海に魅せられた2人の芸術家によるコラボ展
グリーンルーム・ハワイで、サーフアーティスト、タイラー・ウォーレンと、写真家タツオ・タケイによるコラボイベントが開催されました!
公開日:2014.03.02
更新日:2017.06.14
ワイキキにあるビーチハウスのようなおしゃれなギャラリー、グリーンルーム・ハワイで、絵と写真、フィルムによるイベント「WET・DREAM」が2月21日(金)に開かれました。観ているだけで海辺にいるような気持ちにしてくれる作品に囲まれたイベントの様子をレポートします。
イベントはタイラー・ウォーレンさんとタツオ・タケイ(竹井達男)さんの2名によるコラボ展。店内にある絵とサーフボードはタイラーさんの作品、写真とフィルムはタケイさんによる作品という構成でした。
プライベートでも親交が厚い2人は、タケイさんがタイラーさんの写真を撮り始めて以来の関係で、タイラーさんが14歳の頃からの付き合いだそう。何回かハワイを訪れて個展を開いているタイラーさんが、タケイさんに声をかけ、今回初めて2人のコラボ展が実現。タケイさんの撮るスチール写真と、タイラーさんの波乗りスタイルはとてもよくマッチしていて、今まで一緒にイベントを行っていないのが不思議なほどでした。
タイラー・ウォーレンさんは、サーフボーダー、アーティスト、ボードシェイパー、モデルと、幅広い分野で活躍しています。何度か日本も訪れているという彼は、「日本は好きな場所のひとつだよ。あと僕は行くたびに日本のあるブランドのペンを買うんだ。アートにも使いやすいし気に入ってるよ」と話してくれました。
上の写真はタイラーさんの作品のひとつ。「NARCOLEPSI(ナルコレプシー)」というタイトルの絵なのですが、描かれている女性の水着が流行りのビキニではなく、ひと昔前のスタイルであることもポイントのひとつ。彼の作品にはノスタルジックな雰囲気を持つ海辺の様子を描いたものが多く、じっと観ていると、まるでタイムトリップしたような気持ちになります。
ギャラリーにはタイラーさんがシェイプし、緻密な模様を描いて作られたサーフボードも数点展示されていました。彼自身が何度も波に乗り、コンディションを確認しながら作るというボードは、世界各地にファンがいる人気の作品なんですよ。
もうひとりの主役、タツオ・タケイさんは大阪出身で、現在はカリフォルニアを中心に活動する写真家。スチールのほかにも8ミリを使ったフィルムを撮るなど、幅広く活躍されています。目標は活動20年めに人生初の写真集を出すことだというタケイさんのお話を聞き、その写真集のなかに、タケイさんがカメラのレンズを通して見たハワイの海も載っていると良いな、と思いました。
この日はお客さんのなかにもサーファーが多く、みんなと気さくに話すタイラーさんとタケイさんの人柄もあり、終始和気あいあいとした雰囲気でイベントは終了。グリーンルーム・ハワイでは、イベント後も2人の作品を取り扱っているので、ぜひギャラリーでチェックしてみてくださいね。また、アロハストリートのウエブサイトから便利なオンラインでのお問い合わせも可能ですよ。
グリーンルーム・ハワイでは、定期的に様々なアーティストのイベントや個展を開いています。お気に入りのアーティストに直に会い、購入したアートにサインがもらえる貴重なチャンスなど、スペシャルな特典が満載なので、情報をお見逃しなく!
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