※グローバル・ビレッジ・ハワイ・イングリッシュ・センターは休学中です。(2020年7月現在)
アロハ! ケイです。
移民が多いハワイでは、英語を第二言語として学ぶための教育機関が充実しています。
英語学習をベースに、ハワイならではのカルチャー体験や人との出会いを楽しむプログラムが豊富な学校もあれば、大学・ビジネスレベルの英語力を目指すカリキュラムが組まれている学校など、とにかく千差万別。
今回はその中でも、ハイレベルな英語が身につくと評判の「グローバル・ビレッジ・ハワイ・イングリッシュ・センター」へ潜入し、いったいどんな授業が行われているのか、実際に体験してきました!
この日、私が参加したクラスの生徒さんたちがこちら。
ヨーロッパや日本以外のアジア出身の人しかいないクラスでした。必然的にクラス内の共通語は「英語」となります。
というか、この学校では母国語禁止!!なんです。
この英語漬けな環境を「イマージョン」と呼び、母国語でない言語を習得するための教育法のひとつとして、世界的に導入されている手法です。
たとえ同じクラスに日本人がいたとしても、学校内では英語で話さないといけません。
厳しいですが、本気だからこその厳しさ!
グローバル・ビレッジでは8つのレベル別クラス制を実施していて、入学時と学期中に頻繁に行われる実力テストによって、随時その生徒のレベルにあったクラスへ入ることができます。
この日、私が参加したクラスは最上から2つ下のレベル6(TOEIC700点台が目安)。流暢な英語で意思疎通がとれる人たちが集まるクラスでした。
ハワイ在住6年の私ですが、授業についていくのがやっとです...。
そして授業を受け持つ先生は、アメリカ出身もしくはアメリカ英語スピーカーの人ばかり。
これ、意外と重要です!
英語にも日本語と同じように「方言」が存在し、たとえばアメリカ人が話す英語と、オーストラリア人が話す英語には大きな違いがあります。
将来、アメリカの大学へ進学したい、就職したいという夢があるなら、こだわっておきたいポイントです。
1時間目はボキャブラリーのクラス。
この日の授業テーマは「オリジナル・スーパーヒーローを生み出す」でした。校内のコンピュータースペースで、アメコミのヒーローについて調べて、それをヒントにグループごとにヒーローを作るというもの。
ヒーローの性別にはじまり、性格、弱点・強点、外見の特徴、移動は空を飛ぶのか海を泳ぐのか瞬間移動するのか、etc...。
日本語で考えるのもハードな課題なのに、それを英語でポンポン出さないといけないんです。久しぶりに脳みそフル回転!刺激的でした〜。
2時間目はコミュニケーションのクラス。
生徒同士でグループを作り、先生が用意した質問をお互いに聞きあいます。このときは、「ハワイへ来る前、ハワイに来たら何をしたいと思っていましたか?」という質問。
私の相手のノエミちゃんは、スイス出身の女の子。ハワイに来たら、海のないスイスにはいない、イルカを見てみたかったそうです。
...というのを、私がみんなの前で発表しました。
授業の一環として、生徒同士で英会話のキャッチボールをする、というのはよくありますよね? でもその内容を、ましてや相手の情報を全員の前で発表するとなると、気合いの入り具合が断然ちがう!
しかも全員に聞こえるように、声を張らないといけないので、自信がないからとモジモジしている場合じゃありません。
でも先生が一句一句しっかりと聞いていてくれていて、どんなに些細な間違いもすぐに訂正してくれるのが心強かったです。
また、英語での会話中に使えるとかっこいいイディオム(慣用句)の練習もしました。たとえば「When pigs fly...」は直訳すると「豚が空を飛ぶとき...」ですが、不可能なことを言うときに使います。こういう言い回しをサラッとできると、上級者っぽいですよね!
ひと通りいろいろな会話のキャッチボールを教室内で練習したあと、先生がパッと立ち上がり「Let's go!」とクラスを飛び出しました。
「あれ?もう終わり?」と思ったら、なんと生徒を連れて隣の別のクラスへ乱入したではありませんか!
