アロハ! ケイです。
アロハストリートでお仕事を始めて以来、いろいろな「人生初」にチャレンジしてきた私ですが、ぜったいコレだけは一生乗ることはないだろうな〜と思っていたある乗り物に、ついに乗ってしまいました...。
それはセスナ機!
しかも乗っただけじゃなくて、操縦までしちゃったんです。
車の運転すらままならない私が、です。
いま思い出しても冷や汗が出ます。
そんな私の人生史上ありえない出来事を実現させてしまったのは、サエコさん(写真右)。
キャピキャピッとした元気でキュートなキャラクターでファンも多い彼女は、オプショナルツアーやアクティビティを催行するパイナップル・ツアーズ・ハワイの代表。
このかわいらしい見た目とは裏腹に、セスナのインストラクター免許まで持っているカッコイイ女性なのです。
さて、飛行機に乗り込む前に、まず最初にびっくりした事柄を動画でご覧ください。
サエコさんが「ちょっと離れて待っててくださいね〜♪」と、扉の中に消えていった直後、まさかドアごと壁が持ち上がっていくなんて衝撃でした。
セスナを格納庫から人力で引っ張り出して、乗り込みます。いやぁ、セスナって、めちゃくちゃ軽いんですね...(不安)。
ヘッドフォンを装着していよいよ出発っていうところ、この私の引きつった笑顔から、当時のドキドキ&バクバクを読み取っていただけるのではないでしょうか。
っていうかサエコさん、出発前に操縦の仕方の説明とかしてくれないんですか!?
サエコ:「滑走路についてからね〜☆」
ひぃいい!こ、心の準備が...
滑走路に向かう途中、サエコさんは管制塔と無線でやりとりをします。
命の安全に関わるやりとり、完璧な英語力が必要な場面です。サエコさん、かっこいい〜〜!!
サエコ:「ではケイさん、操縦桿をにぎって、右に曲がるときは右、左は左、下がるときは押す、上がるときは引く〜」
おっ、カンタン〜!
サエコ:「それじゃ、飛びますよ〜〜♪」
えっ、もう!?
滑走路を走るスピードが上がって、サエコさんの合図で私が操縦桿をゆっくり引いた直後、ふわっと飛び上がっていました。
サエコ:「上手じょうず〜☆今日は、ワイキキのお天気が良くないので、コオリナの方へ行きますよ。左へ曲がってください〜」
いやいや、サエコさん、副操縦桿から完全に手を離してるじゃないですかぁ!わたしには荷が重すぎます...(半泣き)。が、なんだかんだで無事曲がれました。
わりと丸投げされる操縦が荒療治的で、さすがの私でもだんだん慣れて余裕が出てきました。
地上に滑走路があるかぎり、ハワイでなくともどこででも飛び立てるセスナですが、アメリカ本土で免許を取得したサエコさんいわくハワイの空はとっても飛びやすいんだそう。なぜなら、お天気がほぼ毎日安定しているから。
なるほど〜〜!
そんなわけで初心者の私でも操縦しやすい環境なんですね。
飛行も安定しているので、サエコさんに許可をもらえば(「もちろんどうぞ!byサエコ」)自分のカメラやスマホで写真撮影もできますよ。
動画もどうぞ↓
コオリナ方面にもぶあつい雨雲があり、動画では少し揺れてしまいましたが、乗っていたときはさほど気になりませんでした。
アロハスタジアムやパールハーバーの上空です。空から見ることなんてないので、新鮮!
コオリナのディズニーリゾートがチラッと見えたあたりで、再び操縦桿は私に。
離陸した空港へ帰るために大旋回します。
このままひっくり返っちゃうんじゃないかと本気で思ったくらい傾いて、ぐるっと方向転換。
それにしても、山がきれいだ〜〜。
どんどん都会になっていくオアフ島ですが、まだまだこんなにたくさんの緑が残っているんだな。
空港へ戻る空中で、パールハーバーの真上を飛びました。
海に浮かぶ白い細長い建物は、アリゾナ記念館。真珠湾攻撃で撃墜された戦艦アリゾナ号が、いまもその下に沈んでいる場所です。
海底の戦艦からにじみ出る重油が白い線のように、はっきりと見えました。
さぁ〜〜、いよいよ着陸のとき。
さすがに難易度が高すぎる着陸だけは、サエコさんがやってくれるので、安心。生きて帰れる、よかった!
ぜひ、ダイヤモンドヘッドのシルエットも見えた動画で着陸の瞬間を一緒に味わってください↓
飛んでいたのは30分くらい。あっという間ではあったのですが、目に入るものと体で感じるものすべてが新しく、もっと長い時間だったと思うくらい充実感のあるひと時でした。
乗る前から不安がっていた私でも安全に楽しめたのは、サエコさんの経験や実力はもちろんですが、全身から放つビッグな安心感のおかげ。
もう一度セスナに乗りたいかと聞かれたら、サエコさんとなら乗る!と答えますね(笑)。
パイナップル・ツアーズ・ハワイでは今回のセスナ体験操縦のほか、夜のライトアップの景色をたのしめるナイトセスナ(超オススメ!by サエコ)、リムジンのチャーターや、元女優の相楽晴子さんと行くツアーなど、ユニークでいて、かゆいところに手が届くようなきめ細やかなサービスのオプショナルツアーを提供しています。オリジナルのプランにも対応してくれるそうなので、まずは気軽にサエコさんへご相談を!
- この記事をあとでまた
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