先日、JAL国際線の機内食を試食できる…というすばらしい機会をいただいて、試食会に参加してきました。飛行機に乗る楽しみの中でも大きなウエイトを占める「機内食」。それを地上で味わえるなんて、そうそうある機会ではございません。ドキドキワクワク、ホノルル空港内のとある建物へとおじゃましました。
今回試食させていただいたのは、憧れのCクラス、つまりビジネスクラスの機内食です。ホノルル発日本行きの国際線のビジネスクラスでは、和食、洋食、そしてハワイアンの3種類からメニューを選べるんですって。なんと贅沢な!
上が和食。おいしい銀だらをメインに、上品な付け合せが美しく並んでいます。ずれてしまわないように仕切りのついたボックス、七色に輝くきれいなセロファンのカップなど、お料理を引き立たせる器にまでこだわっているのが感動的ですよね。
こちらは洋食です。ボリュームたっぷりのビーフステーキは厚みもばっちり。これは高級ステーキレストランでいただくアレと同じ…です。機内での温め方の違いによって、お肉の焼き加減まで選べるという徹底ぶりにはびっくりです。もちろん、付け合せの数々もカラフルでおいしそう〜!
そして、
今回私がメインでいただいたのが、こちら。ハワイアンのメニューです。ごはんの横にどーんと置かれているのは、ハワイアンBBQチキン。これまたボリューム満点な上にお肉が柔らかくてジューシー。さらに、パパイヤにカニのサラダが乗ったおしゃれなクラブサラダがまた、驚きのおいしさ!これを飛行機の中で食べたら、幸せ気分がさらに高まりそうです。アボカド、スモークサーモン、シュリンプ…と、ハワイらしいトロピカルなメニューはどれも本格的。ロコが愛する「MINATOドレッシング」がついているのもうれしいですね。楽しかったハワイ旅行のあれこれを思い出しながら、日本への帰路につけそうな、そんな味がしました...。
さらに驚くべきは、デザートが充実していることです。メイド・イン・ハワイのトロピリシャス・アイスクリームと提携、おいしいアイスクリームがいただけます。また、ふわふわのシュークリームや甘さ控えめのスポンジケーキ、さらにお好みでフルーツもいただける贅沢さ。ちょっとしたパーティにお呼ばれしたような、幸せな気持ちになってしまいます。
さっぱりとしたゼリーはホノルルから羽田へ飛ぶ飛行機でのみいただける限定デザート。こんなお楽しみがあると、旅行自体のグレードがぐんとアップしちゃいますね。
すごいのはビジネスクラスのお食事だけではありません。こちらはエコノミークラスの機内食。実は大人気だというカレーは、本当においしくってびっくり。
さらに、何度も試行錯誤を繰り返して実現したというのが、こちらの冷やし中華です。日本へ到着する前にいただく軽食ですが、さっぱりしていてのどごしツルツル。もうすぐ日本に到着する…という安心感とともに、ちょっと疲れた胃をやさしく満たしてくれそうですね。
JALではこういった機内食のメニューを3カ月毎に見直しているのだそう。上で紹介したのは、9月〜11月に実際サーブされているもの。12月以降はまた、新しいものに変わっていくそうです。JALでは、このメニューを考えるために、シェフやスタッフのみなさんが何度も話し合いを重ね、
お客様に満足してもらえる食事を考えてくれているんです。今回のような試食会で様々な人の意見を聞いたり、実際に搭乗したお客様からの声をもとにしたり。
パートナーとして食材提供してくれる会社を探す努力も惜しみません。
「せっかくだからたくさん食べてください。そして意見をどんどん
言ってくださいね。お褒めの言葉も、逆のご指摘も、ありがたく受け止めたいので正直に何でもどうぞ」とJALの大久保ホノルル支店長。残念ながら食べることに夢中で大久保さんのお写真を撮りそこねてしまいましたが(苦笑)、とってもすてきな支店長の笑顔に、ますます幸せな気持ちになった私でした。
おいしくて本格的な機内食はこういった専用トラックで機内に搬送されます。飛行機にのるためではなく、こうして様々な努力をしながら空港で働いている方の
姿を見られる機会というのは少ないので、とても勉強になりました。貴重な体験をさせてもらって、ありがとうございました。ああ、それにしても本当においしかった…。今度は機上で、あのすばらしいお食事をいただきたいものです〜!
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