レンタカーだと楽しさ倍増のハワイ島!後編
ダイナミックなハワイ島は、レンタカーだと最高!ドライブ旅の魅力をたっぷりレポートします。給油やレンタカー返却の方法も要チェック!
公開日:2016.07.25
更新日:2017.12.19
アロハ! メグミです。
オアフ島とは景色も交通事情もまったく異なるハワイ島。
とにかく広大なため、徒歩での観光は、ほぼ不可能!
ザ・バスのような交通機関も、ほぼ皆無!!
だからこそレンタカーが必須なハワイ島の旅。
でもいちばんは...
ドライブそのものが楽しい!!!
そんなハワイ島レンタカーの旅レポート、後編をどうぞ〜!
「ハーツレンタカー」で、ハワイ島東側のヒロから、反時計回りで西側コナを目指している私たち。
島の北部中央に位置する高原の町「ワイメア」へやってきました。ワイメアは、全米でも最大規模といわれる「パーカー牧場」があり、牧場地帯として有名です。
道の両脇には、牧草を食べる馬や牛たちの姿がたくさん見えます。高原地帯ならではの、霧がかって少し湿った空気が漂います。
ワイメアを抜けると、ついにハワイ島の西側です!
牧草地帯のワイメアからうって変わって、低木と、枯れ草のような植物が地面を覆っています。
進行方向の右側は海へと続き、左側にはマウナケア山の裾野が広がっています。
南へと進むにつれて、緑がなくなり、黒い溶岩でできた地面が顔をのぞかせてきました。
ビューポイントがあったので、ちょっと車を停めて降りてみましょう。
なにもない......ダイナミック!!!
荒涼とした、溶岩の大地。
黒い地面を這うように生える、乾いた草。
その向こうに広がる青色は、海と空が融け合っています。
レポート前編の出発時、ヒロ側の緑豊かな景色とは、まるで別の惑星にでも降り立ったかのよう。
この光景を体感できるのが、
ハワイ島ドライブの醍醐味なんです!!
海岸線を走る幹線道路。
起伏のない、まっ平らな溶岩の大地が続きます。
空が広いよ〜!!
そして......レポート前編からお気づきかと思いますが、ハワイ島の道路って、
基本的に片側一車線
なんですよ。もちろん、部分的に複数車線になる道路もありますが、ほんのわずか。
そしてこの通り、
交通量がものすごく少ない
だから、むちゃくちゃ運転しやすいんですよ〜!
気をつけなきゃいけないのは、スピード出しすぎぐらい。
海外での運転が初めてでも、大丈夫!...それがハワイ島ドライブの良いところ。
...とはいえ免許取得から一度も運転していないペーパードライバーだったりすると、ちょっと話が違ってきますが(笑)。
週末しか運転しないサンデードライバーぐらいだったら、ぜんぜん大丈夫だと思います。
さて。
ハワイ島コナでの滞在地、「ワイコロア・ビーチ・リゾート」にやってきました。
ゲートをくぐり、敷地内へと入ります。
すると...?
乾いた溶岩から一変、みずみずしい〜!
整備が行き届いたリゾート内は、緑がたくさん植えられていて、まるで砂漠にとつぜん現れるオアシスのよう...。
ワイコロア・ビーチ・リゾートはとにかく広大で、数々のホテルやタイムシェア、ショッピングセンター、ゴルフ場などがあります。
このリゾート内だけでも、徒歩での移動なんて...
無理!!!
レンタカーさまさまです。いや本当に。
今回、コナ側での宿泊は、こちら。
「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」です!
チェックイン後、お部屋までボートで移動。広すぎて、もはやホテルというよりテーマパークのようなスケール感(笑)。
ヒルトンには3つの客室タワーがあるのですが、そのなかでも今回、リノベーションして新しくなったばかりのパレスタワーに泊まりました。
モダンで都会的なインテリアが素敵です〜!
お部屋も、かなり広々。
パレスタワーの新しいお部屋の様子は、また改めてしっかりレポートしたいと思います。
日が沈む、たそがれ時。
大きな空にひろがる雲に、夕陽の赤が映り、まるで世界が燃えているかのよう...。
オアフ島の夕陽も美しいですが、ハワイ島ではVOG(火山性のガス)のせいか、赤やオレンジ、ピンクの鮮やかな色が空いっぱいに広がり、とってもドラマチックな夕焼けが見られるんです。
おやすみ、ハワイ島...。
さあ、朝です!
朝食は、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジの中にあるカフェ「ワイコロア・コーヒー・カンパニー」で。
オアフ島で大人気のホノルル・コーヒー・カンパニーが、ここではワイコロア〜の名前で営業しているんですよ。
こういう遊び心、けっこう好きです(笑)。
ホテルをチェックアウトし、コナ側を遊びますよ〜!
まずやってきたのは、同じくワイコロア・ビーチ・リゾートの敷地内にある「クイーンズ・マーケットプレイス」。
注目ショップからレストラン、フードコートまでそろう人気のショッピングセンター。「ハワイ島でお買い物といえば、ここ!」というメジャースポットです。
新しく「マリブ・シャツ」がオープンしていました!
昔のデザインを復刻したヴィンテージ・テイストのTシャツやトートバッグなどのグッズがそろいます。全部欲しくなる〜!
パンナムのロゴグッズもありました。
かわいい...。
ショッピングを楽しんだら、そろそろランチタイム。
車に乗って、目的地へと向かいます。
「ワイコロア・ビーチ・リゾート・ゴルフ」に到着。
ランチなのに、なんでゴルフ場に来たのかって?
