アロハ～！　アロハストリート・ジャパンの石井です。

　羽田、関空、福岡、新千歳に続き、ハワイアン航空がついに仙台にも就航しました！　ハワイアン航空の就航を記念し、仙台空港で式典がおこなわれるということで、初就航日となる6月26日（水）、私も仙台へかけつけました。

　仙台空港に到着すると、ハワイアンミュージックとフラのパフォーマンスで出発ロビーはアロハなムード一色。今日搭乗するお客さまは出発前からハワイアンなおもてなしに大喜びです！　仙台とホノルルを結ぶ定期便としては約10年ぶり、そして東日本大震以降、久しぶりともなる国際線定期便の就航を祝い、この瞬間を一目見ようと、地元メディアの方はもちろん、たくさんの方々が集まり、ロビーはとってもにぎわっていました。

　なかには、将来グランドホステスを目指す学生のみなさんの姿も！　今日の就航を楽しみに、みんなで空港に見学に来たのだそうです。ハワイアン航空のロゴやブルーの色鮮やかなチェックインカウンター、空港内のアロハあふれる雰囲気に「ステキ～！ハワイ行きたーい！」と大興奮でした。これからハワイへ飛び立つ方も見学やお見送りの方もハワイ気分が味わえて、本当に素晴らしい雰囲気でした。

　ハワイアン航空のホノルル＝仙台便は、ホノルルから仙台へは直行、仙台からは札幌・新千歳を経由してホノルルに到着します。トライアングル運行となるものの、これからハワイへ向かうみなさんは「成田や羽田へ行くよりもずっと便利です！」と笑顔いっぱい。「帰りはホノルルから仙台まで乗り換えなしの直行なので、今まで以上にハワイみやげの荷物が多くなっても安心ですね（笑）」と大喜びでお話しされていた方もいらっしゃいましたよ。また、今回、小さいお子さん連れのファミリーも多く見かけ、お子さん連れでも安心して旅行できるハワイの人気が高まってきていることも実感しました。

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　さて、いよいよ初便が出発するということで、ボーディングゲートに移動。乗客のみなさんや地元メディアが集合すると、ケオニー・マーティン氏の詠唱で仙台空港就航記念空港式典がスタートです。その歌声と独特なハワイアンメロディーからは、とても神聖なものが感じられ、新たなことが始まろうとしている、心地よい緊張感と爽快感がゲート内を包み込みました。

　続いて、ハワイアン航空広報担当上席副社長のアン・ボッティチェリさんのご挨拶。「今回の就航で、ハワイという美しい島々へ、より多くの日本人の方々を迎え入れることができ、またハワイからもたくさんの人がここ仙台、東北を訪れるきっかけになることで、今後、日本とハワイのさらなる発展が期待できます」と、コメント。また、機内ではハワイアン航空ならではアロハな精神あふれるホスピタリティを感じながらフライトを楽しんでくださいともお話しされていました。

　次に、国土交通省仙台空港長・土屋氏の挨拶から、仙台空港ビル代表取締役社長・伊藤氏による就航を祝うスピーチへ。東日本大震災によって仙台空港は全面封鎖を余儀なくされていましたが、米軍の『ともだち作戦』や関係者が一丸となっての復興活動により、仙台空港は半年後には再開できたことに感謝と喜びの意を表していました。そして今日、ハワイアン航空が無事に就航したことを感無量で語っていらっしゃった姿に、これまでの苦労や困難を思い胸が熱くなりました。2年前、大震災で津波にも襲われたここ仙台空港はじめ、東北被災地はまだ復興の真っ只中ですが、今日、お会いしたみなさんは、そんな状況を感じさせないくらい元気いっぱい。宮城県観光PRマスコットキャラクターの「むすび丸」も登場してお祝いしていましたよ。みなさんの明るい姿に、わたしの方が励まされ、勇気づけられた気がしました。これからもがんばってください！

　式典も終盤、ハワイアン伝統継承者のカフ・マナフによるハワイアンスタイルの祈祷儀式「マイレレイ・セレモニー」が始まりました。これは、初便搭乗前に必ず行われるセレモニー。マイレの葉でできたレイを、ハワイで新しいものを象徴する「水」と新しいパートナーシップを象徴する「塩」で清め、マイレレイ・ブレイク（レイカット）が行われました。

　さあ、いよいよ17:55仙台発の初便（HA441便）のお客さまの搭乗です。キャビンアテンダントからひとりひとりレイをかけてもらい、ホノルルに向け出発。みなさん、いってらっしゃ～い！

　私自身、記念すべきハワイアン航空の就航式典への参加はこれで3回目。今回もハワイに行く方々をお見送りするだけなのですが、みなさんの幸せオーラとキラキラした笑顔を見ているだけで、わたしもハワイ旅行へいくようなワクワク・ハッピーな気分になれました（笑）。これからもハワイと日本の関係がさらに深く強く、そして発展し続けていく架け橋となってくれるよう、ハワイアン航空に期待しています！

マハロ～！

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