リアルなハワイ留学に迫る!カフェで英会話
新企画!実用的な英会話フレーズを織り交ぜながら、ハワイ留学のリアルなアレコレをご紹介。第1回は先生と一緒にカフェへレッツ・ゴー!
公開日:2016.11.30
更新日:2017.06.28
アロハ!ヨリエです。
ハワイで暮らしてみたいな、と思ったことはありますか?
日本からハワイを訪れる人たちの目的や理由はさまざまですが、そのうちのひとつにあるのが、語学留学という形。
語学留学と言っても、人によって多種多様なスタイルがあるわけですが、共通しているのが、みなさんイキイキと輝いている!ということ。そんな、イキイキとしたハワイでの学校生活をいろいろなテーマで取材し連載する、新コラム「実録ハワイ留学!使いたくなる英会話コラム」をスタートします!
留学に興味がある人にも、ない人にも気軽に読んでいただき、「ハワイで英会話を学びながら暮らすこと」をリアルに感じていただけたらうれしいです。
ワイキキにある語学留学「ハワイ・パームス・イングリッシュ・スクール」にご協力いただき、ユニークなプログラムや生徒のライフスタイルに、すぐに使える実践的な英会話フレーズを盛り込んでご紹介します。
どうぞお楽しみに!
第1回:先生と一緒にカフェへ行こう!
語学学校での英会話レッスンは、長期であれ、短期であれ、基本的に教科書をもとに順を追って勉強しますよね。その基礎があってこそ英語力が伸びることは重々承知しているのですが。
海外にいて使う日常的な英会話って、意外と教室では学ばないことも多いのが現実。せっかく英会話を勉強するなら、基礎力と同時に、役立つ会話力を身につけたいですよね!
先日、ハワイ・パームス・イングリッシュ・スクールで実施しているプライベート・レッスンに参加してきたんです。ここのプライベート・レッスンの面白いところは、場所や人数、内容をすべてカスタマイズできるところ。たとえば、子どもとお父さんが先生と一緒に動物園に行き、動物に関する会話を英語で学んだり、先生とふたりでレストランに出かけたり。
しかも、入学登録料なしで、誰でも1回から参加OKなんです!長期で学校に通う生徒がオプションとしてプライベート・レッスンを受けてもいいし、旅行中に1回きりのアクティビティとして取り入れてもいい。かゆいところに手が届くサービスですよね。
この日は、実際に学校に通う生徒2人(左から:ユミコさん&セイヤくん)と先生(右:ケイトリン)、アロハストリート編集部のエリカ、私の5人で出かけました。
天気が良く、風が清々しいワイキキ。教室から一歩出ると、お店もビーチもあるこの環境...贅沢過ぎませんか?いいな、セイヤくん。スケボで通学してるのかな?
向かった先は、学校から徒歩3分ほどの場所にある「ハワイアン・アロマ・カフェ」。最近オープンしたカフェで、プールサイドの開放的な雰囲気が素敵です。英語を勉強しながら、ワイキキのお店もチェックできるなんて幸せ!
さて、今回のテーマは、カフェでオーダーの仕方を習い、その場で実践してみよう!というもの。
正直、カフェでオーダーをするって、どんなに英語がビギナーの人でも、身振り手振り、できちゃうものですよね。ハワイは英語を母国語としない人たちに対してとても寛容な人が多いので、つたない英語でもやさしくフォローしてもらえますし。
しかし、だからこそ、正しい言い方をなかなか覚えない!状況に応じて、話し方をアレンジできたらカッコイイですよね〜。
注文の前に、まずは練習から。
ケイトリン:みんな何をオーダーしたい?オーダーしたいものを付け足してみて。
I'd like a cup of ___.
(アイド・ライク・ア・カップ・オブ ___。)
May I have a cup of ___?
(メイ・アイ・ハブ・ア・カップ・オブ ___?)
I'll have an iced latte.
(アイル・ハブ・アン・アイスドラテ。)←冷たいラテをください。ドは「ドゥ」のように発音。
Can I have a bagel?
(キャナイ・ハブ・ア・ベーゴー?)←ベーグルをください。ルはあまり言わない。
ヨリエ:氷を少なめでお願いしたい時に、「ライト・アイス」って言うのは知っていますが、正しい伝え方を教えてください。冷たいラテを氷少なめでお願いしたいです。
ケイトリン:人によって言い方は違うけど、よく使われるのはこれかな。
May I have an iced latte? Light on the ice, please.
(メイ・アイ・ハブ・アン・アイスドラテ?ライト・オン・ジ・アイス、プリーズ)
たとえばミルクを豆乳に変えるなら、
May I have an iced latte with soy milk? Light on the ice, please.
