アロハ!エイ子です。
全米で4番目に人気のある史跡としてもランクインしたアリゾナ記念館など、真珠湾周辺の歴史サイトをめぐるツアーに参加してきました。まだまだ知らなかったハワイの魅力に触れたツアーの様子をご紹介します!
今回参加したのは、日本語で申し込みができる大手ツアー会社「ブルーウエーブツアー」の人気ナンバー1ツアー「One Day パールハーバー」。往復送迎、アリゾナ記念館・太平洋航空博物館・戦艦ミズーリ号、そしてランチが全部セットで$130/1人(税込み、チップ込み)のツアーです。
集合時間は朝8時。この時間帯はほかのツアーに出かける方も多く、集合場所となったプリンスホテルのバス乗り場はたくさんの車が停まっていましたが、ブルーウエーブツアーさんはバンに大きく「BWT(Blue Wave Tourの頭文字)」と書かれていて、一目で見つけることができました。
ワイキキ周辺にあるいくつかの集合場所に立ち寄ったらいよいよツアーがスタート!でもその前に、アラモアナ大通り沿いにあるブルーウエーブツアーのオフィスに立ち寄ります。
ツアーで訪れる真珠湾とフォード島は米軍の敷地内となっているため、私物の持ち込みが厳しく制限されています。ポケットに入る程度の大きさの荷物はOKですが、それ以外はアウト。そこでブルーウエーブツアーでは、ツアー出発前に荷物を預かるサービスを提供しているのです。
ちなみに私がこの日持参したのは、携帯電話が入る大きさのポシェットのみ。こちらは持ち込みOKでしたよ。
この日のツアーガイドは、ていねい&親切な案内に定評がある「みっちー」こと細野さん。この方、本当にすごい。真珠湾に到着するまでの道中、真珠湾という場所についてだけでなく、第二次世界大戦勃発当時のハワイの様子や世界情勢といった歴史背景のほか、真珠湾という場所に対するアメリカ人と日本人のとらえかたの違いや、英語表記しかない案内板にどのような説明がされているかなどを分かりやすく説明してくれました。
まず最初に真珠湾内のフォード島にある太平洋航空博物館に向かいました。通常、フォード島への一般車両の立ち入りは制限されていて、島へは真珠湾ビジターセンターから出ている専用シャトルバスへ乗り換える必要がありますが、ブルーウエーブツアーでは認定車両を利用しているので、車両の乗り換えもなくアクセスも楽々。待ち時間も最小限で済みます。
太平洋航空博物館の外にあるこちらの管制塔。細野さんに、真珠湾攻撃の時には現役で活躍していたという歴史ある建物だと教えてもらいました。説明がなかったら「ただの古い建物」というだけで、特に注意を払うこともなかったはず。ガイドさんが一緒だと「見るべきポイント」を逃しませんね。
細野さんに博物館の見どころなどを一通り説明してもらったら、日本語音声が聞こえる貸出ヘッドフォンを受け取ります。ヘッドフォンの使い方をマスターしたら各自見学へGo!集合時間まで自由に館内を見学します。
巨大な飛行機が何機も展示されていてテンションアップ~。日本語音声での説明を聞きながら、自分のペースで館内をめぐることができました。
すぐ近くの格納庫79にも希少価値が高い航空機がずらりと並んでいます。こちらの格納庫も真珠湾攻撃のころからあった建物で、真珠湾攻撃の時の銃弾が当たった窓がそのまま割れた状態なんだそう。歴史ある建物を有効利用しているんですね。
こちらの格納庫では、細野さんから「映画トップガンの撮影で俳優のトム・クルーズが搭乗したというF-14トムキャットもありますよ」との情報を入手していたので、格納庫内をトムキャットを探してぐるぐる(笑)。でも見つからない~~。トムはいずこ??
