アロハ！みなさん。
　あっという間に11月も終盤。一年の経つのは本当に早いですね。この時期が来たということは...そう、我らがウクレレマスター、ジェイク・シマブクロさんのスペシャルコンサートが今年も開催されます！

　ハワイで毎年恒例となった「ジェイク・シマブクロ＆フレンズ・コンサート」。今年は12月12日（土）にハワイシアターで開催されます。2012年に行われた1回めのフレンズコンサートと同じ会場で、ダウンタウンにある歴史的な建物でのコンサートとなります。

　年間のほとんどをハワイ外で過ごす多忙なジェイクですが、ホリデー・シーズンは地元に戻り、家族や友人と過ごします。そんなジェイクが親しい地元アーティスト仲間と一緒に繰り広げるスペシャルなコンサートが「ジェイク・シマブクロ＆フレンズ・コンサート」。今年は、ゲストにベース＆キーボード奏者を迎えて「トリオ」でパフォーマンスしたり、ハワイ・シンフォニーと共演した「ウクレレ・コンチェルト」をピアニストとデュオで演奏したり、ローカルの小学生たちとの共演もあったり...と多彩なラインナップに。1年を締めくくるにふさわしい、一夜限りの特別なステージです。

ベース、ノーラン・ヴァーナーとキーボード、マイケル・グランデとの
トリオ演奏。
< photo by Kayoko Yamamoto >

　今年のフレンズコンサートでは、10月9日に全米で発売されたニュー・アルバム『トラベルズ』から、新曲はもちろん人気のナンバーを、ノーラン・ヴァーナー（ベース）＆マイケル・グランデ（キーボード）とトリオで演奏。これは、今年の秋にジャパン・ツアーで初めて実現した新しい形のトリオスタイルの再現となります。ジェイク自身が「ライヴ演奏の楽しさとウクレレ・サウンドの可能性を改めて感じることができた」と語っていたトリオ演奏。当初はジャパン・ツアーだけで披露される予定でしたが、今回ジェイク自身の希望で12月12日のフレンズ・コンサートでも披露することが決定したのだそうです。楽しみですね！

ウクレレ・コンチェルト作曲者バイロン・ヤスイと
ピアニスト、ブレント・ニッタ。
< photo by Hawaii Symphony Orchestra>

　さらに、今年６月にハワイ・シンフォニーと共演して大成功をおさめたウクレレ・コンチェルト「Byron Yasui's Concerto for Ukulele & Orchestra, Campanella」を、ブレント・ニッタ（ピアノ）とのデュオで挑みます。ハワイ・シンフォニーとの共演は本当に素晴らしい演奏だったので、今回はピアノとのデュオという新しいスタイルにさらに期待が膨らみます。ジェイクの挑戦は、どこまでも止まらないんですね。

<photo by Kahili Kai Elementary School>

　そのほか、ハワイを代表するコンテンポラリー・ダンサーのマリア・ヤマモトや、「Turnaround Arts Program」（米国大統領委員会が指揮をとるアートと文系の教育プログラム）を通じて交流のあるカリヒ・カイ小学校ウクレレ・クラブの生徒とのコラボなど、盛りだくさんな内容が予定されています。重厚で歴史を感じるすてきなベニュー、ハワイシアターでの特別なコンサート...。想像するだけでワクワクします！

　こちらは、新しいアルバムのタイトルナンバーでもある「Travels」の最新動画です。これぞ、ジェイクの新境地！こんな素晴らしい演奏を聴くと、フレンズコンサートへの期待が更に高まりますね。年に一度のスペシャルコンサートは、ジェイクからの特別なホリデーギフト。ぜひ、素敵な夜をお過ごしください。

※昨年のジェイク・シマブクロ＆フレンズコンサートの様子はこちら>>

上記以外に、ハワイのハワイ島とマウイ島でのコンサートも決定しました（演出内容はフレンズ・コンサートとは異なります）。ホームタウンであるハワイでのジェイクのステージ、アロハに包まれた演奏が今から本当に楽しみですね！

●12月9日（水）ハワイ島／Kahilu Theatre
●12月11日（金）マウイ島／Maui Arts & Cultural Center