ハワイで出会う、粋なメンズ・ファッション
酷暑でもオシャレは楽しみたい! そこで今回は、暑い夏を涼しげに過ごすメンズ・ファッションやおしゃれアイテムをご紹介します。
公開日:2014.07.30
更新日:2017.06.14
スタートレック仕様の時計やリモデル・ウォッチが注目の的
ブラックポイント・ファインウォッチ
BlackPoint Fine Watches
場所:シェラトン・ワイキキ1階
ハワイではここでしか買えない、ミスター・スポックでおなじみのスタートレック(宇宙大作戦)仕様の腕時計を取り扱っています。100年以上前の懐中時計を腕時計にリモデルしたものや、ハワイ原生樹のコアをフェイスに使用した個性的な腕時計などがそろい、腕時計ファンに大人気のショップです。
エミ:このお店で扱っている腕時計は、どれも個性的なものばかりなのよ。そんな中でもハワイではここでしか入手できないスタートレック・シリーズの腕時計は、コレクターに大人気の貴重なものなんですって。
ユカリン:スター・トレックといえば、アメリカのSFテレビドラマシリーズで、耳とへアスタイルが特徴的な登場人物が出ている番組ですよね? 小さな頃に観たような記憶が…。
エミ:このほかにもハワイのローカル・デザイナーが手掛けるシンプルで上品なコアウッドをフェイスに用いた腕時計も話題なの。スケルトン・デザインの時計がとくに人気なんだそう。ユニセックスというのもうれしいわよね。
ユカリン:エミさん! このカラフルなロレックス、すごくかわいいー! このアクア色のフェイス、すごく好みだわ。
エミ:ひとつひとつ製造年がわかるから、自分の生まれ年の時計と出会えるチャンスもあるのよ。それに自分が持っているロレックスの文字盤を、$200ほどで好みの色にチェンジもできるんですって。
ユカリン:本当に!? 私やるー! あ、ちなみに私の生まれ年は、時計が不作の年なんだそう。時計のことならなんでも知ってるオーナーにこんな情報を教えてもらえるのも楽しいですね!
欲しかった&自分に似合う帽子に必ず出会える帽子専門店
チャペルハット
Chapel Hats
場所:シェラトン・ワイキキ1階
遊び心と個性をコンセプトにした帽子専門店「チャペル・ハット」。アメリカの西海岸をはじめ、カナダやそのほかの国々からのインポートブランドまで、セレクトしたメンズ&レディース帽子を取り扱っています。ファッション・アイテムとしてはもちろん、日差しの強いハワイにはマストアイテムです。
ユカリン:前回チャペル・ハットのシェラトン・ワイキキ店でいろんな帽子を被って以来、すっかり帽子の世界にハマってしまったんです。どんな形が似合うのか、研究しています(笑)。
エミ:ここならメンズの帽子も種類豊富にそろっているし、男性スタッフにいろいろとアドバイスがもらえるのもいいですよね。自分では選ばないような形も、いざ選んでもらって被ってみると、結構似合うものに出会えたりするものなんですよ。
ユカリン:日よけのためだけではなく、おしゃれハットにもどんどんチャレンジしてみるのも楽しいですよね。帽子を被ることで背が高く見えたり、小顔効果があったり、いいこともいっぱい(笑)。
エミ:プリンセスカイウラニ店には、陽気なスタッフがひとりひとりに似合う帽子を一緒に選んでくれるので、遠慮なく相談してみてね。しかも、ここの帽子はお値段がとてもリーズナブルなの。お気に入りが見つかったら迷わず即買いがお約束よ!
ハワイ原産のコアを使用した粋でおしゃれなアイテムの宝庫
マーティン&マッカーサー
Martin & MacArthur
場所:モアナサーフライダー1階
1961年創業、ハワイアン・コア製品に数々の革命をもたらした老舗コア専門店。ハワイ州のみに自生する固有種の樹木「コア」は、アカシアの一種で、ハワイ王朝時代に王室の調度品に多く使用され、王族の間で珍重された神聖な樹として知られています。コア製品は、年月が経てば経つほど良い色合いになり、特別な贈り物としてハワイの人々に愛され続けています。
エミ:コアウッド製の腕時計と聞くと「重たいのかな?」と思いませんか ?ところが、まったくその反対。実はとても軽いんですよ。
ユカリン:コアのぬくもりを肌で感じることのできる腕時計。しかも丸いフォルム、四角いフォルムがそろうほか、濃い、薄いなどコア・ウッドの個性的な風合いが選べるというのがいいですね。
エミ:しかも時計のメカ部分は、信頼できる日本のシチズン製。だから精巧で丈夫というのも納得でしょ?
