※この記事は2016年10月14日に公開されたものです。
アロハ! ケイです。
カカアコの新築アパート、ワイキキのDIYコンドミニアムに続きまして、今回ご紹介する「リアルなハワイライフ」第3弾は、ちょっと特殊な「一軒家」にお住まいの方。
それでは、どうぞ〜!
<住人データ>
名前:アズミさん(20代/学生)
出身:神奈川県横浜市
ハワイ歴:3カ月
職種:学生
休日の過ごし方:隣のお家で開催する音楽会へ行ったり、BBQ、ビーチ、オアフ島観光など
<お部屋データ>
エリア:カイムキ
建物:一軒家
家賃:月$750(約7.5万円)、電気・水道代込み
間取り:4ベッドルーム、2バス&トイレ、システムキッチン、洗濯機・乾燥機、お庭
お家はダイヤモンドヘッドのふもと、ファーマーズマーケットでおなじみのKCCから徒歩5分ほどの、閑静な住宅地にあります。
このエリアの庭付き一軒家の家賃相場は月$3000(約30万円)前後。
では、アズミさんの家賃がたったの$750の理由はというと...じつはこのお家、数人で一緒に住む「シェアハウス」なんです!
【シェアハウスのオーナー】
こちらのシェアハウスの持ち主はこのお二方。
ジェイソン・アオキさん(写真左)と、コズエさん(写真右)です。
いわゆる「大家さん」なんですが、シェアハウスの住人のみなさんの保護者的存在として、かなりのホスピタリティを提供するめちゃくちゃ頼れる存在。
さらにもう1組、このお家に必要不可欠なファミリーもいるんです。
【レジデンス・マネージャー】
レジデンス・マネージャー(住み込み管理人)の、ジョーンズさんファミリー。
奥さまのヒヅさんは日本人なので、困ったときはなんでも相談できます。
ジョーンズさんファミリーは、シェアハウスの住人のサポートをしているのはもちろんですが、女性オンリーのシェアハウスなので、防犯のためや、安心感を与えてくれるという意味でも、大切な存在です。
それでは、お家の中へお邪魔しま〜す!
【玄関〜リビング】
こちらは玄関。
古き良きプランテーションハウス風ポーチがステキ!
それもそのはず、このお家はジェイソンさんのおばあさまから受け継いだ、歴史あるもの。
木造ですが、お手入れが行きとどいていて、とってもきれいです。
玄関を入ってすぐあるのが、明るくて広いリビング。ここは住人の共同スペースです。
その奥にお部屋が4つあり、それぞれ学生さんや、ハワイで働いている日本人の女性が住んでいます。どのお部屋もジェイソンさんやコズエさんが面接をして、常識があり信頼できる人と判断された人だけが入居することができます。安心と安全のために、とてもしっかりと管理されているんですね。
リビングから玄関ポーチの眺めも、ステキだなぁ〜。
映画に出てきそうなお家です。
それでは今回登場してくれるシェアハウスの住人のひとり、アズミさんのお部屋へ!
【お部屋】
こちらも広くて明るいお部屋です。
机、ベッド、サイドテーブル、鏡、クローゼットは備えつけ。
ベッドシーツだけ、入居日に大家さんのコズエさんと一緒にお買い物に行き買ってきたものだそう。
ジェイソンさんとコズエさんは、そういったお手伝いもしてくれるのです。
ハワイに到着したばかりって、どこにどんなお店があるのかさっぱりわからないので、連れて行ってくれる人がいるとありがたいですよね〜!
お部屋の窓からは海が見えます〜〜!!
ちなみに手前にある白い屋根のお家は、アズミさんがときどきお出かけする「音楽会」の開催場所。近所では有名なスポットだそうですよ。
クローゼット。
スーツケースひとつでハワイに来たというアズミさん、うらやましいくらいミニマムなライフスタイルです。さらにこの巨大クローゼット、なんと部屋に3つもあります。コンドミニアムやアパートでは考えられない収納の多さ!
