アロハ!リツコです。
シェラトン・ワイキキ・ホテルにある、お洒落なサーフギャラリー「グリーンルーム・ハワイ」で、アートショー"No Beginning...No End"が開催されました。
今回のイベントは、プロスケートボーダーでありアーティストとしても活躍している野坂稔和氏と、ジェフ・ハートセル氏の2名のアートショー。いつものグリーンルームとはまたちょっと雰囲気が違い、熱くパワフルな雰囲気に包まれていました。
ジェフさんは、実は日本生まれ。幼少時にサウスカロライナ州へ移住し、そこからフィリピンなどでの生活を経てハワイへ移住してきました。フィリピンでスケートボードに出会い、そこからプロスケートボーダーとして第一線で活躍し続けています。デザイナーとしての活動も注目されていて、この日は壁一面にその作品がずらり。「僕のアートは、音楽とハワイでの生活すべてにインスパイアされてるんだ。目的を持って作品を作るためにこもる...なんてことはできなくて、日常のいろんな場面でいきなり何かを思いついてそれを書き留める。そのへんにある紙、なんでもいいんだ。紙ナプキンとかね(笑)。で、一回それは捨てちゃったりするんだけど、後になって必要なものをまた拾い集めて作品にしていくんだよ」と笑いながら話してくれたジェフさん。自由でやさしいアートはこの笑顔から生まれるんですね。ローカルの仲間やファンも大勢集まっていて、すごい熱気でした!
ちなみにジェフさんの奥様は、モデルのエリさん。様々な雑誌やテレビで活躍中です。アロハストリートにも登場いただいたことがありますが、とにかくキレイで素敵〜。隣に立つのは勇気がいりますが(苦笑)、ほんと憧れ夫婦だなあ。
そしてこちらは、野坂稔和さん。東京出身のプロスケートボーダーですが、日本伝統刺青の修行も積んだアーティストです。日本各地はもちろん、アメリカ本土やヨーロッパでも活動をされていて、個展やグループ展も多数開催。様々な有名企業とのコラボレーションでも知られています(詳細はこちら>>)。日本文化も研究、日本の精神性をアートワークを通して伝えるべく活動中とのこと。スケートボードも制作していて、スケートボードメーカー「AsianWave skates」の代表も務めるタレントの持ち主なのです。緻密な雰囲気の作品と、なによりタトゥアーティスト(!)ということで、ちょっとドキドキしていたのですが(笑)、お話するとすご〜くやさしく温かい雰囲気の方でした。
こちらのブルーの作品は、今回ハワイ入りしてから描き上げたという最新作です。彼のアートを象徴するようなパワフルな「波」を中心に、作品内にはプルメリアやシャークなどハワイをイメージするモチーフも。右下のサインは富士山をモチーフにご自分の名前をアレンジされたもので、富士と不二(世の中に二つとないもの)を表現されているんだそうです。カッコイイ!
グリーンルーム・ハワイでは、様々なアーティストの作品を扱っていて、こういったアート・ショーなどのイベントもいろいろと開催されています。ワイキキの中心であるシェラトン・ワイキキ店をはじめノースショアのハレイワ・ストア・ロットにできたノースショア店、さらにオープンしたばかりのコオリナ店とオアフ島に3店舗を展開する、すてきなサーフギャラリーから、今後も目が離せませんね!
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