エミ:続いて紹介するのは、コアウッドと、世界で最も硬い超合金「タングステン」が組み合わせられたコア・タングステンのリング。マーティン&マッカーサーでは、絶対に傷がつかないという保証書も発行しているのよ。
ユカリン:シンプルなのに存在感があるから、ハワイアンウエディングの結婚指輪にする人がとても増えていると聞きました。
エミ:そうなの! シンプルで上品なコアウッド&タングステンのコンビネーションやアバロ二・シェルとのコンビネーションがあるので、男性だけでなく、女性にも人気なのよ〜。
芸術品のようなパナマ帽は、おしゃれ上級者のマスト・アイテム
ニュート・アット・ザ・ロイヤル
Newt at The Royal
場所:ロイヤル・ハワイアン・ホテル1階
本場エクアドルの帽子職人が幾月もかけてひとつひとつ編み上げたパナマ帽専門店。まるで芸術品のような美しさの帽子は、日本の皇室御用達であるほか、歴代アメリカ大統領も愛用したというほど。レトロプリントのクラシック・アロハシャツ、トロピカルでワンランク上の小物にも注目です!
ユカリン:エミさん、そのアロハ・シャツのデザインすごくステキですね! 私、ビンテージやアンティークなものが好きなんですよ。このアロハシャツの古き良き時代のハワイが描かれていてもろタイプです~。このシャツをステキに着こなす人にプレゼントしたいなー。
エミ:ニュート・アット・ザ・ロイヤルがプリントされたデザインもいい感じよね。あ、そうそう、コレクションズ・オブ・ワイキキのブックレット内にあるクーポンを利用すると、アロハ・ウエアが10%オフになるので、ショッピングの際はお忘れなく!
エミ:ニュート・アット・ザ・ロイヤルで扱っているパナマ帽は、すべてが手作りで、網目が細かいものほど高価になるの。毎日毎日編み続けて1年以上かけて出来上がるという帽子もあるんですって。ちょっと想像ができないわよね。
ユカリン:毎日編み続けて1年以上? お値段がそれなりになってしまうのも納得ですね。これはもう何十年も使える一生もののパナマ帽! お父さんから息子へ…と受け継がれていくなんて、考えたらワクワクしてきちゃいます。
エミ:そして、「このコラムを見た」と会計時に伝えてくだされば、こんなステキな帽子ボックスと帽子の周りにつけるアクセントのリボンを2種類サービスしちゃいます。リボンを付け替えるだけで雰囲気がガラっと変わるので、この機会にぜひゲットしてくださいね!
旅人を魅了する最高級ラゲッジの全米初旗艦店
リモワ
RIMOWA
場所:モアナサーフライダー1階
世界の旅行者に愛されるドイツのラゲッジブランド、リモワ。1898年の創業以来、軽量で丈夫な素材やていねいな製法にこだわり、最新技術を追求しながら100年以上をかけて進化してきました。そのアメリカ初の旗艦店が、こちらのワイキキ店。アルミ製とポリカーボネイト製のラゲッジやスーツケースなどリモワの全ラインがそろうのが魅力です。
エミ:私はもう10年以上前からリモワを愛用しているの。軽くて丈夫なのがいいのよね! 友人みんなにもすすめているくらいお気に入りなの。
ユカリン:最近は、飛行機に荷物を預ける際、重量に対してとても厳しく、ハード素材だと、それだけで重量がかかってしまうので、とても損をした気分になっちゃいますよね。その点リモワならたっぷり荷物を入れられるのがいいですね!
エミ:機内持ち込みのキャリー・オンもこんなにスタイリッシュ! 旅慣れてる~って感じがするでしょ?
ユカリン:カラーバリエーションも豊富ですよね! 私の中ではシルバーのジュラルミン風のイメージが強かったのですが、オフ・ホワイトやパープル、ブラック、レッドのほか、ピンクやアクア、そしてハワイ限定デザインなんかもあったりで、うれしいなー。
エミ:それと、やっぱりドイツ製だわ!って思うのが、ロック部分のデザインや内側の機能性。飛行機の窓ガラスにも使用されるポリカーボネイト素材は、軽量ながら耐熱、耐寒、耐水性に優れているので、スーツケースの中身をしっかり守ってくれるの。世界のセレブや有名モデルなどに人気なのも納得よね。あ、そうそう、8月にはお店がさらに広くなるの。取り扱う色や種類がさらに増えるほか、ギターケースなどのレアものも入荷するんですよ。日本未発売のアイテムもあるので、ぜひのぞいてみてくださいね!