日本では自動車の販売のお仕事をしていたというアズミさん。
3年間せっせと働いたのち、夢だったハワイ暮らしを実現させたのだそう。
いまはアラモアナにある語学学校で毎日英語の勉強をしています。忙しすぎて、最近になってやっと初めてノースショアのガーリックシュリンプを食べたることができたとか。次の目標は、「水着を買うこと(笑)」と話していました。
さて、一軒家を何人かでシェアするなら、気になるのがプライバシー問題。こちらのシェアハウスでは、かなりしっかりとした設備があり、各お部屋のドアに鍵をかけられるようになっています。
ナンバー式なので、うっかりカギを失くしてしまうということもないですよね。
万が一、番号を忘れてしまった場合は、ジェイソンさんやコズエさんがヘルプしにきてくれます。
【バス&トイレ】
アズミさんともうひとりの住人の2名でシェアするバスルーム。
シャワールームには、各自シャンプーやボディソープが置けるラックがふたつ付いています。
かわいくデコレーションされたおトイレ。
トイレットペーパーホルダーもふたつあるので、自分のぶんを使います。
各自で管理できるので、ストレスがなさそう!
こういった、生活に必要な消耗品の補充もそうですが、ルームシェアにつきものなお悩み「だれが掃除をするか」って、どうなっているんでしょう?
はい、ちゃんと当番制でした!リビングの壁にドーンとついたホワイトボードが、お掃除当番表になっています。お掃除をきちんとしたら、○をつけるシステム。これなら平等ですよね。
また、奥の「掲示板」は、シェアメイトへお知らせしたいことや伝言があるときに利用します。
このほか、シェアハウスのルールとしては...
☆家を出るときは必ず鍵を閉める
☆土足厳禁
☆キッチンをキレイに使う
☆バスルーム使用後は次の人のためにキレイにする
☆リビングに私物を置かない
☆朝8時前、午後10時以降は共有スペースは静かに使う
☆洗濯は午前8時から午後9時まで
さらに、
☆ボーイフレンドの来訪OK(お泊まりはNG)
☆友人を泊める場合は1回にひとりまで
☆2泊以上の滞在はルームメイトの了解を得る etc...
言葉にして書くとたくさんあるようですが、日本人ならすべて常識の範囲内ですよね!
むしろ彼氏を連れてきていいとか、女友だちのお泊まりOKって、かなり寛容なルールだと思います。
【キッチン】
キッチンも広いですよ〜。冷蔵庫、炊飯器、オーブン、トースター、電子レンジ、ジューサーは共用です。
食材を保管する大容量のパントリーも、4人分それぞれあります。
アズミさんは、学校のクラスメイトと数人でコストコにお買い物に行って、量が多すぎるものはみんなで分けたりするそうです。賢い!
【洗濯機・乾燥機】
洗濯機と乾燥機はお家の外側、ガレージ内にあります。コイン式で洗濯が1回$1.25、乾燥が$1.75です。
取材が終わると、空はピンク〜紫のグラデーションに。
懐かしさを感じる、温かみあふれるお家の居心地が良すぎて、つい長居してしまいました。
私もここに住みたいな〜〜!
でも、住人のみなさんはあまりの居心地の良さに、何年も続けて住んでいる方ばかりなので、次の空きが出るのはかなり先になりそうとのこと。
大家のジェイソンさんは、このカイムキのシェアハウスのほかに、マキキ地区のルームシェアなど、いくつかの賃貸物件を保有しています。
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さて、アロハストリートでは、ステキなハワイライフを叶えてくれる「お部屋情報」ページを提供しています。
アパートやコンドミニアム、一軒家のレンタル物件からルームシェア情報まで、日本語で詳しく紹介されています。物件に関する問い合わせも日本語OKなところがほとんどです。掲載随時更新されているので、ハワイに住んでみたい人はぜひチェックしてみてくださいね!
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