんびりくつろげる雰囲気、リーズナブルな価格...そんな好条件から、「ハワイでの朝食の定番！」というリピーターも多いケオニは、ブレックファスト・スポットのダークホース的存在。編集部的には、これから人気急上昇の予感!?とにらんでいます。みなさんもぜひ、ワイキキの白パンケーキを味わいに出かけてみてくださいね！

【パンケーキ特集2012】
★第1回 「ワイラナ・コーヒー・ハウス>>
★第2回 「ブーツ＆キモズ」>>
★第3回 「アイホップ」>>
★第4回 「モケズ・ブレッド＆ブレックファスト」>>
★第5回 「エッグスン・シングス」>>
★第6回 「カフェ・カイラ」 >>
★第7回 「ザ・オリジナル・パンケーキ・ハウス」>>
★第8回 「マック24/7」>>
★第9回 「ザ・ベランダ」>>
★第10回 「ハウ・ツリー・ラナイ」>>