創業50年を誇るアロハシャツの老舗ブランド
レイン・スプーナー
Reyn Spooner
場所:シェラトン・ワイキキ1階
カジュアル、フォーマルの両シーンで着こなせるアロハシャツが人気のアパレルブランド。1962年にサーフトランクスで有名なスプーナー社と、「太平洋のブルックス・ブラザーズ」といわれたレインズ社が合併しレインスプーナー(reyn spooner)というブランドが誕生しました。ハワイのみならず世界中に愛用者がいる人気ブランドです。
エミ:ねぇねぇ、ユカリン、知ってる? レインスプーナーで扱ってるサーフパンツは、丈が短めなのよ。だから日本人にもかっこよく着こなすことができるのよ。
ユカリン:確かにいわゆるサーフブランドのサーフパンツは、丈がすごく長めですよね。ま、それが流行なのでしょうけれど。
エミ:そう、足長効果は断然レインスプーナーの勝ち! あと、私が持っているこのレインスプーナーのシグネチャー柄「ラハイナ・セーラー」のバッグは、軽くて便利なので、ギフトとしても大人気なんですって。
ユカリン:エミさん、そのマネキンが着てるシャツ涼しげでステキ! 袖部分のデザインがオシャレだわ~。普通のシャツよりも丈が短めで、タックインじゃなく、外出しで着るというところが好みです!
エミ:このほかにもレインスプーナーといえば、「スプーナークロス」といって、商標登録されている生地のアロハシャツを忘れてはいけませんよ~。いまやレインスプーナーの代名詞ともいえるのが、リバースプリント(裏地使い)。独自で開発したこの生地は、綿とポリエステル混紡の生地で、とても丈夫で長持ちし、シワになりにくいのでアイロンいらずというのがうれしいのよね。
ハワイ発のシックな大人のリゾートウエア・ブランド
トリ・リチャード
Tori Richard
場所:ロイヤル・ハワイアン・ホテル1階
1956年の創業以来、ファミリーで営まれているハワイのブランド。シックで上質な印象のアロハシャツやドレスは、ハワイに限らず「南国」「エキゾチック」というキーワードを想起させるハンドペイントのデザインが特徴。カジュアルシックな装いからパーティまでと、幅広いシーンで活躍してくれるリゾートウエアが勢ぞろいです。
ユカリン:ここのシャツは柔らかい素材で肌触りがとてもいいんですよね。
エミ:そうなのよね。使用されているのは世界3大コットンのひとつ、エジプト・コットン。トリ・リチャードのアロハシャツには、ブルー・レーベルとオレンジ・レーベルの2種類があって、ブルー・レーベルはトラディショナルなシェイプ、オレンジ・レーベルは細見でファッショナブルなシェイプなの。
ユカリン:柄も個性的なものが多いですね。私はこのお寿司のプリントが気に入っちゃった。ほかにも毎年発売される干支をデザインしたものやクリスマス限定の柄は、すぐに売り切れちゃうというから、要チェックですね。
エミ:今日はメンズ・ファッションの特集だけど…、せっかくステキなドレスがあるから、試着してみない?
ユカリン:きめが細かいコットン&シルクの生地が気持ちいい~。しかも軽くて着心地も抜群! エミさんが着ているドレスは、ディナーやパーティにもぴったりなリゾートドレスですね。一枚あると重宝しそう!
エミ:トリ・リチャードのシャツは、毎月新作が入荷するので、いつお店に来ても新しい出会いがあるの。シャツやドレス以外にバッグやインテリアのアクセントになる小物も扱っているので、そちらも要チェックですよ。
いかがでしたか? どのショップにもおしゃれで粋なメンズアイテムがたくさんあって、すべてを紹介できなかったのがとても残念です。ハワイにいらしゃった際には、ぜひ今回紹介したお店に出かけてみてくださいね! 次回は、ビーチに似合うファッションやアイテムをご紹介します。どうぞお楽しみに!
- この記事をあとでまた
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