フラの祭典フラ・ホオラウナ・アロハ開催!
日本のフラ・ハーラウ(フラ教室)が集まりパフォーマンスを披露するイベント、フラ・ホオラウナ・アロハが今年も開催されました。速報はこちら!
公開日:2014.07.14
更新日:2017.06.14
日本のフラ・ハーラウ(フラ教室)に所属するダンサーが集まりパフォーマンスを披露する年に一度のイベント、フラ・ホオラウナ・アロハが今年も開催されました。7月12日(土)と13日(日)に行われたエキシビションとコンペティションの様子をご紹介します。
【7月12日(土) エキシビション(ホイケ)】
ハワイ語で「ホイケ」と呼ばれるエキシビションは、7月12日(土)にアラモアナセンターのセンターステージで開催されました。この日は40組みが参加し、7歳から最高齢86歳まで、それぞれ素晴らしいフラを見せてくれました。
会場を大いに盛り上げた9歳のパフォーマー。リズミカルに舞う姿は観客の注目を集め、拍手喝采を浴びていましたよ。
フラ・ハーラウ「フイ・フラ・オ・レイアロハ」は今年の参加で8回めを迎えたそうです。メンバー12人、カラフルな衣装に身を包み、ひときわ目を引いていました。
最後は、フラ・ホオラウナ・アロハのアドバイザーを務めるクムフラ、カヴァイカプオカラニ・ヒューエットさんと一緒に、参加者と観客全員で「ハワイ・アロハ」を合唱。大盛況のうちに幕を閉じました。
【7月13日(日) コンペティション】
続いて翌日の7月13日(日)には、ザ・ロイヤル・ハワイアンの中庭、ココナッツ・グローブでコンペティションが開催されました。王族の静養地だったといわれるこの場所はヤシの木に囲まれ、神聖な雰囲気が漂います。この日はハワイでは珍しく蒸し暑い天気で、日中の日差しもかなり強かったのですが、コンペティションがスタートした16:00頃には中庭全体が日陰となり、そよそよと吹き抜ける風が心地良く感じました。
会場にはメイド・イン・ハワイのアクセサリーや人気ショップのブースもあり、休憩時間を利用して観客のみなさんが買い物を楽しまれていました。話題の雑貨屋「シャビールーム」も出店していましたよ。
さあ、コンペティションは、全部で3部門に分かれ順位を競います。演技時間は各6分間。14歳以下のソロ・ケイキ(キッズ)、グループ・ケイキ、46歳以上のグループ・クプナに、合計8組みが出場しました。
参加条件は、日本で活動するフラ・ハーラウであること。身につける装飾品は、生花やフェザー、シェルなどの天然素材のみ使用が許可され、ピアスやバングルなどのアクセサリー、マニキュア、ペディキュアは不可となります。この日のために練習を重ね、準備万端で挑んだ出場者の眼差しは真剣そのものです。みなさん、ステージに一歩足を踏み入れた瞬間からきらびやかなオーラを放っていました。
ソロ・ケイキ部門で優勝した10歳の小野夏蓮(カレン)ちゃん。一番手としてステージに立ち、出だしの緊張感を物ともしない迫力の演技で一気に観客を引き込みました。5歳の時からフラを始めたという彼女は、大人顔負けの表現力の持ち主。「夏蓮」という名前のとおり、暑い夏のオアシスに大輪の花を咲かせたような、存在感のあるパフォーマンスが本当に素晴らしかったです!
また、夏蓮ちゃんは、グループ・ケイキ部門にもハーラウのメンバーと一緒に出場しました。彼女の所属するハーラウ「レイアロハ・フラ・スタジオ」は、最高得点賞を獲得。こちらのチームはディフェンディング・チャンピオンとして、来年の出場権が得られます。
グループ・クプナ部門で優勝した「ハラウ・フラ・オ・メハナ」を含め、各部門の優勝者には、来年度出場用の日本航空ホノルル往復航空チケット1名分と、メンバー全員にニイハウシェル・ネックレス、ソニーのウォークマンがプレゼントされました。みなさん、おめでとうございます!
審査の間は、カヴァイカプオカラニ・ヒューエットさんをはじめ、コンペティションのジャッジ5名のクムフラによるパフォーマンスも行われました。
ジャッジのみなさんはボランティアとしてこのイベントをサポートしているそうです。今回はクムフラ・レイモミ・ホーさんが3年の任期を終了し、大きな拍手を浴びていましたよ。出場者だけでなく、ジャッジのクムフラたち、また、観客も一丸となってイベントを支える一体感は、会場にいると、ひしひしと伝わってきます。
ハワイの伝統であるフラを通じ、日本とハワイの絆を感じるフラ・ホオラウナ・アロハ。14日(月)は、イベントの参加者やクムフラが一緒にディナーを楽しむパーティも開催されます。
日本でフラを習っているみなさん、来年はぜひ参加してみませんか? イベントの様子は、それぞれ写真盛りだくさんのレポート記事で、後日改めてご紹介します。どうぞお楽しみに!
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