地球は生きている!ハワイ火山国立公園
吹き上がる噴煙が見られるハレマウマウ火口、オーラが見える溶岩洞窟、海へと続く溶岩ロード...。ハワイへ来たら、火山を見なきゃ損ですよ!
公開日:2016.07.05
更新日:2017.06.28
オーラが見える!?大人気のパワースポット
【サーストン・ラバチューブ(溶岩洞窟)】
広大なハワイ火山国立公園では、火山や溶岩が織りなすさまざまな自然のカタチを見学・体感することができます。
そのひとつが、溶岩洞窟「サーストン・ラバチューブ」。
最寄りの駐車場に車を停め、このようにシダ植物が茂る小道を歩いていくと、ラバチューブにたどり着きます。
溶岩でできた洞窟の中は、しんと静かでひんやりとした空気が漂っています。
この洞窟内はパワースポットとしても知られ、霊感がない人でもこの洞窟内ではオーラが見えるようになるとか!? みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。
ここにも小さな火山が!地球の息吹を体感
【スチーム・ベント】
ボルケーノ・ハウスからキラウエア展望台へと向かう途中の道路脇、地面から湯気が出ているスポットがあります。これが「スチーム・ベント」。
地中の水分が火山の熱で温められ、水蒸気となって放出しています。
火山性ガスのように有毒な成分は含まれていないので、こんなにギリギリ近くに寄ってもOK。地球が息をしているみたいで、面白い〜!
見渡す限り、真っ黒な溶岩大地
「世界の果て」のような景色をドライブ
【チェーン・オブ・クレーターズ・ロード】
サーストン・ラバチューブ(溶岩洞窟)から、海を目指して進む道、それが「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」。
「クレーターが連なる道」という名のとおり、海まで約20〜30ほどのドライブの間、数々のクレーターを見ることができます。
あたり一面、漆黒の溶岩が広がる中を疾走するのは気分爽快!
このあたりは、度重なる噴火による溶岩流が固まり、大地となっています。いくつか展望ポイントがあるので、立ち止まってみてくださいね。
ちなみにこの「マウナ・ウル」は、リツコ編集長が生まれた1969年の溶岩流によるもの。
海までは、このとおり、あたり一面ずっと溶岩が広がります。もの悲しくも美しい光景です。
チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの終点。駐車場があり、小さな売店があります。トイレもありますよ。
この先は車両通行止め。溶岩トレイルになっていて、徒歩で進むことができます。かなり熱いので、水分補給をしっかりと!
さきほどの売店がある駐車場から海までは、すぐそこ。溶岩の地面を歩いていきます。
溶岩は、ギザギザ・ゴツゴツとしたものもあれば、コールタールのようにつややかな見た目のものもあり、表情豊か。自然が織りなすアートですね。
ビーチはなく、溶岩の断崖絶壁になっています。その様子が、さらに「世界の果て」感を演出しています。
上の写真は「ホーレイ・シーアーチ」。溶岩でできた細いアーチに、ハワイ島の荒波が激しく打ち付けます。
いつ来ても、自然のスケールに圧倒される、ハワイ火山国立公園。「南の島の楽園ハワイ」とは違った、恐ろしくも美しい光景を体感できる場所です。みなさんも、ぜひ!!
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