アロハ! ヒロヨです。
アロハストリートスタッフも大好きな和食店「燦鳥(サントリー)」。お店の方から季節を感じるランチメニューのお誘いを受け、サントリーの大ファンであるリツコ編集長と一緒に行ってきました。
お店に到着するとなんと、「せっかくですから、お店自慢のディナーメニューの鉄板セットをお先にどうぞ」とうれしいサプライズが! お言葉に甘えて、実際に食べて実感したサントリーの鉄板焼きおすすめポイントからレポートします。
夜編:鉄板焼きの匠が目の前で調理する料理の妙
実は私、サントリーでのディナーは初体験。今回いただくのはメインの食材を選び、サラダや小エビの香りソテー、鉄板焼き野菜、味噌汁、漬物、お好みのアイスクリームがついてくる鉄板セットメニューです。
おすすめその1:サントリーですからビールです!
まずは飲み物から。サントリーですからもちろんビール! ここではあのサントリー・ザ・プレミアム・モルツの生が飲めるんです。生ビールは管理が大変ですが、さすがサントリー。特別なサーバーでしっかりと飲用時品質にこだわった、このザ・プレミアム・モルツ。美味しくない訳がありません。
最初にじっくり細かい泡を心から愛でてから(笑)、ひとくちゴク!
...罪なビールです。料理の味を壊すことなくホップのアロマもしっかり感じさせ、コクのある大人の味わい。これはもうマストオーダードリンクです。
おすすめその2:お気に入り鉄板職人を見つけたら名前を聞くべし!
豪華食材の美味しさを最大限引き出すのが、鉄板焼きシェフの腕の見せどころ。今回私たちのテーブルを担当してくれたのは、職人歴39年の大ベテラン、ノブさん。お料理のことを質問すると的確に解説しながら、見事なヘラさばきで食べ頃を見極め、流れるように皿に盛るしなやかな動きはさすが! ニコニコとしたやさしい表情にテーブルが和み、常連客に人気なのも納得です。
実は、タイミングが合えばシェフの指名も可能だそうなので、お気に入りのシェフに出会えたら名前を聞いておきましょう。
おすすめその3:あっぱれなUS牛の実力
日本のお肉も良いですが、ここはハワイ。ぜひUS牛の美味しさを知ってほしい! 「アメリカのお肉ってなんだんか大味で、硬いのよねぇ」なんて、ひと昔前のイメージは取り払うべきです。確実に進化しているUSビーフの実力をあなどるなかれ。見てくださいこのUS黒毛牛フィレ(230g/セット価格$52)。焼く前から、間違いなく旨いに違いないしっとり感がにじみ出ています。
ノブさん:「はい、US黒毛牛フィレです。まずはそのまま、あとはお好みでソースをお付けください。お塩でも美味しいですよ」
と、お皿の脇に盛ってくれたハワイ産のレッドソルトは、普通の塩に比べてミネラルも豊富。お肉は繊細な味わいでやわらかく、US牛のレベルの高さに驚愕すること間違いなし。自家製のポン酢ソース、ごまマスタードソースとの相性もばっちりですが、シンプルな塩で食べると肉本来の味がさらに際立ちます。
おすすめその4:鉄板焼きは肉だけじゃない! シーフードも美味~
鉄板セットメニューには、小海老の香りソテーが付いているので、シーフードも堪能できるのは高ポイント。
マヨネーズを塗ってパン粉とガーリック、バジルをまぶして焼き上げられたエビは、表面のぱりっと香ばしい食感がアクセントに。
さらに追加メニューには、あわびや帆立など新鮮な海鮮食材が並びます。おすすめはトリスタン産ロブスターテール($34)。ロブスターって、聞いても見てもテンションが自動的に上がるのは私だけではないはずです。
「ん、甘い!」
プリプリで身が引き締まったロブスターは追加オーダーしてでも味わいたい一品です。
おすすめその5:+$4で注文できる、パラパラふっくらガーリックライス
鉄板セットに付いてくるのは、白ご飯ですが、たったの+$4でガーリックライスに変更できるんです! これはぜひ、お試しいただきたい。
