ヨーロッパの映画俳優&監督がハワイに集結
ハワイ国際映画祭に関連したイベント「ユーロシネマ・ハワイ」が今年も開催!豪華アワード・ガラパーティの様子をレポートします。
公開日:2013.10.23
更新日:2017.06.14
10月18日(金)、カラカウア通りに面したホテルの前にはレッドカーペットが敷かれ、映画俳優や監督をはじめとするセレブリティたちが続々と現れました。高級車から颯爽と登場する姿を写真に収めようと、大勢のファンとカメラマンが待ち構えます。なかでも、今年もっとも注目を集めフラッシュを浴びていたのは、俳優のハリー・シャム・ジュニアさんでした。
ハリーさんは、アメリカの大ヒットドラマ「Glee(グリー)」のマイク・チャン役として活躍する俳優です。先月はドラマのPRのため日本にも行き、寿司や純日本の朝食を満喫していたようですね。多忙のさなか今回ハワイに来たのは、ユーロシネマ・ハワイから贈られる「ライジング・スター賞」を受賞するため。毎年世界でひとりだけ、「期待の若手俳優」として選ばれる名誉ある賞を受賞するだけあり、ひときわ輝くオーラを放っていましたよ。
会場となったダイヤモンドヘッド・ローンは、華やかにライトアップされ、DJによる音楽で盛り上がりました。ドレスアップした大勢のセレブリティたちがお酒と料理を片手に談笑し、とってもゴージャスな雰囲気! この日の食事を担当したハワイのローカルシェフは、ダニー・チュー氏(ラムファイヤー)、スコット・トーナー氏(ザ・モダン・ホノルル)、ジョン・マツバラ氏(ジャペンゴ)、クリス・カジオカ氏(ヴィンテージ・ケーブ)、ウィル・チェン氏(ビーチハウス・アット・ザ・モアナ)の5名です。
ジャペンゴの料理長、ジョン・マツバラ氏による料理はこちら。
カウアイ島産のエビをレモン、ニンジン、アボカド、ダイコンとともにいただきます。このほかにもハワイ産の素材を活かした料理がずらりと並び、どれも人気でした。世界のセレブリティたちに喜ばれるおいしい地元食材と、それを料理するすばらしいシェフがそろい、なんだか誇らしいですね。
ハワイ国際映画祭のエグゼクティブ・ディレクター、チャック・ボラーさん(右)も会場に姿を現し、いよいよ表彰が始まります。今年は、イタリア、フランス、ドイツなど10カ国から19作品がハワイで初上映されました。映画ファンはもちろんのこと映画製作を学ぶ学生にとっても、長い映画史を誇るヨーロッパのレアな作品が多数紹介される貴重な機会です。チャックさんは、「ユーロシネマ・ハワイは今年で4回めを迎えました。ハワイで暮らす人々をはじめ、旅行者の方々にも優れた映画作品のすばらしさをぜひ実感していただきたい。これからもずっと続けていきたいです」と、コメントされていました。
受賞者にはティファニーデザインのトロフィーが、また、最優秀学生フィルム賞に輝いた作品「LITTLE GIRLS’ WAR CRY」には、賞金$3,000が授与されました。
華やかなアワード・ガラパーティは、来年の開催に向けて期待を膨らませ、余韻を残したままあっという間に幕を閉じました。このガラパーティは、毎年一般向けにもチケット($150)が販売されています。来年こそは私も映画作品をしっかり鑑賞したうえでぜひまた参加してみたいな、と思います。滅多にお目にかかることのない俳優や監督と交流できるかもしれないチャンス、みなさんもどうぞお見逃しなく!
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