アロハ！リツコです。
　3月6日（金）〜8日（日）、第21回めのホノルル・フェスティバルが開催されました。このイベントは「パシフィック・ハーモニー」"愛と信頼" がテーマ。「異民族の文化交流によって平和的な生き方を模索する」ことを目的として、毎年開催されているのです。

　ハワイはもちろん日本からも多くの方々が参加され、ブースを出展してハワイの人々と交流をはかったり、日本の伝統パフォーマンスを披露したり。最終日にはワイキキでのパレード、さらに長岡花火も打ち上げられて大きく盛り上がりました。そんなフェスティバルの様子をご紹介します！

　ホノルル・フェスティバルはいくつかの会場にわかれて開催されたのですが、こちらはメイン会場のハワイ・コンベンションセンター。ステージで繰り広げられるパフォーマンスとともに、数多くのブースが並んでいます。会場へは入場無料なので、お目当てのブースへいく途中にも気軽にあちこち見て回ることができます。上の写真は、アラモアナセンター白木屋内で大人気、札幌発のドイツパンのお店「ブルク」のブース。こだわりいっぱいのおいしいパンは、ローカルや日本からの参加者に大好評〜。
　「売上の一部がハワイに役立つ地域活性プロジェクト」として注目をあつめている、111ハワイ・プロジェクトのブースも発見！購入することで、ハワイの環境保護に協力できる数々のグッズ（Tシャツやぬいぐるみ、トートバッグなど）や、ハワイ島産のUCCコーヒーなどが販売されていました。キャラクターであるダイヤモンド・ヘッドッグとダイヤモンド・ヘッドルフィンの塗り絵でお子さんたちも大喜び。多くの人で賑わっていましたよ。

　こちらは昨年ホノルルと姉妹都市提携を果たした茅ヶ崎市のブース。姉妹都市に関するアンケートに答えると、茅ヶ崎市特製の竹うちわがもらえるなど、楽しみもいっぱい！茅ヶ崎のみなさんは、最終日のパレードにも登場。ゆるキャラの「えぼし麻呂」も市長と一緒にパレードしていました！

　コンベンションセンターでは、映画の上映会も行われました。中でも注目だったのは「Go For Broke〜ハワイ日系二世の記憶〜」。現在、85歳以上となった二世兵士たちの証言を集め、後世に残していくために作成された松元裕之監督（写真右）のドキュメンタリー映画です。私たちが今、ハワイで幸せに生活できているのは、二世の方々の苦労や尽力があってこそ...。監督の舞台挨拶もあり、会場には、実際映画に出演されている二世の方もいらっしゃっていました。

　ワイキキ・ビーチウォーク会場で、ひときわ人だかりができていたのがこちら。平井大さん＆ALEXXXのステージでした。2011年の「ホノルル フェスティバル」公式イメージソング"〜ONE LOVE Pacific Harmony～"を歌う平井大さんは、毎年このフェスティバルに登場。やさしいウクレレの音色とさわやかな歌声がハワイの空にとっても似合うんですよね。ハワイ生まれのALEXXXと一緒に、昨年夏にリリースされたアルバムからディズニーのナンバーを歌いだせば、会場も大盛り上がり。とっても楽しいステージでしたよ！

　イベント最終日の夕方は、ワイキキでグランドパレードが行われました。カラカウア大通りを封鎖して行うこのパレードは、ハワイ、日本、そして環太平洋の国々から50組以上のグループが参加する大規模なもの。沿道をうめつくす観客が見守る中、思い思いのパフォーマンスをしながらパレードが続きます。

　こちらは兵庫県から200名以上で参加した園田学園高等学校の女子高生。さわやかなダンスが気持ちよく、思わず見入ってしまいました。おそろいのTシャツで、とっても元気なパフォーマンスを繰り広げていました！

　圧巻だったのは、秋田から参加の竿燈会。重さ50キロの「竿燈」を肩や手のひら、額などで操る姿は感動もの！260年もの伝統を誇るパフォーマンスをワイキキで見られるなんてすごいことですよね。

　迫力満点だった青森弘前の「ねぷた」、そして毎年恒例オオトリを務める「ホノルル大蛇山」など、今年も見どころ満点だったグランドパレード。今年は、ワイキキビーチの夕陽もものすごく美しくて、さらに感動的でしたよ！

　イベントのフィナーレを飾ったのは、20：30からワイキキビーチで打ち上げられた長岡花火です。新潟県長岡市の平和を願う花火「長岡花火」は、日本が世界に誇る特別な花火。迫力満点で繊細、美しくてパワフルな空の祭典は、本当に本当に感動的でした。

　今年も大盛況のうちに幕を閉じた2015ホノルル・フェスティバル。いまから来年のイベントが楽しみです！

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