ハワイ島ロコ街シリーズ〜のんびりホノム
「素顔のハワイ」があるローカルタウンを訪ね歩くシリーズ。今回はアカカの滝のお膝元、小さな町ホノムをご紹介します!
公開日:2015.11.01
更新日:2017.08.22
アロハ! メグミです。
古き良き時代の雰囲気が残っていたり、飾らない「素顔のハワイ」に出会える、小さなローカルタウンを訪ね歩く「ハワイ島ロコ街シリーズ」。これまでキャプテンクックやカイルア・コナをご紹介してきましたが、第3弾となる今回は、ハワイ島の東側にある小さな町、ホノムです!
ホノムは、ハワイ島の東側にある名所「アカカの滝(Akaka Falls)」がある町として知られています。アカカの滝は、オールドタウンのヒロから車で約25分、熱帯雨林のトレイルを少し歩いた先にあります。高い位置から落ちる滝は迫力がありながらも繊細な美しさをたたえ、滝壺の水しぶきのまわりには虹が見えることも多く、観光名所としても人気です。火山観光の前後に立ち寄る方も多いのではないでしょうか。
こちらがホノムの中心地。この「ISHIGO'S」の建物、どこかで見たことありませんか? じつは、2015年版アロハストリート・カレンダーの今月のイラストが、このISHIGO'Sの景色なんです。アロハストリート公式Facebookの今月のタイトル画像にもなっているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
アロハストリート公式Facebookはこちら>>
ISHIGO'Sの建物の内部はこんな感じ。現在は「ミスター・エドズ・ベーカリー」というお店になっています。
ミスター・エドズ・ベーカリーは、手作りジャム&スプレッドで有名なお店。店内には、壁一面にずらりとカラフルなガラス瓶に入ったジャムが並んでいます。ストロベリーやラズベリーなどオーソドックスなものから、リリコイやグアバ、ポハベリーなどハワイならではの食材を使ったもの、アボカドやハラペーニョ、マスタードなど変わり種も!
ジャムやスプレッドは全種類、試食することができます。手作りのやさしい味で、見た目もかわいらしく、ぜんぶ欲しくなってしまうのが難点(笑)。このサイズの瓶は飛行機の機内持ち込みができないので、オアフ島や日本に帰るフライトでは預け入れの荷物に入れてくださいね。
ベーカリー部門もあり、ホットドッグやハンバーガー、サンドイッチなども販売されています。店内と外のテラスにはテーブル&椅子があり、ここでのんびり味わうのもおすすめ。地元の子どもやアンクル、アンティたちには、シェイブアイスも人気のようです。
こちらはオーナーのディーン・エドモンドソンさん。店名の「エドズ」から、エディーさんという名前なのかと思っていたら、なんと苗字のほうだったのですね〜。ほがらかなお話好きのアンクルなので、お店で見かけたらぜひ声をかけてみてくださいね。
このISHIGO'Sの建物がある通りが、ホノムの目抜き通りとなっています。...というか、この通りのほかには何もないと言ってもいいほど、小さな小さな町なのですが、アンティークショップや教会などが並び、ひとつひとつの建物に趣きがあふれ、本当に素敵なローカル・ストリートです。ミスター・エドズ・ベーカリーの2軒隣りには、木製サーフボードの看板に「ヒロ・シャークス・コーヒー」と描かれた小さなカフェがあります。
カフェ内の風景。ホノムなのに、なぜヒロ・シャークス・コーヒーなんだろう...と、ここに来るたびに思うのですが、自分のドリンクが運ばれてきて「こんな片田舎にある小さなお店のカフェラテがこんなに美味しいなんて!」と驚いているうちに、いつも質問するのを忘れてしまいます(笑)。この風景の反対側にはソファ席があり、その奥には裏庭が広がっていて、時間が止まったかのようなのんびり感。
スカイブルーの縁取りがレトロ&キュートな「ホノム・シアター」。日本の映画「ホノカア・ボーイズ」の舞台にもなった「ホノカア・ピープルズ・シアター」と並ぶ古い映画館で、以前は当時のまま古ぼけた木造建築でした。ホノカア・ピープルズ・シアターのほうは現在も映画館として営業中ですが、こちらのホノム・シアターは長らく閉館していたと聞きましたが、建物も新しくなって再オープンか!? 今度ホノムに行く時に調べてみます!
くるりと30分ほどで回れてしまう小さな町・ホノム。アカカの滝へ行く際は、ぜひ素通りせずに休憩がてら立ち寄ってみてくださいね。
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