それは......?
自家製ベーコンが自慢のレストラン「マイ・グリル」があるから!
ここの食事がもう、本当に最高なんですよ〜。詳しくは、以前レポートしているのでそちらをぜひご覧ください(レポートこちら>>)。
レポートを書いたオープン直後に比べ、メニューも内装もさらに素敵にパワーアップしていましたよ。
悶絶モノの美味しいベーコン料理を生み出すシェフ、アレン・ヘスさん(左)とリツコ編集長(右)。
コーヒーも美味しいので、食後にぜひオーダーしてくださいね!
さて、リゾートから出て、40分ほど南へドライブ。
カイルア・コナのダウンタウンにやってきました。
見どころは、いちばんの繁華街である「アリイ・ドライブ」周辺。
ひなびた港町の雰囲気。
この、ごちゃごちゃとした猥雑さ、けっこう好きなんです。
旅情を感じる場所ですね。
このアリイ・ドライブ周辺は、小さなおみやげ屋さんやカフェ、レストランがぎっしりと立ち並んでいて、ハワイ島では珍しく徒歩で回れるスポットです。
無料の駐車場が少ないのが難点ですが、「寿司しおの」が入っているコンプレックスか、ハワイ島のご当地スーパー「KTA」があるコンプレックスには、広めの駐車場がありますよ。
帰りのフライトの時間が近づいてきました。
このダイナミックな景色とも、そろそろお別れです。
...が、空港へ行く前に、給油しましょう!
ハワイでも、レンタカーは「満タン返し」が基本です。ただし車を借りる際、ガソリン込みのコースにしている場合は、給油不要です。
ハワイのガソリンスタンドは、自分で入れるセルフ方式。
車を給油機の前に停めたら、レジに行きます。
レジは上の写真のように、小屋になっているところもあれば、併設のコンビニがある場合はコンビニのレジで手続きしてくれます。
レジで、給油機の番号を伝え、クレジットカード払いか現金払いかを選びます。
現金の場合は、「いくら分の給油をしたいか?」を聞かれるので、料金を先払いします。
でも、レンタカーの車がいくらで満タンになるのか見極めるのって、難しいですよね...。もし払いすぎたり、足りなかったりしても、レジに行けば返金・追加ができるので、大丈夫です。ちょっと面倒くさいですが。
クレジットカードの場合は、カードをレジに預けて給油するか、カードをシャッと読み取らせてからカードは受け取って、給油する場合もあります。いずれの場合も、給油してから精算となるので、ふたたびレジに行ってくださいね。
ちなみに、アメリカで発行したクレジットカードを持っている場合は、レジに行かず給油機で直接支払いができます。
さて。
レジで給油機を開けてもらったら、いざ、給油です!
まず、ガソリンの種類を選びます。給油機によって操作がじゃっかん違うのですが、ノズルを引き出し、ノズルの下に入っていたレバーを上げる方法が一般的です。
車の給油口を開けます。
運転席の下のほうに、こんなボタンがあるので、手前に引きます。すると、給油口のフタがオープン!
車内にこういうボタンがない場合は、直接、給油口のフタを押すと、たぶん開くと思うので、やってみてください。
給油口はだいたい2枚扉になっているので、中のフタも開けて、ノズルを差し込みます。
あとはトリガーを引いて、ガソリンを注ぎこみましょう!
満タンになったら、自動的に止まるので、ご安心を。
念のため、車のガソリンメーターが満タンになったのを確認してから、レジに行って精算しましょう。
空港で、レンタカーを返却します。
必ず、「CAR RETURN」のサインがあるゲートから入ります。
指定の場所に車を停めると、係の人が来てくれるので、最初にもらった書類を渡します。
「ガソリンが満タンになっているか」などをチェックし、レシートを受け取って、終了です。
忘れ物がないよう、くれぐれもご注意を!
ドアのポケットや、ダッシュボード下の収納など、最後にもう一度チェックしましょう。
コナ空港では、専用シャトルに乗って空港の搭乗カウンターまで向かいます。
専用シャトルは頻繁に運行しているのが、ありがたい。
ストレスフリーですね〜。
ちなみに今回、ハーツレンタカーで、ヒロ空港で借り、返却はコナ空港という「乗り捨て」をしましたが、レンタカー会社によっては乗り捨てができないところもあるので、事前によく確認してくださいね。
コナ上空から見下ろす景色は、こんな感じ。
レポート前編の冒頭、ヒロ上空の緑あふれる光景と見比べてみると、ハワイ島の自然がいかに多彩な表情を持っているか、おわかりいただけると思います。
今回、取材旅行のため2泊3日でしたが、ほかにもハワイ島には火山国立公園や、マウナケア山頂の天体観測、島南の黒砂海岸やサウス・ポイントなどなど、見どころが満載なので、最低でも3泊、できれば4泊以上の滞在がおすすめでです。
2016年12月21日よりハワイアン航空の羽田-コナ直行便が就航予定で、日本から便利に行けるハワイ島。
自由気ままなレンタカーで、最高のドライブ旅を楽しんでくださいね!
この記事を書いた人
マローン恵(メグミ)
アロハストリート副編集長。ワイキキ、マノア、モンサラット、マキキを経て現在はカイムキ在住。好きなものは地ビールと地コーヒーと地チョコレート(全部発酵食品!)。ハワイ島取材班としても意欲的に活動中。
Twitterアカウント:@Megumiinhawaii
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