オアフ島北部のライエ地区にあり、ポリネシアを代表する7つの島々の暮らしや伝統文化を紹介している大型テーマパーク、ポリネシア・カルチャー・センター。先日めでたく50周年を迎え、その記念レセプションが行われました。
まずはショーを観ながら豪華な食事が味わえる「ハレ・オハナ・ルアウ」からスタート。ルアウとは、ハワイ語で「宴」という意味で、歌やダンスなどのエンターテインメントとともに食事を楽しむ伝統的なディナーを指します。ポリネシア・カルチャー・センターではいくつかのルアウショーを行っていますが、なかでもこのハレ・オハナ・ルアウは、今年スタートした新しいルアウとして注目を集めています。
ルアウ会場は、緑豊かなオープンエアの「ハレ・オハナ」。ステージは南国の植物が生い茂るガーデンと一体化しており、情緒たっぷりです。
ビュッフェラインには豪華な料理がずらり! カルア・ポークやロミロミ・サーモン、ポケ、ハワイ島のメシダの若芽、ハウウラ・トマトと山羊乳チーズのサラダなど、ポリネシアの伝統料理が並びます。これらは一流シェフ、ヘクター・モラレス総料理長によるもの。「ハワイの王族が味わった料理のほか、現在ハワイ諸島で栽培されている新鮮で高品質な食材を味わってもらいたい」とのシェフの想いが込められています。美味しいだけでなく、地産地消にもこだわって作られているそうですよ。
シェフ・モラレス氏は、ノルウェー国王のバンケット料理長や、マウイ島の5つ星レストラン「ラッフルズ」、オアフ島ノースショアのタートル・ベイ・リゾート&スパの総料理長を務めた実力派。伝統料理と聞いて、口に合わないのではと心配する人もいるかもしれませんが、さすがモラレス氏が生み出すメニューは伝統スタイルを貫きながらも、食べやすく美味! 会場に訪れた多くの人たちが絶賛していましたよ。
さて、美味しいルアウでお腹が満たされたら、次はルアウ会場の隣りにオープンした新スタイルの4Dシアター「ハワイアン・ジャーニー・シアター」へ移動。火山のような黒い山の中は最新設備を搭載した映画館になっています。迫力ある音響や、視覚が飛び出す3D映像だけでなく、座席にも仕掛けが! 上映されるのは、ハワイのダイナミックな自然がふんだんに盛り込まれた一大スペクタクル。4Dシアターでの鑑賞は、まるで自分がハワイの大自然に放り込まれたように臨場感たっぷりです。
そして最後に、壮大なダンス・エンターテインメント・ショー「ハァ-ブレス・オブ・ライフ」を鑑賞。このナイトショーは、ポリネシア・カルチャー・センターのシグニチャーともいえるステージで、訓練を重ねて鍛え抜かれた100人以上の出演者たちによるダンスと音楽が楽しめます。ポリネシアの島に生まれた青年をめぐる成長物語は、何度観ても感動してしまいます。言葉を超えた超大作は、ハワイに来るたびに観るというファンが多いのも納得です。
50周年を迎え、ますますパワーアップしたポリネシア・カルチャー・センター。ワイキキから送迎付きのプランもあり、アクセスも便利です。年齢問わず楽しめる広大な本格テーマパークで、ポリネシアの伝統にどっぷり浸る一日を過ごしてみませんか?
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