ついにトム発見! でもトムは少し離れた場所にあって近づくことができませんでした。一番奥にある「102」と書かれた機体が、私が探し求めていた「トム」です。至近距離では見学できませんでしたが会えてよかった。
航空博物館には、ここでしか手に入らないレアなグッズがそろったギフトショップもありました。キュートなぬいぐるみやTシャツ、ポスターやプラモデルなど、おみやげにもなるグッズの数々はマストチェック!です。なお、ブルーウエーブツアーでは、ショップでのお買い物が10%オフになる割引券を提供しています。ショップでのお買い物の前に、ガイドさんから割引券を受け取ってくださいね。
バンに乗って次の目的地へ。約5分ほどで、第二次世界大戦から活躍していたアメリカの戦艦で、いまは貴重な歴史スポットとして知られる戦艦ミズーリ号に到着。巨大な戦艦とずらりと並んだアメリカ国旗に圧倒されてしまいます。
ミズーリ号へ向かう途中に整然と立つこちらの男性。細野さんに説明していただくまで、存在さえ知らなかった人物ですが、ミズーリ号はもちろん、日本にも、そしてこの日のランチにも関係があり、アメリカ人の間ではかなりの有名人なんです。貴重な情報を入手できるのも、ガイドさんとのツアーの醍醐味ですね。
細野さんから戦艦の歴史や時代背景などの説明を受けたら、戦艦内の見学へ。艦内見学は、ミズーリ号のガイドさんが担当してくれました。戦艦ミズーリ号は、第二次世界大戦から湾岸戦争にかけて活躍した戦艦で、第二次世界大戦終了時には、この船の甲板で日本の降伏文書調印式が行われた場所としても知られています。
見学では、降伏文書調印が行われた甲板のほか、神風特攻隊の一機が激突したという場所、2012年に公開された映画「バトルシップ」の撮影も行われたという指令室など、艦内の要所を効率よく見学することができました。
1時間ほどの戦艦見学が終わったらお待ちかねのランチ。風通しの良い場所で「海軍カレー」をいただきます。ハワイでカレー? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと理由があるのです。その理由はもちろん博識ガイドの細野さんが教えてくれました。先ほどの銅像とも関係があるほか、日本とアメリカのつながりを感じる感動エピソードなんですが、今はヒミツ(笑)。ぜひツアーに参加して学んでください。
美味しいカレーを食べてお腹が満足したら、ふたたびバンに乗車してアリゾナ記念館へと向かいます。アリゾナ記念館では、海上にある記念館へ向かうフェリーの定員が決まっていて、個人で行く場合には早目の到着が必要ですが、ツアーでの参加なので、待ち時間はほぼゼロ!スムーズにフェリーに乗りこんで記念館へと向かうことができました。
真珠湾攻撃により沈んだアメリカ軍の戦艦アリゾナ号。その戦艦の上にある記念館は、やはり厳粛な気持ちになりました。
ちなみにアリゾナ記念館には、資料館も併設されていて、館内では、大きなパネルや写真、模型も多く、視覚に訴える迫力のある展示を見学できます。館内では大きな声でのガイド行為が制限されていて、「私、時々ですが独り言を言います。ちゃんと聞いていてくださいね」と細野さん。貴重な細野さんの独り言を聞き逃さないよう、参加者みんな、細野さんの近くに集まっていました。
今回このツアーに参加しての一番の感想はかなりお勉強になったということ。情報通のガイドさんが一緒だったので、今まで知らなかったことをたっくさん学ぶことができました。
また、真珠湾へは自分たちでも行くことができますが、アリゾナ記念館、戦艦ミズーリ号、太平洋航空博物館の3つのスポットを自分たちでめぐるのはかなり大変。ツアーだとスイスイと案内してもらえて、とても効率的に一日を過ごすことができましたよ。
最後にガイドの細野さんとツーショット。 お休みの時もツアーで巡る場所の新しい情報を入手するなど、勉強熱心な細野さん。温かい口調で事実をしっかりと伝えてくれる細野さんのガイドからは、日本とアメリカ、両国への愛情と平和への想いを感じました。
ブルーウエーブツアーでは、今回参加したツアーのほかにもお得なツアーを盛りだくさん催行しています。ちなみに私が今回参加した「One Day パールハーバー」とダイヤモンドヘッドへの早朝登山がセットになった「ダイヤモンドヘッドハイキング&One Day パールハーバー」もあり、人気スポットを効率的に一日でエンジョイできるツアーとして大人気です。
ほかにないオリジナルツアーは、ハワイでの時間をより充実させてくれるものばかり。さらに、アロハストリートのウエブサイトでは、「One Day パールハーバー」、「プチトリップ・ノースショア」、「ブーツ&キモズ付きカイルア&ハレイワ」、「ダイヤモンドヘッドハイキング&One Dayパールハーバー」のいずれかのツアーを4名以上で予約された方を、「ダイヤモンドヘッド日の出ツアー(朝食なし)」、「タンタラス夜景ツアー(食事なし)」、「カイルアシャトル」、もしくは「モアナルアガーデン送迎」のいずれかに無料でご招待するお得なクーポンを提供中です。詳しくはこちらでご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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