こちらが焼き上がった完璧なクッキーと、ダメなクッキー。その違いはベテランスタッフによって検品されます。写真上はクッキーの裏面です。左側2つが合格、右側2つが販売不可、なのですが...その違い、分かりますか?私はいまいち区別がつかないのですが、右側2つのクッキーは少し焼き過ぎなんですって。完璧な仕上がりのみ私たちの手元に届くから、どのピースも完璧な味なんですね。
チョコレートのディッピングはこんな風にひとつずつ行います。チョコレートも最高級グレードを使用。温度管理が難しく、少しでも違うと艶がなくなるのだそうです。写真は、高級デパートのニーマン・マーカスとコラボレーションしたバタフライ形のホワイトチョコレート・ディップを作成中。
でき上がったらすぐに冷まします。これがポイント!最大限の美味しさを保つために、すぐに冷まし、すぐに個包装するんです。アメリカのお菓子って、大きな袋にドサッと入っているものが多いですが、ここでは違います。創業者が願う「おもてなし」の心が見えるようですね。
いつ開けても焼きたてのようなフレッシュな味わいが楽しめる個包装は、こんなこんな風にできあがります。ひとつひとつ大事に袋詰され、順番に箱の中へ。あとはボックスに詰め、ラッピングするのみ。
ボックスに入れるコーナーにも人がたくさん。箱もひとつずつ手で組み立てて、クッキーを詰めていきます。最後までていねい〜!みなさんいい笑顔です。
完成したクッキーは日持ちするので、おみやげにぴったりですよね。ワイキキやアラモアナ、アメリカ本土や海外の各ショップで購入すると、約60日間、また、この工場にある直営ショップで購入すると、約90日間、冷蔵庫で保管すると約6カ月間、冷凍庫なら約9カ月間、美味しくいただけますよ。
最後にこちら、何をしているか分かります?各店頭に置くサンプルを作っています。そう、サンプルは、商品の失敗作や切れ端ではありません。サンプル用のクッキーをわざわざ焼き、手でカットしています。チョコレートディップのクッキーなら、どの欠片にもチョコレートがコーティングされるように作っているんです。味わいがしっかり伝わるよう、ひと欠片が大きいのもうれしいですよね。
工場見学を終えると、ホノルル・クッキー・カンパニーがさらに好きになりました。大量生産といえど、人の手でしかできない技があります。愛情を込めて作るものは、やっぱり味に違いを生む。オアフ島ホノルルで夫婦が夢に描いたクッキーが実現し、いまでは世界中のひとたちに愛されている、と思うと、なんだか心温まりますね。ありがとう、ホノルル・クッキー・カンパニー!いつも変わらず、やさしい味を届けてくれて...これからも応援しています!
========おまけ========
1月初旬から2月14日まで、バレンタインデーの特別パッケージが期間限定で登場します!女性から男性に、男性から女性に、家族や仕事仲間にも、日頃の感謝を伝えるためのクッキーをいかがですか?箱の中に入っているクッキーは、キュートなハート・シェイプですよ。
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