アロハ! メグミです。
ホノルルからたった20分のフライトで、別世界へとトリップできるラナイ島。人口たった3000人のラナイ島は、手付かずの自然が広がることも大きな魅力のひとつ。ラグジュアリーな「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ」を飛び出し、海のアドベンチャーへ出かけてきましたよ〜!
今回私たちが参加したのは、マウイ島とラナイ島で海のツアーを催行している「トリロジー」のシュノーケル&セイリング・ツアー。まずはホテルから車ですぐの場所にある、ラナイ島の海の入口、マネレ湾へと向かいます。小さな小さなハーバーには、白とネイビーブルーの美しい大型カタマラン船の姿が! 船体に描かれた「TRILOGY」という名前を確認するまでもなく、これが私たちの乗るべき船とすぐに分かったのですが、なぜなら...この船しかいなかったから(笑)。手作業感あふれる空港といい、このハーバーといい、すべてがオアフ島ともほかの島々とも趣が違うことを、またしても実感。
船の上は広々としていて、なにより手入れが行き届いていてキレイ! 屋根のある船内でも、天井が高めの位置にあり、立ったままラクラク歩くことができます。バーカウンターもあり、ドリンクやフルーツのサービスもありますよ。
外に出てみると、この爽快感! 小さなハーバーを出ると、すぐにあたり一面この景色です。お天気にも恵まれ、最高のセーリング日和〜!
カタマラン船といえば、船の前面に張られたネット部分が最高の特等席。カタマラン船は双胴船と言い、2つの細長い船を組み合わせた構造になっていますが、その2つの船をつなぐ部分にこのネットが貼られているので、ネットの下には海が広がっています。ごろんと寝転がれば、海の上を飛んでいるような気分に!
海の景色に見とれていたら、あっという間に1時間が経過(笑)。シュノーケリング・スポットに到着です。ライフベストやシュノーケルゴーグルを装着したり、足ひれのサイズを確認したりと、海に入る準備をします。 泳ぎに不安があるヨリエは、体に巻き付ける黄色いフロート(浮き)も貸してもらえました。
クルーが階段を海に下ろし、体と心の準備ができた人から、階段を降りて海へと入っていきます。オアフ島の日本人向けツアーのように、手取り足取りで導いてくれることは基本的になく(笑)、「どんどん入っちゃってねー」と声がけがあるだけ。私はその「こちらの自主性におまかせ」の感じがとても心地良かったのですが、海に慣れていない人は少し不安かも...? もちろん、危険がないように細心の注意を払ってくれているので心配はいりませんが、「慣れていないから、ちょっと不安」という人は、クルーに言えばていねいに教えてくれるので大丈夫。
ラナイの海、ブルー!! 青いではなく、「碧い」と表現したくなる、宝石のような深い深いブルーの中にいるなんて、夢のようにロマンチックじゃありませんか? 水の中をのぞけば、カラフルな熱帯魚がたーくさん! 透明度が信じられないほど高く、10メートルも20メートルも下にある海底の砂模様までハッキリと見えるほど。キュッと身が引き締まるような水の温度も心地良く、気づけば1時間弱ほどシュノーケルに没頭してしまいました。泳ぎが苦手なヨリエも、覗き穴がついたビート板で無理なく泳ぐことができ、大満足。
海から上がり、シュノーケルのギアを外したら、「海へジャンプしたい!」とヨリエから突然の無茶ぶりが(笑)。せっかくなので、「ハワイカメラ」でレンタルしたGoProで動画を撮影してもらいました。
ラナイ島の深いブルー、伝わるでしょうか? ジャンプはなんとも中途半端なことになってしまいましたが(笑)、泳ぎの苦手なヨリエがジャンプすると、サーッと近づいてビート板を渡すクルーの姿が。苦手だからと制限するのではなく、自由に遊ばせてくれた上でしっかりサポートしてくれるクルーたち、最高です! 海に入るのも、上がるのも、タイミングはそれぞれ各自が決めて良し。泳ぎたくない人は、ボートの上でのんびり海風を楽しんでいればOK。
みんな気が済むまでシュノーケルを満喫した後、ふたたびクルーズを楽しみます。今度はさらに針路を北へ...。
今回セーリングをしたラナイ島の南側は、砂浜のビーチが少なく、切り立ったゴツゴツの断崖絶壁が続きます。同じ絶壁でも、カウアイ島のナパリ・コーストのような緑あふれる海岸線とは違い、乾いた岸壁がこれまたフォトジェニック。上の写真の中央あたり、岸壁に穴が空いているのが見えるでしょうか? ここは、かつて高貴な人物の埋葬場所で、穴の中には人骨があることが確認されているのだとか。古代ハワイでは、王族の遺骨にはマナ(神聖な力)が宿るとされ、遺骨は自然の中に隠して埋葬される風習があったんですよね。それにしても、こんな場所に埋葬するなんて、弔うほうも命がけですね...。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、ふたたびマネレ・ハーバーへと帰港。セーリングの間、行き交う船やボートもほとんどなく、ハワイの海を独り占めしているようで、贅沢なことこの上なし。また必ず体験したいと思える最高の時間でした。ラナイ島のシュノーケリング&セイリングツアー「トリロジー」の情報は、こちらからどうぞ>>
ラナイ島レポート、まだまだ続きます。ぜひお楽しみに〜!
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ラナイ島レポートその1「出発編」はこちら>>
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ラナイ島レポートその3「ホテル施設編」はこちら>>
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この記事を書いた人
マローン恵(メグミ)
アロハストリート副編集長。ワイキキ、マノア、モンサラット、マキキを経て現在はカイムキ在住。好きなものは地ビールと地コーヒーと地チョコレート(全部発酵食品!)。ハワイ島取材班としても意欲的に活動中。
Twitterアカウント:@Megumiinhawaii
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