アロハ!リツコです。
去る2014年12月20日(土)、日本航空(JAL)ホノルル路線開設60周年記念のイベントがホノルル空港で行われました。関係者やメディアを招いて盛大に催されたこのイベントに、私も参加させていただきました。
JALが初の国際線である「東京=ウェーキー=ホノルル=サンフランシスコ」線を開設したのは1954年2月2日。今から60年前のことなんですね...。イベント会場となったホノルル空港の34番ゲートには、かわいらしいレイをかけられた飛行機の模型が並び、JALの歴史を感じさせるポスターなどの展示もされていました。
お料理やお祝いのケーキなども用意されてお祝いムードたっぷり。中でも、メイド・イン・ハワイのアロハ豆腐が作る「豆腐ムース」などが振る舞われ、大人気でした。お祝いのケーキには、日本航空ホノルル支店長の村山氏が入刀!和やかな雰囲気が会場に広がります。
飛行機をテーマとした絵画コンテストも開催。カラフルでオリジナリティあふれた作品が多数集まり、関係者のみなさんが、真剣に審査されていました。
パイロットやキャビン・アテンダント(CA)の制服を着て記念撮影できるという趣向もあり、これには子どもから大人まで興味津々。かくいう私も、ライトハウスの岩瀬編集長と一緒に制服を着せていただきましたが...さて、いかがでしょうか?(笑)
ちなみに、JALのCAさんの制服は、現在のものが10代めなんだそうです。今回は特別に、約60年前に活躍していた2代目制服(上の写真一番右)と80年代に使用されていた6代目制服(写真右から2番め)も披露されました。赤&白のスカーフが印象的な6代目の制服は、80年代に一世を風靡したテレビドラマで使用されていた、アレです。「ドジでのろまなカメ...」のフレーズにピンとくる方、同年代ですね!
式典には、先日ハワイ州知事に就任されたばかりのデービット・イゲ氏も参加。「日本とハワイは特別な関係にありますが、その両方をつなぐために多大な貢献をしてくれているのがJALだと思っています。自分も日本へJALで行った際、機内に足を踏み入れてすぐに"日本"を感じました。感謝の気持ちをお伝えするとともに、今後のさらなる発展を祈りお祝いを申し上げます」と挨拶されていました。さらに、2014年12月20日を「ジャパン・エアライン・デー」と定めるという宣言もありました。
華やかな式典を締めくくるメインイベントは、こちら。ホノルル空港発ホノルル空港着のチケットを手に、特別機JAL8014便に乗って「遊覧飛行」をさせていただいたのです!
日系人団体のシニアの方々や各県人会の方など約155名が機内に乗り込むと、飛行機はオアフ島からモロカイ島、ラナイ島、マウイ島、そしてハワイ島を見下ろす特別コースを約1時間40分にわたってフライト。途中、日本航空植木社長からのビデオメッセージも、JALの歴史を振り返る貴重な映像とともに流されました。
普段の国際便とは違って高度も低く飛行してくださったそうで、飛行機の窓からハワイ諸島の姿がはっきりと見られました。こんな景色を楽しめる機会は本当に稀少なので、参加されたみなさんも興奮を隠せない様子で窓の外に見入っていましたよ。
機内には、先ほどの制服を身にまとったCAさんの姿も。見た目の美しさはもちろん、終始笑顔で最高のサービスを続けていたCAさんの様子に感動。こんなサービスをしてもらえたら、日本とハワイ間の長時間のフライトだって心地良いに違いありませんね。もちろん、イゲ州知事もこの遊覧飛行に参加。関係者のみなさんと、スペシャルな空の旅を満喫しているご様子でした。
実は、ホノルル路線開設50周年記念の際にもJALではこのような遊覧飛行を行ったのだそうで、その時の立役者だったという日本航空執行役員総務本部長の日岡氏も日本から参加。「60周年の節目を迎え、またこのような遊覧飛行を実施できることに感無量な思いです」と、とても感激されていたのが印象的でした。
これまで60年という長い間、空の架け橋として日本とハワイをつないできたJAL。日本からハワイへ、そしてハワイから日本へのたくさんの人たちと、その想いを乗せて、これからも太平洋を越えて大空を飛び続けることでしょう。今回は、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
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