(メイ・アイ・ハブ・アン・アイスドラテ・ウィズ・ソイミルク?ライト・オン・ジ・アイス、プリーズ)
なるほど。長年ごまかしながら「ライト・アイス・プリーズ」って言っていましたが、ようやくちゃんと伝えられます。超個人的な体感値ですが、ハワイの冷たいドリンクって氷の量が半端ない。文化の差?私のお腹の弱さが原因?いずれにせよ、今日からスマートにオーダーできると思うと、なんだか大人になった気分!
ケイトリン:注文の前にちゃんと挨拶するのを忘れないでね!
そうそう、注文の前に笑顔で「Hi」を言えるだけでも、「英語しゃべれます感」がグッと出ますよね(笑)。礼儀正しすぎる日本の接客にはない、フレンドリーなアメリカ流挨拶。英語を使う現場では振る舞いも大事です。
では、練習したフレーズを使い、実際に注文してみます!
ユミコさんもセイヤくんも、ちゃんとできました!習いたてホヤホヤをすぐに実践できると、覚えやすいですよね。
Cheers!
(チアーズ!)
コーヒーを飲みながら、みんなで自由におしゃべりタイムです。このくらいの少人数だと発言のチャンスが多く、居心地も良いですよね。教室とは違って気軽に話ができるのがポイント!
で、話題は、よく使われるけれど、答え方がいまいち分からない英会話について。
Q.「How's it going?」って、言われたら、どう返したらいいですか?
日本の教科書で必ず習う「How are you?(元気?調子はどう?)」と似たような意味で、ちょっと違うこのフレーズ。ハワイでも頻繁に使われますが、答え方をみなさんご存知ですか?
ケイトリン:正しくは、「It's going great!」のように「It is ___.」で答えるけれど、「Pretty good.」みたいに短く言ってもOK。 「How are you?」は、「あなた」についてきいているのに対し、「How's (How is) it going?」はあなたの「生活」とか「過ごし方」について聞いているから、「I am」ではなく「It is」で答えるのが正解。そう答えた後、どんな風に過ごしているのかを具体的に付け加えることが多いかな。
たしかに、アメリカ人って、質問しなくてもよくしゃべる印象(これも私の体感値)。「自分はこうしてるよ」ってひと言付け加えられると、英語しゃべれます感が増すんだな、きっと!
Q. ハグのタイミングがよく分かりません。
ハワイでは会う人同士ハグを交わすのが日常茶飯事ですが、握手だけだったり、手を振るだけだったり、いろいろなシチュエーションがあります。私は自分からグイグイ行かない派なので相手に身を任せますが(笑)、親密度によってマナーみたいなものがあるのか、実際よく分かりません。もちろん個人差はるでしょうが...先生、教えて!
ケイトリン:私はブラジル出身だから、自分の国では誰にでも親しみを込めて、ギュッとハグやキスをするの(両頬にブチュッとキスをするジェスチャーをしながら説明)。その文化に比べると、アメリカはもう少し距離を取る文化。日本人はお辞儀だけでしょう?アメリカは日本とブラジルの間くらいかしら。
ふむふむ、アメリカ人は意外と距離を取りたがる?...これについては、もう少し調査が必要かもしれません(笑)。英会話はもちろんですが、文化って、とても奥深いですよね。英語は言葉を覚えるだけでなく、体験して感覚で身につける要素もたくさんあります。こうやって教室の外に出て、ハワイを見て、感じながら、あれこれ質問ができる先生がいてくれることは、とても貴重ですよね。
ちなみに、今回参加した生徒のユミコさん(右)はハワイにコンドミニアムのお部屋をお持ちで、ハワイに何度も来られている方。英語のレッスンのほかにも、ヨガに参加されたり、アクティブに過ごされています。セイヤくん(左)は、日本の定時制高校で教育を受けながら、ハワイ・パームス・イングリッシュ・スクールで英語を勉強中の16歳。サーフィンとスケートボードが大好きでハワイ生活を楽しんでいる様子でした。先生いわく、「何でも挑戦したい」という気持ちが強い彼は、勉強の意欲もダントツにあるのだとか。
学校では別々のクラスの二人ですが、先生を含め、とても仲が良さそう!アットホームな学校の雰囲気が伝わりました〜。私もここの生徒になりたい...!と思ったのが正直な感想です。
今回参加したプライベート・レッスン、素敵なプログラムだと思いませんか?使える英会話や文化を学びながら、いろいろな人と仲良くなれる。そして、何より楽しい。勉強は楽しくなくちゃ!ですよね。
料金は、今回の場合1名につき1時間$35(講師のドリンク代などは別途)。場所や人数により料金が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
学校の中はこんな感じ↑
超アットホームで居心地最高〜。
次回は、ひとりの生徒のハワイ生活に密着!学校生活だけでなく、ライフスタイルもじっくりご紹介したと思います。どうぞお楽しみに!
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