1956年創業のアロハウエア・ブランド「Tori Richard(トリ・リチャード)」のアラモアナセンター店が4月2日(水)に移転オープンしました! 以前はアラモアナセンター内メイシーズ側にあった店舗が、ノードストロームに続くコンコースの2階(以前アイランド・ソールがあった場所)に移り、装い新たに開店。当日はグランド・オープニングパーティが開催され、私たち編集部も参加してきました。
数あるリゾートウエア・ブランドのなかでも、洗練された大人のデザインが魅力のトリ・リチャード。アロハシャツだけでなく、ポロシャツや靴下、女性用のリゾートドレスもそろい、バラエティに富んだスタイルが楽しめます。現在ハワイで8店舗を展開(ザ・カハラ・ホテル&リゾート内にもう1店舗、6月にオープン予定)し、アラモアナセンター店を含む一部のショップに「シャツ・バー」という、新しいコンセプトを取り入れているとか(アウトリガー・ワイキキ・オンザビーチ店のレポートはこちら>>)。
「シャツ・バー」は、引き出しから自由にシャツを取り出しテーブルの上に広げながら、じっくりと吟味できるシステムのこと。アロハシャツに精通したスタッフにあれこれ相談し、気兼ねなく時間をかけて選べるのがうれしいですね。リツコ編集長が引き出しを開けてみると、この通り、柄が一目瞭然。明るい照明の店内でシャツの絶妙な色合いもばっちり見ることができます。
アロハシャツのデザインは、柄や素材はもちろん、形もとことんこだわり、さまざまな男性の体型や好みに似合うよう考えぬかれています。シーンを選ばずサラリと着こなせそうな、こちらのモダンなシャツ。重ねた2枚のシャツは、同じサイズなのですが、上がスリムタイプ、下がスタンダードタイプになります。左脇部分をぴったりと合わせてみると、スリムタイプは胴回りの幅が狭く、袖も短くデザインされているのが分かりますね。価格は$88と、リーズナブルです。おしゃれな日本の男性にはスリムタイプが人気だそうですよ。ちなみに、洗濯機で丸洗いOKなんですって!
こちらは「Cotton Lawn」シリーズの「Boat Day Aloha」柄。20世紀前半にハワイのアーティストが描いたアートをもとにしたプリントは、「昔ながらのハワイ」がディテールに至るまで表現され、ビンテージ感たっぷり。
よく見てみると、ハワイ固有種の魚や人々の生活風景、ダイヤモンドヘッド、ピンクパレス(ザ・ロイヤル・ハワイアン)などが細かく描かれています。素材は高級綿の代表格とされるエジブト綿を使用しているそうで、触り心地も良かった!
イベントでは、いま話題のレストラン、MWレストランからのケータリングサービスがありました。シャンパンを片手にププ(おつまみ)をつまみながら、みなさんドシドシお買い物されていましたよ。
商品を手に取ると、上質な素材感とか、体にフィットする伸縮性とか、こだわりのブランドならではの良さがはっきりと分かりますよね。明るいカラーが青空に映えそう〜! これを着てビーチでトロピカル・ドリンクが飲みた〜い! 妄想が広がります。
イベントの終盤には、店内にスペシャルゲストのタイマネ・ガードナーが登場。「ウクレレの妖精」による迫力満点の演奏を至近距離で堪能でき、大満足でした! 彼女が来ているドレスもトリ・リチャードのものです。とてもよく似合っていて、つい自分もマネして着てみたくなっちゃいました。波のように揺れる裾のデザインがとくに素敵…。
最後に、リツコ編集長と一緒に撮影させていただいたこちらのお二人をご紹介します。写真左側が、トリ・リチャード創設者の息子で現在のCEO、ジョシュ・フェルドマンさん、右側がジェネラル・マネージャーのジェイソン・ザンブットさんです。とても気さくで華やかなオーラが印象的でした。今回オープンしたアラモアナセンター店のように、清潔感いっぱいで明るい雰囲気のお店作りは、このお二人による近年の新しい試みだそう。以前はダークなカラーをインテリアに使用していたとか。58年の歴史を誇るブランドは、時代のニーズに合うよう少しずつ進化しながら、さらにこれからも人気を増していくんですね。ハワイならではのリゾートファッションをリードしていくアパレルブランド。ますます目が離せません!
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