甘い誘惑...ダウンタウンの隠れ絶品スイーツ【アイス・フォレスト】【オットー・ケーキ】【レット・ゼム・イート・カップケーキ】

甘い誘惑...ダウンタウンの隠れ絶品スイーツ【アイス・フォレスト】【オットー・ケーキ】【レット・ゼム・イート・カップケーキ】

ダウンタウンの達人CHIYOさんが穴場おすすめスポットをご案内する人気コラム。今回は得意分野、スイーツの大特集です!

公開日:2013.01.27

更新日:2020.08.05

ピアニストCHIYOの徒然ダウンタウン日記

※アイス・フォレストは閉店しました。(2020年8月現在)

 アロハ! CHIYOです。

 新しい年2013年を迎え、そのこととはあまり関係ないのですが、今月は私が大好きなダウンタウンのスイーツを、特集としてご紹介したいと思います! 今までもけっこういろいろなスイーツをご紹介してきてはいますが、まだまだ素敵なお店があるんですよ~♪

シロップや白玉、プリンも手作り!
オーマイガッドな絶品シェイブアイス

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 さて、ここはどこでしょう? 後ろのスナックの棚、入り口の花、カウンターのクリスマス・ライト...不思議なお店でしょう? そして「おしゃれ」からはほど遠い容器から私が食べているのは、カップヌードルではなく(笑)、じつはシェイブアイスなんです。

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 このアイス・フォレストというお店は、アラケア・ストリートとマーチャント・ストリートの角という、ダウンタウンのほぼ中心地に位置しています。古い石造りの建物はジェネラル・ストアといった感じですが、その奥にはスイーツのコーナーがあり、オーナーのアンドリューさんがメニューについてていねいに説明してくださいました。アイス・フォレスト...「氷の森」という名前をつけるくらいですから、アンドリューさんはきっとロマンチストなんでしょうね。

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 が、そのカスタム・メイド的なオーダーのしかたがけっこう複雑だったので、私はアンドリューさんの後ろにある写真から、白玉入りの11番をオーダー。この日同行してくれた、食べることが大好きなウクレレ・ミュージシャンのジョディ・カミサトは、プリン付きの13番を選択。出てきたものを見て、写真とのあまりの違いに一瞬きょとんとしてしまいましたが(笑)、このテイクアウト用の容器の方が絶対に食べやすいのは確かです。

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 シェイブアイスといっても、アイスクリームやコンデンスミルク、白玉も入り、フレーバーもコーヒー、ライチ、ココナッツと3つ選んで、飽きないおいしさ! ジョディも「オーマイガッド! オイシイ!!」と感動。ということで、心からの笑顔な私たち(笑)。この昭和を感じさせるようなどこかレトロなお店が、急にポップで楽しい空間に思えてきてしまいました(笑)。

オリジナルレシピが大人気!
キュートなカップケーキ屋さん

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 さて、次のお店は、レット・ゼム・イート・カップケーキという長い名前のカップケーキ屋さん。以前に別のカップケーキ屋さんをご紹介しましたが、こちらもまたキュートなお店です。そしてその外観だけでなく、オリジナリティーあふれるおいしいカップケーキが大人気で、のんびりとランチの後に買いに行くと、もうほとんどなくなっていることもあるんですよ~。

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 一度、13:00くらいにお店に行ったら、もう2個しか残っていないことがありました。思わずスタッフに「一体どうしたの...」と尋ねたら、なんでもオフィスのパーティーだとか言って、2人の人が大量に買い占めていったということでした。カップケーキって、いろいろ買って並べると華やかだし、切る手間もいらないし、手軽に食べられるのが人気なんでしょうね。

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 ここにはベーコン&メープルなどという不思議なフレーバーもあり、チャレンジ精神あふれるジョディが試してみたところ、「朝食のベーコンとパンケーキをいっしょに食べたような味」だったそうです。名前からすれば納得ですが、個人的にベーコンとパンケーキはいっしょに食べたくないです...(笑)。ということで、写真は中にピンクのもちもちした求肥が入っていて感動した「MOCHI」です。デザインもかわいいですよね♪
(※レット・ゼム・イート・カップケーキは、同じダウンタウンのベセル・ストリート沿いに移転しました

ロックなオーナーが生み出す
100種類のチーズケーキ

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 そして最後にご紹介するのは、スミス・ストリートにあるオットー・ケーキ。私は以前「アド街ック天国」というテレビ番組でもこのお店をご紹介したことがあるのですが、100種類以上のチーズケーキがあるお店です。
(※オットー・ケーキはカイムキ地区に移転しました

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 といっても、もちろん毎日100種類のケーキが出ているわけではなく、今日はどんなフレーバーがあるかしら...とショーケースをチェックするのも楽しみ。オーナーのオットーさんはミュージシャンでもあり、もともとはおかあさんのバースデーにチーズケーキを焼いたら、とても喜んでくれたことから始まったお店だそうです。

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 そんなオットーさんのお店は、何度か新聞沙汰になりました。なぜなら、このお店の近くでドラッグの取引をしているのを見て、オットーさんが警察に通報したことにより、ディーラーたちに脅されることになったからです。一時はお店を閉めることも考えたそうですが、新聞を見て励ましの言葉とともにケーキを買いに来るお客さんも増えたそうで、今もがんばってお店を続けています。

 私自身は、ここにケーキを買いに行くときに危険な思いをしたことはありませんが、だからといって安全な場所だとは言えません。この近辺に限らず、ダウンタウン、とくにチャイナタウンはホノルルでも危ないエリアだと言われています。私も出歩くときは、もちろん明るくて人通りの多い平日の昼間だけにしていますし、なるべく友人と一緒に出かけるようにしています。しかし、気をつけるという意味では、チャイナタウンに限らず、ワイキキやアラモアナ、ビーチや公園などでも、同じように注意が必要だと思っています。ハワイといえど、ここはアメリカ。怪しげな人がいたら距離をとってすばやく通り過ぎる、道の真ん中で地図を見て立ち止まらない、お財布やカメラをバッグの外に出して歩かない、などなど...。安全にはくれぐれも気をつけてくださいね。
(※オットー・ケーキはカイムキ地区に移転しました

 ということで、遅ればせながら、2013年がみなさまにとって、ますます素敵な年でありますように...! フレンチ・クレープもあれば、中国の豆腐花もあり、アジア的シェイブアイスもあり、アメリカンなチーズケーキやカップケーキもあるダウンタウン。今年もまだまだいろいろ開拓することを誓います!


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チヨ・フリン/Chiyo Flynn プロフィール

北海道室蘭市出身。3歳よりヤマハ音楽教室に通い始める。室蘭栄高校卒業。北海道教育大学特設音楽科卒業。在学中は熊谷玲子氏に師事。卒業後、ヤマハの講師として4年間故郷室蘭の子供たちを教える。1990年よりハワイ在住。ハワイ大学大学院ピアノ・パフォーマンス科卒業。在学中はピーター・コラジオ氏、その後ポール・リドン氏に師事。”CHIYO FLYNN PIANO STUDIO” をホノルルに設立。国際色豊かなローカルの子供たちを教える日々。 ライフワークとしてクアキ二病院で毎月ボランティア・コンサートを続けている。

☆ブログ「ハワイで暮らす日々by Chiyo」>>

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