未来の一流シェフを応援する美味なイベント
第16回KCC料理学校のファンドレイジング・イベントが開催されました。ベラージオで活躍中のパティシエ、ボビーさんがゲストで登場!
公開日:2013.03.18
更新日:2017.06.14
3月8日(金)にカピオラニ・コミュニティー・カレッジ(KCC)のファンドレイジングイベント、「ホオキパ・ナイト」がピンク・パレスことロイヤル ハワイアン ラグジュアリー コレクション リゾートで行われ、リツコ編集長と参加してきました! このイベントはKCCの料理学科とホスピタリティー&ツーリズム科が合同で開催しているもので、今年で16回目を迎える歴史あるイベント。ファンドレインジングとは、アメリカではポピュラーな学校の資金集めの方法で、開催されるイベントへの参加費が学生たちの活動をサポートします。ホオキパ・ナイトには、毎年多くのローカルがイベントに参加して、華やかに行われます。
ローカルテレビのフードショーにも出演されているグラント・サトウシェフなど、KCCの料理学校で教えている先生はハワイの一流レストランで活躍中やセミリタイヤされた一流のシェフやパティシエばかり。並んでいる料理も学生が作ったとは思えないクオリティーの高いものばかりで、うっとりしてしまいます。
会場には、Ms. Waikikiのニーナ・タイさんの姿も。ニーナさんが食べているのは「アチョーテ・ダック・ブレスト」。鴨がとても柔らかくて、「美味しい!」とこの笑顔です。
ほかにも魚料理や肉料理など、ソースや付け合わせにもこだわった、芸術的な料理がずらりと並びます。
こちらはトマトのガスパチョにエビの生ハム巻きが添え。エビがぷりっぷりで生ハムとの相性もばっちり!ガスパチョにはトビコが入っていてプチプチした食感がたまりません。自宅でも簡単にできるそうなので、しっかりレシピを聞いて来ました。
日本から勉強に来ている学生さんも発見しましたよ。真剣に料理をする姿、とても輝いていました。こうやって、未来の一流シェフが育っていくんですね…。
「ホオキパ」には、毎年著名なシェフが招待されていて、特別メニューを披露しています。今年はラスベガスのベラージオで活躍されているパティシエのボビー・ソーンズさんが登場。世界的に有名なホテルでご活躍されているボビーさんも、KCCの料理学校の2004年度卒業生なのだそうです。
ボビーさん考案のスペシャルデザートは、南国の雰囲気たっぷりの見た目も鮮やかなココナッツムースのプレート。下に敷かれたカラフルなソースは、プレートの真ん中に配置されたソースをお皿を回して遠心力で飛ばして模様を描きます。学生たちは、ちょっと緊張しながらも真剣そのもので作業にあたっていました。
未来のハワイ料理界を担う学生さんたちが作った料理はどれも美味しく、気がつけば歩くのもつらいくらい食べ過ぎていました。学生さんの料理への熱意からも、おいしい料理からもたくさんのエネルギーをもらいました。多くの参加者が集まることで、学生の支援にもなるこのファンドレイジング・イベント。来年も盛大に開催されることを楽しみにしています!
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