ジェイク、待望の新アルバムリリース!
ウクレレ奏者ジェイク・シマブクロさんの新アルバム『TRAVELS』が日本で7月22日にリリース。込められた熱い思いや聴きどころをインタビューしました!
公開日:2015.07.22
更新日:2017.06.27
ジェイク:そうですね。すべてがいい形で影響しあってるんだと思います。このアルバムには、多くの人がカヴァーしているトラディショナルなハワイアンソング「カヴィカ」も収録しているんですが、僕は敬愛するピータームーン(サンデー・マノア)へのトリビュートを形にしました。メロディーはものすごくシンプルだからハーモニーを大事に再現。トラディショナルなパーカッションの響きにこだわったり、ジャズの要素を取り入れてハーモニーを表現したり。同じメロディーなんだけど、表情が違うでしょう?憧れのピーター・ムーンにインスパイアされたウクレレソロを、僕の古いテナーウクレレを使って演奏もしています。オールドサウンドを具体的に表現したかったんです。その後のパートでは、エフェクターを使った新サウンドも取り入れて重厚でロックな演奏もしています。いろいろなエッセンスが詰まった特別な一曲です。
ーーー何度も聴いたことがある名曲ですが、これはすごいですね(曲の一部を試聴させてもらって)。本当に、曲が進むにつれてうねりがどんどん大きく熱くなっていく感じ。このソロは圧巻です!
ジェイク:ありがとう。1曲の中にいろいろなエッセンスが詰まったカヴィカ、ぜひ何かを感じてもらいたいですね。さらに今回は「一期一会」のセルフ・カヴァーも収録しています。このアルバムのために、新しくレコーディングしました。この曲は僕にとってスペシャルな一曲で、弾くたびにどんどん進化していくっていうか変わっていく曲。最初に作った頃といまでは、弾き方がすごく違っているんですよ。ずっと時を経ながら何度もレコーディングしたいと思う曲。これからも、きっと進化を続ける楽曲です。
ーーー貴重なお話を本当にありがとうございました!7月22日のアルバムリリースが待ちきれません。
ジェイク:ハワイアン、ジャズ、ロックなど、ジャンルを越えて僕のウクレレの可能性を試してもいる一枚。チャレンジとともに、アルバム全体に流れるやさしいフィーリングや、多くのフレンドシップ、アロハ、ハワイの空気感を感じてもらえたらうれしいです。9月〜10月の日本ツアーではこのアルバムの曲を演奏するので、どうぞ楽しみにしていてくださいね!(続く)
- ジェイク・シマブクロ
(Jake Shimabukuro)- 1976年11月3日生まれ/ハワイ州ホノルル出身。
4歳からウクレレを始め、1998年ピュア・ハートのメンバーとしてデビュー後、2002年ソロデビュー。ウクレレの特性を活かしながらロックやジャズ、ブルースなどのあらゆる音楽を取り込んだそのスタイルは、ハワイのみならず世界中のミュージック・シーンに大きな衝撃を与え続けている。- 【公式サイト】
www.jakeshimabukuro.jp(日本語)
www.jakeshimabukuro.com
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