【追加料金不要!日本語ガイドツアー】
戦艦ミズーリ記念館では、観覧料に日本語ガイドツアーが含まれています。戦艦に入ってすぐの受付で申し込むと、日本語のできるガイドさんが約35分かけてみっちり案内してくれます。
ガイドツアーでは、
●艦首
●降伏文書調印式会場
●神風特攻機衝突跡
を、主に案内してくれます。
くわしい内容は、ぜひツアーに参加して、直に見て聞いていただきたい!というか、このレポートでは語り尽くせないほど、内容盛りだくさんなのです。なので、私がグッときたポイントをご紹介します。
こちらの色あせたアメリカの星条旗。よく見ると、州の数を示す星も31しかありません(現在は50州)。
この旗、1853年に東京湾へやってきたペリーさんの黒船に掲げられていたものの複製で、1945年の降伏文書調印式の際にもこれが戦艦ミズーリの甲板に掲げられたそうです。しかも調印式が行われたとき、この船が停泊した場所も同じく東京湾...感慨深いものがありますね。
船体の凹み。分厚い船の外壁が、内側にすこし凹んでいるのがわかりますか?これは神風特攻隊の一機が、たくさんの砲撃の中をかいくぐり激突した際にできたキズ。日本の映画「永遠の0」でも、この史実が元になったシーンがあるんです。あの場面がこんなに目の前で、実際に存在するものだなんて...。
ちなみに最初に紹介した船内には、特攻隊員の写真や家族、恋人へ書き残した手紙などの特別展示を見学することができます。現代語訳が添えてあるので、当時の彼らの想いに触れられますよ。貴重な特別ムービーも上映されているので、じっくり見るのがおすすめです。
そして、甲板の床!ブルーの線を境に、右側が1980年代、左側が最近の修復作業によって張り替えられた床です。1940年代の床がそのまま残っている箇所もあるんですよ。
こんなふうに、修復作業をくりかえし、長い間にわたって現役で働き続けた戦艦の歴史を、目で見て感じられるんです。
ちなみに、この床材のチーク栓、買って持って帰れるんです!
その価格、ひとつ$12.99。
...高いと思うか、安いと思うかはあなたの価値観次第!私は安いと思います。流れる時代の空気が染み込んでいるんですよ。ふたつと同じものがないんですよ。ドイツのおみやげ屋さんで買えるベルリンの壁のカケラといっしょです。
このチーク栓が買えるのはここ↓
戦艦ミズーリが係留されている港にある「バトルショップ」。分かりやすい目印はというと、
この、終戦の際の有名なキスシーンを再現した像の目の前です。
店内にも。私、てっきり若いカップルが感激のあまりキスしているのかと思っていたら、お互いに見知らぬ人だったそう...。それどころか、この水兵さんは、手当たり次第に女性を捕まえてキスして回っていたんだとか。女性たちもおとなしくキスされていたようなので、もしかしたらすごいイケメンだったとか?
うーん、でもなぁ...。
バトルショップでは40年代のヒットチャートが入ったCDや、戦艦ミズーリのアートな模型など、おしゃれなアイテムが扱われていました。
メグミ副編集長が持っているのは、戦艦ミズーリのシルエットがかたどられたボールペン。おちゃめなおみやげグッズもたくさんありましたよ。
【名物フード】
港にあるフードトラック「スライダーズ・グリル」では、プレートランチやバーガー、ホットドッグ、サンドイッチなどのランチメニューが提供されているのですが、なかでも必食がこちら。
パールハーバー特製カレー($9.50)! ポーク、ジャガイモ、玉ねぎ、ニンジンがゴロゴロ入った甘口の日本風カレーです。ここでお目にかかれるとは...。
メグミ副編集長セレクトのロコモコ($9.50)とシェアして、いただきました。これでかなり満腹になるボリュームなのに、どちらも$10以下!
でもでも、ランチやおやつがもっとお得になっちゃう方法があるんです。
バトルショップのとなりにあるスタンドで、
アロハストリートマガジン最新号(6/7月号)かウエブサイトに掲載のクーポンを見せると...
ホットドッグが無料でもらえちゃうんです!これを利用しない手はありませんよ〜!(※マガジン、ウエブサイトともに、クーポン内容が変更になる可能性があります)
【記念写真】
戦艦ミズーリへ乗船する前の通り道には、カメラマンがスタンバイしていて、通る人たちを順番に撮影していきます。そしてミズーリ内を探検して、下船するころまでに出口目の前のスタンドにて受け取ることができます。(有料)
【戦艦に乗船するときに知っているとイイこと】
主に甲板上での案内なので、日差し対策は万全に!
帽子:
基本的に海風が吹いているので、ゆるい帽子では飛ばされてしまうため、サイズを調節できるキャップやひも付きハットがおすすめ。この日、私の帽子はまったく役に立ちませんでした...。
日焼け止め:腕には日焼け止めを塗ったのに、首と胸元に塗らなかったので、夜にはヒリヒリ真っ赤...。海の上、あなどるべからず!
でも、大部分は日よけが張られているので、ちょっとの間気をつければいいだけです。
あとはペットボトル飲料も、持っていた方がいいですよ〜。
服装:
パールハーバーは歴史的な戦争の跡地なので、水着や露出の激しい服で行くのはNGです。
さらに、戦艦内は急な階段がたくさんあるため、パンツスタイルがおすすめ!靴もスニーカーなど、歩きやすいものがいいです。
船上のガイドさんや日本語広報担当のヒトミさんと記念撮影。
歴史にうといから...と、行ったことのなかった人も、ぜひ一度行ってみてほしいパールハーバー。レンタカーなら約30分、ザ・バスでもワイキキから乗り換えなし、1時間くらいで着いちゃうんですよ。私は家族を連れて、もう一度じっくり訪れたいと思っています!みなさんも、いかがですか〜?
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