「天国にふさわしい館」という意味を持ち、1世紀以上の歴史を持つホテル「ハレクラニ」。そのハレクラニが誇るファインダイニング「ラ・メール」は、まさに憧れのレストランです。先日、そのレストランに新しいメニューが登場したと聞き、人生初ラ・メール体験をしてきちゃいました!
ラ・メールは、フォーブス・トラベルガイドで最高の五つ星を受賞、全米自動車協会によるレストラン格付けでも最高のファイブダイヤモンドをハワイで最も長く獲得し続けている、まさに極上のフレンチレストラン。ホテル本館の2階にあり、オリエンタルで上品な雰囲気が入り口から漂っていて、一歩足を踏み入れる瞬間からすでにドキドキです。もちろんドレスコードもあるので(男性は長袖、襟付きのシャツまたはジャケット着用)、ちょっとオシャレしてお出かけ。そんなシチュエーション自体も、ワクワク感を盛り上げてくれますよね。
店内に入り、落ち着いたインテリアに感動しながら席へと進むと、目の前には美しいオーシャンビュー。シェフおすすめの新メニューの数々をいただき、それはもう至福、贅沢、幸せ...な時間を過ごさせていただきました。
それでは、すてきなお料理の数々をじっくりご紹介!まずは冷製前菜の中から「海老の冷製、ターメリックのヴィネグレットとキュウリのジェル」。火を通さないうプリプリの甘エビを日本のキュウリをつかったゼリー、ターメリックソースなどと一緒にいただくこちらの一皿は、とにかく見た目が美しい!そしてキュウリの香りがさわやかに広がります。時間とともに、キュウリのゼリーが少しずつ溶けてきて、甘エビと絡めるとそのコンビネーションは最高。今まで食べたことがない味わいでした。
お肉料理からは「鴨のロティ、アップルとカルバドスのマーマレード、マルコポート風胡椒のソース」。やわらかく、しかもちょっとカリッとローストされた鴨に、少しスパイシーなソースがぴったりマッチ。なんともお上品な風味が口の中に広がります。濃厚なアップルが香るマーマレードは、これまた今まで出会ったことがないようなお味。ふくっと膨らんでいるのはポテトのスフレで、食感もあれこれ楽しめるのが感動的でした。
そしてこちらは「コナロブスターのポッシェ スクアッシュとセロリー、レモンのコンフィ添え」。まるでお花畑のような美しい見た目に、ウキウキ度合いも食欲もぐぐっとアップ!ハワイ島コナ産の大きなロブスターに、イエロースクアッシュの少し甘いソースをかけていただきます。薄いチーズのように見えるのは、コーンスターチとポテトスターチを薄焼きにしたものだそう。味はもちろん、プレゼンテーションもさすがですよね。シェフのこだわりが細部にまで感じられ、一瞬「食べちゃうのがもったいない」と思うほどです。いや、もちろん、一口残らずいただいたのですが(笑)、とにかく幸せなひとときでした。
さらに!忘れてはならないのが食後のデザートです。「ピーナッツバターのモンブラン ラズベリーとハイビスカスのエッセンス、ブラックベリーのジェラート添え」と名付けられたすてきなデザートは、一瞬「鳥の巣に卵が?」と思わせる、遊び心もいっぱいの一品でした。鳥の巣に模したモンブランは、栗ではなくピーナッツバターでできていて甘すぎずとても上品でやさしい味わい。秋らしさも味わえる繊細なスイーツで、最高のディナーが幕を閉じました。ああ、なんて贅沢な...。
特別な夜に、大切な人と、とびきりの時間を過ごすのに本当におすすめ。ハネムーンなどのロマンチックディナーはもちろん、16名までのプライベートルームや22名まで利用できるセミプライベートダイニングルームもあるので、挙式後のパーティなどを計画しても素敵ですね。時を超えて受け継がれる、ハレクラニの「おもてなし」を体感してみませんか?
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