鉄板で手早く調理されたガーリックライスは、お箸でつかむのが難しいくらいパラパラ。でも口に含むとなぜかふっくら。ベーコンの旨味が米粒に絡まって、この上ない幸福感と満足感に包まれるはず。鉄板焼きの〆にぜひどうぞ。
サントリーのディナーメニューは、鉄板セットのほか、鉄板焼きコースやアラカルトなど、バラエティ豊かなメニューをそろえ、食べ物の好みが分かれるグループでの食事にもぴったり。シェフとの会話を楽しみながら目の前で調理された食材を最高のタイミングで食す贅沢体験も、鉄板焼きの特権です。
このほか店内には寿司カウンターや和食ダイニングエリアもあり、食事内容によって席が選べ、まるで和食のテーマパークのよう。ワイキキの中の純日本をお楽しみください。
お昼編:総料理長の技とセンスが光る限定12食の旬菜御膳
ここからが本題! 今回お店を訪れたのは、季節を感じるランチメニューの体験だったことを覚えていますか?鉄板焼きに大興奮し過ぎて本来の目的を忘れるところでした。危ない、危ない...。
ランチタイムは平均$15~$30ほどの豊富なメニューをそろえ、手頃な価格なのにクオリティの高い和食が味わえると大好評。ワイキキにアロハストリートのオフィスがあった時代、何度お世話になったことでしょう。
なかでも、開店してからすぐに訪れても売り切れていることの多い大人気ランチメニューが、月替りの旬彩御膳($28)。一の膳、二の膳におかずが盛られ、ご飯にデザートが付いて、毎日限定12食。毎月内容が替わり、取材を実施した7月は、夏を感じる味わいをテーマに全9品目の料理がずらり。豪華なランチです。
それでは、リツコ編集長が旬菜御膳を紹介します!
一の膳:右から鮪カルパッチョ風、プチトマト葡萄見立て、焼茄子トロロ
リツコ:「もう見た目が涼やかですよね。鮪カルパッチョのトロンとした鮪の赤身の下には、オニオンスライスとなんとミョウガが隠されています。味噌ドレッシングとアボカドソースというユニークな組み合わせで、さっぱりと。そしてもはや葡萄にしか見えないこのプチトマトは、煮切った赤ワインに漬け込んだ一品。甘味が強く、ツルンと食べられます。トロロも海藻入りのネバネバ・パラダイスでたまりません~。」
ニの膳:手前から時計回りに豚角煮・夏野菜、もろこし津久根(つくね)、チーズ茶碗蒸
リツコ:「とにかくすべての味がやさしく身に染み渡る美味しさ! 角煮は圧力鍋でトロトロに煮込んであるので、噛まずに飲めそうな柔らかさ。コクのある甘味の秘密は、はちみつを使用しているから。驚きのチーズ茶碗蒸しは、一見普通なのにスプーンですくうととろ~りとろとろのチーズが絡みつき、和と洋の意外なコラボレーション。でもちゃんと和の味にまとまっているのがさすがです」
ご飯:鰻の小丼、味噌汁
リツコ:「ふっくらした鰻と日本産の米。横に添えられた卵焼きの中にも鰻が入って贅沢~。これぞ日本の味!」
デザート:丸ごとグレープフルーツゼリー
リツコ:「最後のデザートも清涼感たっぷり。グレープフルーツの果汁と果肉を余すことなく使用した冷たいゼリーに、旬のライチと黒豆が味のアクセントです」
リツコ編集長のテンションをマックスにさせた旬彩御膳。独創性あふれるアイディアを散りばめたこれらの料理を生み出すのは、総料理長の上久保さんです。日本に比べ食材が限られているなか、上久保さんのセンスでアッと驚く料理を毎月提案。毎日12食限定なので、確実に食べたい方は電話での予約がおすすめです。
目的や予算に応じていろいろな使い方がきる「燦鳥(サントリー)」では、アイスクリーム進呈(ランチ)と10%オフ(ディナー)になるアロハストリートのクーポンが利用できます。現地日本人から絶大な指示を得る人気店で「ああ、日本人で良かった」と感謝したくなるような、心に響く和食を堪能ください。
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