アロハ! メグミです。
ヨリエとふたりでお届けしているラナイ島レポート・シリーズ。これまで「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・アット・マネレベイ」のため息が出るほど素晴らしい宿泊施設やお部屋、海超えゴルフ、「NOBU Lanai」「ワンフォーティ」といったレストランなどなど...をレポートしてきましたが、今回はラナイ島のメインタウン、ラナイ・シティをご紹介します。
マネレベイからラナイ・シティまでは車で約20分。この日、私たちは、「神々の庭園(ハワイ語でケアヒアカヴェロ。詳しくはこちら>>)」へと向かう四輪駆動車の中にいました。ドライバー兼ガイドさんの「ほら、ラナイ・シティが見えてきたよ」の声に、窓の外を見ると...「これがシティですか?」と思わず二度見したくなるほどの牧歌的な光景が広がっていました。ラナイ島は、人口たった約3,000人、信号が1機もないという隣島。出発編のラナイ空港でも感じた、秘境っぽさへの期待感が高まります...!
まずは「ラナイ・プランテーション・ストア」というジェネラルストアに到着。ガソリンスタンドが併設されていて、地元の人たちが次々と訪れていました。
お店の中は、お菓子などの食品や生活雑貨がところ狭しと並んでいて、まさしく古き良きジェネラルストアの雰囲気。オアフ島では見たこともない「オバーチャン」というかわいいパッケージのお菓子もあったりして、お店の隅々までくまなくチェックしたくなります。こうした、ラナイ島のお店に並ぶほとんどのアイテムは、マウイ島から運ばれてくるのだとか。
「LIVE LOVE LANAI」とデザインされた、ラナイ島のおみやげTシャツを発見! 薄手でふんわりやわらかい生地が手触り抜群でした。このTシャツ、買わずに帰ってきてしまったことを激しく後悔しています...。ラナイ島で見つけたら、絶対にゲットすることをおすすめします!
迷彩柄のおみやげシリーズもありました。ガイドさんいわく、ラナイ島はスポーツ・ハンティングができる場所としても人気で、多くの人がハンティングをしにラナイ島を訪れるのだとか。オアフ島やハワイ島のように野豚が多いのかな?と思ったら「ラナイ島には豚はいないよ。みんな鹿をハントするんだ」とのこと。さすがラナイ島、住んでいる野生動物まで違うとは...!
ラナイ・シティの中心には、ドールパークという公園があります。1920年代、パイナップル産業の大物ジム・ドールがこのラナイ島を買い取り、島をあげてパイナップル産業が行われていました。1992年にパイナップル・プランテーションは閉鎖されましたが、その時代の名残りは、島の各所で目にすることができます。
ドール・パークの道向こうには、ラナイ・ユニオン・チャーチという教会があります。木造の趣ある建物が素敵です。
ドールパークをぐるりと囲むように、お店や主要な機関が集まっています。こちらはリチャーズ・マーケットという生鮮食品や生活雑貨を扱うお店。私たちは今回は時間がなく、残念ながら店内に入ることはできなかったのですが、地元の人たちの主要お買い物スポットになっているようでした。
ラナイ・シティで一番驚いたのが、こちらの建物。ドライブしながら、「家の横に小さなケージが見えるでしょう? あれは、ラナイ島唯一の留置所だったんだよ」と、ガイドさん。写真にある左側の建物、樹の幹のちょうど右側あたりに、バードケージのような囲いがあるのが分かるでしょうか? これが留置所!?という衝撃の小ささですよね。留置所はあったものの、ラナイ島では20年以上も犯罪という犯罪がなく、このケージは使われないままだったのだとか。そんなわけで、現在この建物は留置所ではなく別の用途で使われているのだそうです。犯罪が20年以上もないなんて、素晴らしいですよね。ユートピアじゃないですか!
このほかラナイ・シティには、小さな交番や小さな郵便局、パン工場、カフェやレストランなんかもありました。今回は車でサッと通りすぎただけという感じだったので、次はぜひじっくりとタウン散策をしてみたいです。また、現在は休業中ですが、ラナイ島のもうひとつのフォーシーズンズである「フォーシーズンズ・リゾート・ラナイ・ザ・ロッジ・アット・コエレ」も、ラナイ・シティに位置しています(2015年冬に再開予定)。
さあ、ラナイ・シティを後にした私たちは、いよいよラナイ島アドベンチャーのハイライト、神々の庭園を目指します。レポートをお楽しみに〜!
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ラナイ島レポートその1「出発編」はこちら>>
ラナイ島レポートその2「お部屋編」はこちら>>
ラナイ島レポートその3「ホテル施設編」はこちら>>
ラナイ島レポートその4「海超えゴルフ編」はこちら>>
ラナイ島レポートその5「シュノーケル編」はこちら>>
ラナイ島レポートその6「NOBUラナイ編」はこちら>>
ラナイ島レポートその7「ホテル・アクティビティ編」はこちら>>
ラナイ島レポートその8「ワンフォーティ編」はこちら>>
この記事を書いた人
マローン恵(メグミ)
アロハストリート副編集長。ワイキキ、マノア、モンサラット、マキキを経て現在はカイムキ在住。好きなものは地ビールと地コーヒーと地チョコレート(全部発酵食品!)。ハワイ島取材班としても意欲的に活動中。
Twitterアカウント:@Megumiinhawaii
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