吉野・金峯山寺1300年の歴史で2人めとなる、過酷な修行「千日回峰行」を果たした、金峯山修験本宗 慈眼寺住職、塩沼亮潤大阿闍梨(しおぬまりょうじゅんだいあじゃり)が、12月13日(土)にハワイ東海大学で「人生生涯小僧の心―大峯千日回峰行の末につかんだ世界―」と題した講演会を行います。
塩沼亮潤先生は、1999年に1000日歩き続けるという"千日回峰行"を達成。片道24キロ、高低差1300メートルの山道を16時間かけて1日で往復し、1000日で地球一周の1.2倍に相当する48000キロを歩きました。翌年には9日間、断食・断水・不眠・不臥を続ける"四無行"も達成。この修行の中で見えた世界を講演予定です。
塩沼先生の代表的な著書「人生生涯小僧の心」では、超人的修行の末につかんだ世界を記しています。多くの著名人から影響を受けた本と言われ、なでしこジャパン監督の佐々木則夫さんも、苦しい時期に手にした本と紹介しています。現在は240カ国語で翻訳され販売。また、ビル・クリントンさんなど世界のさまざまな人がプレゼンテーションを行うことで注目される「TED」で2014年10月に講演を行い、YouTubeで配信中です。
今年はホノルル・マラソンに初参加の予定で、ランナーたちからはマラソンモンクと呼ばれ、注目されています。塩沼先生の講演から、マラソンを走りぬく精神を学んでみませんか?
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