アロハ！ ヨリエです。
　世界最大のラグジュアリー・トラベルリテーラーであるDFSグループ（免税店）が「Tギャラリア by DFS」として新しく生まれ変わりました！ 世界420カ所に展開するDFSグループの新たな幕開けにふさわしい華やかなイベントが、9月7日ハワイ店で行われました。ハワイ店のお披露目を皮切りに、今後18カ月をかけて世界に点在するすべてのDFSギャラリアの店舗が「Tギャラリア by DFS」に移行していくそうです。

　午前中に行われた記者会見で、DFSグループ会長兼最高経営責任者のフィリップ・シャウス氏（左から2番め）は、「40年以上前に路面店をオープンしたワイキキで新たなブランドアイデンティティを立ち上げることを誇りに思います」と語りました。「新しいロゴの『T』は『トラベラー』を意味しています。飛行と移動というコンセプトから、最新航空機の翼をイメージしてデザインしました」と、フィリップさん。全米でも他に類を見ない品数をそろえるワイキキの免税路面店「Tギャラリア ハワイ」。今後は「T」のロゴで、世界中から集まる旅行者を迎えてくれます！

　この日夕方からカラカウア通りを封鎖して行われたお披露目イベントでは、世界中から招待されたセレブリティたちがレッドカーペットに颯爽と登場。日本からはモデルでハワイ州観光局ビューティ親善大使の道端ジェシカさんも駆けつけました。以前行われたトークショーで「DFSでショッピングするのも大好きです」と語っていたジェシカさん。本当に華やかなオーラを放つ彼女は、無数のフラッシュを浴びていました。ジェシカさんが着用しているのは、Tギャラリア ハワイ1階にまもなくオープンするDiorのドレスとシューズだそうですよ。すてきですね〜！

　こちらは、ハワイを舞台にしたアメリカの人気ドラマ「Hawaii Five-0（ハワイ・ファイブ オー）」にも出演している俳優のダニエル・デイ・キムさん。奥様の手を引きながら、ファンの声援に快く応えていました。

　集まったセレブリティたちはカラカウア通りを埋め尽くすほど大勢の観客と一緒に、「Tギャラリア」の幕開けを見届けました。トレンドの最前線に立つDFSが開催する記念イベントは、本当にゴージャス！ 

　ハワイならではのパフォーマンスも迫力満点でしたよ〜。カラカウア通りのブロック・パーティには、有名レストランのフードブースが出店され、ライブ演奏もありました。「ウクレレの妖精」ことウクレレ・アーティストのタイマネ・ガードナーや、ナ・ホク・ハノハノ賞受賞の経歴を持つジャズシンガーのスター・カラヒキ、イギリスの人気インディーズバンド「ノイゼット」によるステージで、ワイキキの夜が賑やかに彩られました。

　招待されたセレブリティのなかには、ギリシャ王女であり、デンマーク王女の、プリンセス・マリー・シャンタル・クレアの姿も（写真中央）。2001年に高級子ども服・アクセサリーブランド「マリー・シャンタル」を立ちあげ、クリエイティブ・ディレクターとしても活躍しています。Tギャラリアにも店舗を持ち、2011年には、DFSグループの取締役に就任しています。

　当日、Tギャラリア
ハワイの館内はVIP用に貸切となり、シャンパンやププ（おつまみ）が振る舞われました。ディスプレイのペーパーアートには、なんとすべて手作業で作成された、1万個以上の折り紙による作品が用いられているとか！
ツバメや飛行機、サンゴや花木で、大地、海、旅が表現されているそうです。現在もTギャラリア
ハワイの店内でそのディスプレイを見ることができますので、ぜひ注目してみてくださいね。

　イベントの最後にはサプライズ・ゲストとして、イギリス出身の超有名ヒップホップアーティストのEstelle（エステル）が登場！
グラミー賞にも輝いた「アメリカン・ボーイ」は全米はもちろん、日本でも人気ですよね。1階の特設ステージに突然現れ、会場をおおいに沸かせました。

　ハワイ旅行で誰もが足を運ぶと言っても大げさではない、ワイキキの免税店。新たなサービスの導入や店舗のアップグレードのため、過去数年間で数億米ドル（数百億円）が投資されたそうです。ビューティ・コンシェルジュや、限定商品の開発などもその一環になります。DFSグループ全体では、2012年だけで2億人以上のお客さんが来店したそうです。単なる商品購入にとどまらず、快適なショッピング体験を楽しめるラグジュアリー・スポットにこれからも期待したいですね！