アロハ！ メグミです。

ハワイ島取材班のリツコ編集長と私。
今年12月より、ハワイアン航空の羽田-コナ直行便が就航することもあり、ちょくちょくハワイ島に取材に出かけているのですが、そんな中...。

「日曜の夜しかやっていないとんかつ屋さん」
「オープンしたばかりなのに予約で満席」
「地元ロコが帰る時、次の予約も入れていく」

...という噂を聞きつけたのです。
これが事実なら、すごい！ ぜひ取材せねばと思い、さっそく出かけてきましたよ〜！

（※2017年3月追記：人気を受け、同店はハワイ島ヒロの空港近くに常設店「アオマツ」として移転オープンしました。詳しくはこちら＞＞）

やってきたのは、こちら。

「あれ、なんだかアジアっぽい内装だけど...？」
と思いましたか？

そう、ここは「ヒロ・サイアム」というタイ料理レストランなのですが、日曜の夜だけは「Aomatsu Siam（アオマツ・サイアム）」の名で、とんかつ屋さんとして営業しているのです！

「Aomatsu Siam」の主宰者が、こちらのおふたり。
左：Aokiさん（ディレクター）
右：Komatsuさん（シェフ）

Aokiさんは、ハワイ島在住28年。レインボーパパイヤの生産者「パパイヤ青木」さんとして、地元ヒロでは有名人です。

メニューは、いたってシンプル。

ヒレカツ、ロースカツ、チキンカツ、シーフード（ホタテ、海老、イカ）のフライ、お子様メニュー、そしてカツカレーの6品。

すべてのメニューにお味噌汁とごはんが付いてきます。

どれにしようか悩みつつも、やっぱり王道のヒレカツをオーダー。

かなりボリュームたっぷり！
日本サイズの1.5人前ぐらいはありそうです。

お箸で持ち上げた瞬間にわかる、パン粉のサクサク感。
シェフがパンから削ってつくる生パン粉を使用しているのだとか。

これは、お味のほうも期待できそうじゃないですか！？

王道のとんかつソースもありましたが、まずは自家製の味噌ソースをつけて...。

では、いただきます！！

これは...もう私の顔から察していただきたいのですが...。

厚みのあるお肉はふんわりやわらかく、外のコロモはカリッと揚がっていながらも、絶妙なしっとり感。そのふたつが、噛みしめるほどに旨味のハーモニーを奏でます。

これぞ日本のとんかつ！
うまい、うまいです！！

付け合せのポテトサラダも、いいお味なんですよ〜これが。
ポテサラ好きとしては、これだけでもおかわりしたいほど。

店内のホワイトボードに、ププ・スペシャルが。
1番の「牛のたたき」も、いただいちゃいましょう！

つやっつやのビーフ。火の通り具合が絶妙です。
もちろんお味もさっぱりおいしく、あっという間に食べ切ってしまいました。

「メニューにはまだないんだけど、ちょっとコレも味見していってよ」（Aokiさん）

なんでしょうか、コロッケ？

「ハワイ島産の紫芋を使ったコロッケ。自信作。美味しいよ！」（Aokiさん）

断面、けっこう紫ですね。

では、リツコさん、試食どうぞ！

「ん！！！！！」（リツコ）

どうなんですか？

「ん〜！ イモだね！！ すっごいお芋の味がする〜！！」（リツコ）

...ちょっと、アワビの時もそうでしたが、食レポになってませんよ〜！（笑）。

この後、私も試食させていただきましたが、紫芋自体が甘いので、ほっくり甘いコロッケという感じ。かといってスイーツ的な甘味に留まらないのは、程よくひき肉が入っているから。とんかつソースをかけると、さらに紫芋の甘味が引き立って、美味しかったです〜。

ちなみにこの紫芋コロッケは、お持ち帰り用に商品開発を進めているところで、ゆくゆくは「おみやげ」として販売していく予定なのだとか。
新しい「ハワイ島の名産品」になる予感！

「Aomatsu Siam」のみなさん。
Aokiさん＆Matsuさんの両家族によって経営されている、アットホームなお店です。

いやじつは、みんな家族だというのは、取材の最後で知った話で...。
フロアで働く方たちが、とっても手際が良く、感じが良かったので、
「ここのスタッフは働き者だね〜（ハワイなのに...苦笑）」
と、リツコ編集長と話していたぐらいなのです。

家族でやっているのに、味もサービスも、手抜きなし。
素晴らしいなあ...。

Matsuさんのお孫さんも、頑張ってます！

「Aomatsu Siam」は、日曜夜17:00〜21:00のみの営業で、入店には事前予約が必要です。ハワイ島ヒロに日曜日に滞在する方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめですよ〜！

（※2017年3月追記：人気を受け、同店はハワイ島ヒロの空港近くに常設店「アオマツ」として移転オープンしました。詳しくはこちら＞＞）