アロハ!ヨリエです。
毎年、ハワイ各地で世界中の映画作品が上映される「ハワイ国際映画祭(HIFF)」が、今年は11月3日(木)〜13日(日)に開催されます。心に残る素敵な映画作品との出会いがあるので、私もとても楽しみにしているイベントなんです。
開催が近づいてきた先日、映画祭で上映される作品のひとつであるドキュメンタリー映画「The Calling 〜神様から与えられたお仕事〜」のプレビューが行われました。重度の脳性まひを負いながら画家として多くの人たちに感動を与え続ける浅井力也さんと、彼と共に歩むお母様の浅井三和子さんの人生を20年に渡り追いかけた、長島一由監督による作品。映画を見終わると、なんだかとても励まされている自分がいました。
映画の主人公である力也さんと三和子さん親子、このほかにも、日頃から二人をサポートする多くの人たちと、地元ハワイのメディアが駆けつけていました。アロハストリートでコラムを執筆しているピアニストのCHIYOさん(力也さんの右側)は、映画の挿入曲を手がけています。CHIYOさんのピアノや、ジェイク・シマブクロさんのウクレレなど、音楽も素敵でとても癒されました。
ぜひ映画館へ足を運んでいただきたいので、内容について多くは触れませんが...。自分にとっての「天職」とは、挑戦し続けること、社会に貢献することなどを深く考えさせられるドキュメンタリー映画でした。
プレビューイベントでお会いしたご本人たちがとても温かい人柄で、映画で観た、二人が持つ人を惹きつける力にも納得。
「大変じゃないというと嘘になるけど、私はとても幸せ」とおっしゃっていた三和子さんの言葉が印象的でした。今年32歳になる力也さんですが、一度も文句を言ったことがなく、自宅では毎日「ありがとう」という言葉と気持ちが溢れているのだとか。当たり前のことですが、当たり前のように常に表現することって、なかなか難しいですよね。
そんな愛情に満ちた親子が、ここからまた、将来のために人生を切り開こうとする姿を観ることができ、私もがんばろう!と、思えたのでした。
みなさんはこの映画を観て、どんなことを感じるのでしょうか?
この機会にぜひ、映画館に出かけてみてくださいね!
■第36回 ハワイ国際映画祭の詳細はこちらでチェックを>>http://www.hiff.org/
■「The Calling 〜神様から与えられたお仕事〜」
チケット購入はこちら>>http://program.hiff.org/films/detail/calling_from_the_heaven_the_2016
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