面白くて過酷!?ハワイの変わり種レース!
全身がカラフルになったり、障害物を越えて走ったり、ハワイの一風変わった楽しいラン・イベントをご紹介します!
公開日:2014.03.24
更新日:2017.06.14
ハワイは今ランニングブーム。大会やイベントの数も増えて、毎週どこかでイベントが開催されているほどです。その中でも、今回は少し変わったものを中心にご紹介したいと思います。イベントが大好きなアメリカらしく、レースの内容もさまざま。色をつけたり、蛍光色で夜に盛り上がったり、これでもかという過酷な障害物を楽しむレースなど、大人が子供のように楽しめるイベントが盛りだくさん。日本上陸が近いイベントもあるようですよ!
●ザ・カラーラン5K
まずは、カラフルな色に染まりながら走る(歩く?)ランニングイベント「ザ・カラーラン5K」。アメリカ全土で流行し、2012年に初めてハワイに上陸した「地球上で1番ハッピーな5キロ・ランニングレース」がキャッチコピーの大会です。2014年もハワイでは11月に開催されることが決定しました!
カラーランの詳細は、全長5キロのコースを走る間、1キロ地点ごとに4色の色付けされたシュガーパウダーをふりかけられるという前代未聞のレース。ゴールする頃には全身がカラフルに! 参加者全員が白いTシャツを着てスタートするというルールになっているのも面白いですね。2013年は4000人のランナーが集まった人気イベントのひとつです。
タイムを競うレースではなくイベント全体を楽しむことがカラーランの目的。スタート&ゴール地点であるメイン会場では、オリジナルのカラーラングッズが販売されていたり、思わず踊り出したくなる音楽が流れていて、みんなでズンバを踊って体を動かしたりと、レースの前後もイベントを楽しむことができます。
★2013年のカラーランのレポートはこちら>>
●ネオンバイブ5K
ハワイ会場となるアロハスタジアムの駐車場には、夕暮れとともに参加者が続々と集合。ダンスミュージックで盛り上がり、ネオンと呼ばれる蛍光色の粉をかけあい、和気あいあいと日が暮れるのを待ちます。その後、日が暮れて暗くなる18:30頃から大会がスタート。
こちらもレースというものではなく、アロハスタジアムの敷地内を5キロ、歩いたり走ったり好きなペースで周るイベント色が強いもの。タイムチップによる計測もないので、完走記録とは全く関係ないファンラン・イベントです。4カ所ある中継粉噴射ポイントに差し掛かると、ネオンの粉を浴び、ブラックライトに照らされてカラフルに光る姿で記念撮影。大人でも子供に還った気分で、何度もこの粉を浴びにいくのが楽しいのです。
ゴールの後はまた粉を浴びたり、踊ったり、最後までみんなで大盛り上がり。テーマは、”GLOW(光ろう)” ”RUN(走ろう)” ”DANCE(踊ろう)” ”CEREBLATE(祝おう)”というものですが、レイブコンサートのようなものではなく、れっきとしたチャリティ・イベントで、収益金はハワイの病気の子供たちのために寄付されるので、思い切り楽しみながらチャリティに貢献できる素敵なイベントですよ。
●スパルタン・レース
こちらも昨年2013年にハワイに初上陸した大人の障害物競走、スパルタン・レース。昨年はクアロア・ランチで泥まみれになる設営でしたが、今年から会場をアロハスタジアムに移動。かなりハードな障害物競走に、今年も数千人が参加しました。
壁や障害物を乗り越え、水や砂がたっぷり入ったバケツを運んだり、ロープを登る…そんな障害物をクリアしていく5キロのレースイベントです。カラフルに染められて楽しむ前者2つのイベントと比べて、この大会はとても過酷。でも自分の限界に挑む、過酷なことが好きな人も大勢いるんだな、と会場にいると思わず苦笑いしてしまいます。
アロハスタジアムならではの設営も、しっかりと考えられています。最上階の観客席まで階段を上っては下り、観客席に移動して、イスを1つずつ横に立っては座りながらスライド(移動型スクワットのような動き)など、色々と考えられており、見ている方は面白いのですが、やっている方は過酷そのものとか。でももちろん、みんな好きでやってるんですよね?(笑)。
スパルタン・レースは、アメリカ本土はもちろん、ヨーロッパでも大人気のイベントで、前回は参加者が6000人を超えたほど。ゴール前には最後の難関、棍棒で走者を邪魔するスパルタンが待ち受けています! もちろん棍棒は柔らかい素材でできていて、みんな笑顔で避けて感動のフィニッシュです。
★昨年のスパルタン・レースのレポートはこちら>>
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