乱入したレベル5のクラスの生徒たちへ、同じ質問をしていきます。
レベル5の生徒たちもみんな十分に英語の理解力がありますが、よりわかりやすく質問をするよう気をつける分、こちらの英語の応用力が必要になります。
また、レベル5の生徒たちも自分より一段高いレベルの生徒と関わることで、上昇のモチベーションにもつながりますよね。
生徒のやる気を引き出すのが上手な授業内容だなぁ〜。
こんなにハイレベルな授業内容のグローバル・ビレッジですが、超初級であるレベル1はTOEIC100〜249点が目安。英語での意思疎通が難しい、というくらいの実力でも入学できて、がんばり次第ではどんどん上にあがっていくことが可能です。
宿題もたっぷり出るそうなので、英語を本気で身につけたいという人に断然おすすめの語学学校です。う〜ん、私も本気で英語の再勉強をしたくなりました。
しかも、グローバル・ビレッジの魅力は授業内容のハイレベルさだけじゃないんです!
◆ 便利すぎる立地 ◆
グローバル・ビレッジ・ハワイがある場所は、アラモアナセンターの山側からすぐ。ウォルマートの並びにある、茶色いビルの11階。
1階には現在、ロコに大人気のパン屋さん「JJ2ベーカリー」があるので、朝ごはんやランチに学生も先生もヘビーユーズしています。
オアフ島全域への路線が通るバス停もすぐそばなので、ホームステイでホノルル市外に住む生徒も、ルームシェアや寮で市内に住む生徒どちらも通いやすい!
◆全教室オーシャンビュー!◆
グローバル・ビレッジ・ハワイは全教室オーシャンビュー。
もちろん勉強も大事ですが、せっかくのハワイ生活、現地ならではの学生ライフを楽しめる点も魅力的ですよね。
◆ラウンジ◆
校内には、生徒が休み時間に友人とおしゃべりをしたり(もちろん英語のみ)、ランチを食べたり、テレビでスポーツの試合を観戦したりと、どんな使い方もアリのラウンジがあります。wi-fi完備なので、日本の家族や友人とLINEやSkypeで通話するのもOK。
◆放課後のアクティビティがたくさん!◆
大きな掲示板に、月曜日から日曜日までのアクティビティの参加を募る紙が貼られています。
本来ならお休みの土・日曜までアクティビティの提供がされているのって、すごい!
勉強も遊びも、生徒にハワイ生活を思う存分楽しんでほしいという、学校の想いが伝わる掲示板ですよね。
◆アクティビティが本格派◆
この日の放課後に開催されていたアクティビティはフラ。
先生はカネオヘで活動するハラウや、日本各地のハラウのクムフラを務めているマーリーン・ナヴァヒネ・クラオカ先生。そんなすごい先生に、フラを教えてもらえちゃうなんて驚きです。
グローバル・ビレッジのアクティビティではこのほか、ジェイク・シマブクロさんの弟であるブルースさんが講師を務める(日によって異なる)ウクレレレッスンや、グローバル・ビレッジの先生と一緒に地ビール店でビールやププを楽しんだり、フットボールの試合を見に行ったりと、参加自由のアクティビティが日替わりで提供されています。
グローバル・ビレッジに通う生徒は10代後半の学生世代から、社会人経験のある大人世代、定年を迎えたシニア世代までさまざま。年齢・時期問わず、どんな英語レベルからもスタートできる、本気で英語を身につけたい人のための語学学校です。I-20(学生ビザ)を取得できる点も強みです!
また、グローバル・ビレッジはカピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)をはじめ、アメリカ本土の大学やカナダの大学と提携しているので、将来的には大学まで進みたいという人のお手伝いもしてくれますよ。興味があるけど、何から始めたら良いかわからないという方は、まずは日本語で気軽にお問い合わせを!
グローバル・ビレッジ・ハワイ・イングリッシュ・スクール
- 住所
- 1440 Kapiolani Blvd., パシフィック・ガーディアン・タワー11F, Suite1100, Honolulu, HI 96814
- 電話番号
- 808-943-6800 (日本語OK)
- この記事をあとでまた
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