アロハ満開!ウクレレ・フェスティバル開催
毎年恒例のウクレレ・フェスティバルが今年も開催されました。44回めを迎えたイベントは晴天に恵まれ最高のウクレレ日和となりました!
公開日:2014.07.24
更新日:2017.06.14
アロハ! ヨリエです。
夏の恒例イベント、ウクレレ・フェスティバルが7月20日(日)にカピオラニ公園で開催されました。今年で44回めを迎えたこのイベントは、ハワイを代表する著名アーティストをはじめ、世界中のウクレレ・ミュージシャン、また、ハワイでウクレレを習う子どもたちによる演奏を無料で聴くことができ、毎年大勢の観客で賑わいます。今年も良い天気に恵まれ、ウクレレ日和な一日となりました!
会場となったバンドスタンドには、芝生の上に敷物を広げてゆっくりとウクレレの音色を楽しむローカルファミリーでいっぱいでした。この日の前日、実はホノルル市に洪水警報が発令されていたのですが、イベントが始まる頃には徐々に曇り空が晴れ、日陰にそよぐ風が最高に気持ちよかったです!
ウクレレ・フェスティバルの創立者であるロイ・サクマさん(隣りは奥様のキャシーさん)は、1974年からウクレレ教室「ロイ・サクマ・ウクレレスタジオ」を運営し、彼の教え子は数えきれない程います。「ウクレレ文化を通じて笑顔と愛と夢を共有する」というロイさんの想いに共感したミュージシャンが集まり、1971年に第1回ウクレレ・フェスティバルが開催されました。このイベントで演奏するミュージシャンはみなさんボランティアで参加しているのだそう。素敵ですね〜!
ロイ・サクマ・ウクレレスタジオのキッズグループ「ケイキ・ウクレレ」は、小さな手でウクレレを弾きながら大きな声で歌も聴かせてくれました。観客も笑顔で拍手を送ります。このなかから将来活躍する大スターも誕生するかもしれませんね!
ライアテア・ヘルムはブライアン・トレンティーノと一緒にステージへ。彼女の透明感ある伸びやかな歌声は、ため息がでるほど美しい…。私は彼女が歌う「Amazing Grace」がとくに好きで、カメラのシャッターを押すのをやめてじっくりと聴かせてもらいました。こんな素晴らしい音楽が無料で楽しめるなんて贅沢ですよね。
ハワイの巨星と呼ばれるウィリーKのステージは、迫力満点! 会場を丸ごと包み込むような力強いパフォーマンスは鳥肌もので、大感激です。ハワイのみならずアメリカ全土でも人気で、ビルボード・ワールド・チャートのトップ10にランクインするほどの実力の持ち主。ハワイには宝のアーティストがたくさんいますね。
こちらは左からハーブ・オオタ・ジュニア、フランスから駆けつけたミュージシャンのエイドリアン・ジャニアック、ジョン・ヤマサトの3人。会場ではCD販売とサイン会も行われ、彼らのブースにも列ができていましたよ。こんなに大勢のミュージシャンたちに一度に会える機会は、なかなかないですものね!
ハワイと言えば、日本でおなじみのこの方、高木ブーさんもいらっしゃいましたよ~! 高木ブーさんのウクレレの演奏と歌は、どこか懐かしい感じで、アロハがいっぱい。ハワイで会えるなんてうれしいです。
アロハストリートでコラムも連載しているジェイク・シマブクロが登場すると、会場の盛り上がりは最高潮に! 世界を股にかけて活躍する彼は大人気で、演奏が終わった後もロコの子どもたちや海外からのファンに囲まれていましたよ〜。今回のイベントにはもともとジェイクの参加予定がなかったのですが、多忙なスケジュールのなか急遽調整ができたため、ジェイクからロイさんに「やっぱりぜひ参加させて!」と直接かけあったそう。長年の絆があるジェイクとロイさん。ステージ上で感謝を述べ合うふたり、どちらも本当に嬉しそうでした。
今年のフィナーレを飾ったのは、京都をベースに活躍するウクレレ&ギターのデュオ、fulare_pad(フラリーパッド)のふたりです。ステージ前に練習したという英語で「みなさん京都は好きですか?」と観客に問いかけると、大きな声援が返ってきていました。喜びがあふれる彼らの演奏はいつ聴いても最高〜!
私もCDを購入して、ちゃっかりサインもいただいちゃいました。新しいアルバムの「O・MO・TE・NA・SHI」、おもてなし(笑)、オススメです。まだまだほかにもすばらしいミュージシャンが参加し、笑顔がいっぱいだったウクレレ・フェスティバル。イベントの様子はFacebookのフォトアルバムでご紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。次回の開催が今から楽しみ! 旅行でハワイ滞在する方も在住の方も、来年はぜひぜひ参加してみてくださいね〜!
- この記事をあとでまた
みたい場合は、
マイページにクリップ!