想像を超えたボルケーノの世界・豆知識
知っていると、ビッグアイランドのボルケーノ観光がもっと面白くなる!火山にまつわる豆知識をご紹介します。
公開日:2013.08.31
更新日:2017.06.14
活発な火山活動は予測が不能。溶岩の流れによって、危険の伴う地域が刻々変わることも。そんな火山の最新の動きがチェックできるウエブサイトがあるのです。そのほかにも、内容が充実している火山国立公園の公式サイトなどが情報収集におすすめ。画像を見ているだけでも、迫力あるボルケーノの姿を間近に感じることができるはず。
ペレが棲むといわれている火山では、溶岩は彼女の体の一部。持ち帰ると災いがふりかかるという言い伝えがあります。記念としても、溶岩は決して持ち帰るべからず。だったら、ハワイ島で唯一、そしてアメリカ最南端にあるワイナリーとして知られている「ボルケーノ・ワイナリー」のワインはいかが? 火山の土壌で栽培され、すっきりとした味わいのワインは、$14~16とお手ごろで、無料のテイスティング・コーナーもありますよ。
火山国立公園内では、年間を通してさまざまなイベントを開催。
タイミングが合えば、火山ならではの地形を生かした、スケールの大きいステージで行われるイベントの数々も、楽しんでみたいですね。そんな火山のイベントに深く関わる人が語るボルケーノの魅力とは?
アイラ・オノ
ボルケーノの山中にあるギャラリー「ボルケーノ・ガーデン・アーツ」のオーナーであるアイラ・オノさんは、独特の表情のマスクや絵画、ダンス・パフォーマンスなど、多才な芸術活動で知られるアーティスト。
ニューヨーク出身の彼が、火山の持つパワーとハワイ特有の熱帯雨林に惹かれてこの地へやってきたのは1968年。以来ボルケーノを拠点に、自らの芸術活動のほか、アーティストを育てるワークショップや講演などを精力的に実施。メリーモナーク・フェスティバルにはブースを出展しています。
「今なお活動中の火山の近くに暮らすことは、アーティストにとって最高の環境と言えるでしょう。鳥のさえずり、霧雨、ハワイ固有の植物、そして流れ出る溶岩の動きが、毎日クリエイティブな想像力を刺激してくれるのですから。ギャラリーには、50名以上のローカル・アーティストたちの作品が集められていますが、そのどれもがペレが生んだ子どもたちなのです」
世界で最もユニークなマラソンを主催
ウェイン・ジョセフ
ごつごつとした溶岩だらけの火口周辺の道を走る、世界でも他に類を見ないコース設定で有名な「キラウエア・ボルケーノ・ラン」。そのタフなコースを走るマラソン大会には、世界中から多くのランナーが集まります。大会を主催するウェイン・ジョセフさんは、自身も今までに800レース以上を完走しているベテラン・ランナーであり、人気のビッグアイランド・インターナショナル・マラソンのディレクターでもあります。
「初めてボルケーノを見たとき、本当にびっくりしたのを覚えています。驚きを表現する言葉が見つからず、どこか他の惑星に来た感じでした。今では、毎年たくさんのランナーがここを走りますが、必ずレース前に参加者全員のシューズをボランティアがきれいにしています。これは、シューズがボルケーノに外来種を運ぶのを防ぐため。世界で最もタフで美しく、ユニークなレースに参加すれば、自分も自然の一部であると強く感じるでしょう」
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